抜け毛や薄毛の対策で、運動もしているし栄養のバランスにも気を使っているという人は多いのではないでしょうか。
しかしそんな人の中にも、気を付けているのに抜け毛が増えたり、髪が薄くなってきていたりしている人がいますよね。
運動や食事に気を使っているのになぜ?と思っているかもしれませんが、実は洗い方や乾かし方といった髪のケアに問題がある事があるようです。
洗い方に問題があると言われても、どんな洗い方や乾かし方が良いの?という人も多いですよね。
そこで今回は、正しい髪の洗い方と乾かし方をご紹介します。
Contents
髪に良くない間違った洗い方
髪に取って洗うという行動は、汚れを落としたり皮脂や角質を洗い流すといった事からも、非常に大切な事です。
しかしただ適当に洗えば良いのか?というとそうではなく、しっかりと頭皮や髪の事を考えなダら洗う必要があります。
正しい洗い方をご紹介する前に、どんな髪の洗い方が髪や頭皮にダメージを与え抜け毛の原因になってしまうのかという事を、ご紹介します。
髪に良くない洗い方1・・・一日に何度も洗う
髪の毛を洗う頻度が多いと実は、抜け毛や薄毛に繋がってしまいます。
同意事かと言うと、例えば出勤前や外出前に髪の毛を洗ってしまうという人はいませんか?
寝ぐせ直しや気分をすっきりさせるために朝シャンをするという人も多いですよね。
確かに何度も洗うと髪の汚れは綺麗になりますので、髪のケアとして良い様にも思えます。
しかしこの髪を洗うという行動は、基本的に同時に頭皮を洗うという行動なのを忘れては活けないのです。
髪を洗う際に、頭皮を一緒に洗っているのですからシャンプーをする度に皮脂が洗い流される事になりますので、どちらかと言うと洗いすぎという状態です。
皮脂は頭皮を守る役割を持っているのですが、皮脂を洗い流し過ぎると頭皮を守るための皮脂が少なくなってしまいます。
そのため頭皮から失われた分の皮脂が分泌されるのですが、この時分泌される皮脂は通常の分泌より多くなってしまいます。
そうすると皮脂の過剰分泌といった状態になってしまい、頭皮環境が悪化してしまうのです。
特に過剰分泌された皮脂は毛穴に詰まりやすく、詰まった皮脂に紫外線があたることで酸化してしまい、頭皮を刺激してしまうのです。
この刺激によって頭皮トラブルを引き起こしてしまい、場合によっては通院が必要になるケースもあるほどなのです。
髪に良くない洗い方2・・・傷つける洗い方
髪を洗う際に、ゴシゴシと力を入れて洗ってしまっている方も多いですよね。
綺麗に洗う事は大切ですし綺麗に洗う事は大切ですが、この洗い方は頭皮に傷を付けてしまう事があります。
この傷を付けてしまう洗い方は、頭皮の損傷や皮脂の過剰な洗い流しの原因になっていしまい、皮脂の過剰分泌による頭皮の炎症や傷を付けることによる頭皮編もダメージを引き起こしてしまいます。
そうすると髪をしっかりと育成する機能が十分に働かないため、健康な髪の育成ができないばかりか髪の維持ができないため、髪のサイクルが崩れる原因になってしまい薄毛に繋がってしまいます。
髪に良くない洗い方3・・・洗い残しがある
髪を洗う際に皆さんが考えている事はおそらく、綺麗に洗うという事ではないでしょうか。
しかしっ綺麗に洗うという考え方は同じでも、洗い方には個人差があります。
そのため綺麗に洗っているつもりでも、洗い残しがあるという事があります。
特にシャンプーの泡がまんべんなく付いていると綺麗に洗えていると思っている人は、洗い残しが多い傾向にあります。
これはしっかり洗えていると思っている為に、洗い方が雑になってしまったり、シャンプーのつけすぎによってシャンプーが残ってしまう原因になってしまいます。
シャンプーが残ってしまっていたり、汚れが残っているという状態は汚れやシャンプーのカスが毛穴に詰まってしまったり、頭皮の炎症を引き起こしてしまう原因になる為、それが原因で抜け毛が増えてしまう事になります。
髪の乾かし方も抜け毛の原因になる
髪を洗ったかとのケアの方法によっては、抜け毛が増えてしまう原因になってしまうようです。
例えば乾かすタイミングや乾かし方という事なのですが、どんな乾かし方が髪に良くないのでしょうか。
髪に良くない乾かし方1・・・長くドライヤーを当てる
髪を良く乾かす事は髪のケアでとても大切な事です。
しかしドライヤーの熱を長く髪に当て続けると頭皮が弱ってしまう可能性があります。
ドライヤーの熱は髪を乾かすほどの熱量がある為、頭皮の潤いが無くなってしまい乾燥する事で、頭皮のトラブルを引き起こしてしまいます。
また頭皮に長時間ドライヤーの熱を当てると、頭皮が汗ばんでしまう事もあり、洗ったばかりの頭皮に角質が詰まってしまいそれが原因でヘアサイクルが乱れてしまいます。
髪に良くない乾かし方2・・・自然乾燥&直ぐに乾かさない
ドライヤーの熱が髪に良くないと言う話は、抜け毛や薄毛に悩んでいる人の中では血行有名な話です。
しかしだからといってドライヤーを利用せず、自然に乾燥するのを待つ(乾かさない)というのは更に問題です。
髪が濡れた状態でいると、髪に埃が付きやすくなってしまいます。
その髪に付いた埃が、頭皮に付いてしまうと毛穴を塞いでしまう原因になってしまいます。
中には乾かすけれども、髪を洗った後しばらくして乾かすという人もいますよね。
しかしこれも同様に埃が付きやすい時間を提供している為、頭皮環境を悪化させてしまう原因になってしまいます。
髪に良い洗い方と乾かし方は?
髪を間違った方法で洗ったり乾かしてしまったりすると、頭皮環境が乱れてしまい抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。
ではどのようにすると、髪をしっかりとケアできるのでしょうか。
正しい髪の洗い方・乾かし方1・・・髪を洗うのは一日一回
髪の正しい洗い方の基本は、一日一回だけ髪を洗うという事です。
髪を一回洗うだけでは綺麗に洗えている自信が無い、何度も洗わないと気持ち悪いという人も多いですよね。
しかし一日一回入念にしっかりと洗う事で髪も頭皮も綺麗になります。
寝ぐせが気になる場合にも、洗うのではなく湿らせて乾かす様にしてみてはいかがでしょうか。
正しい髪の洗い方・乾かし方2・・・しっかりとまんべんなく洗う
髪をしっかり洗わなければ、頭皮環境が悪くなってしまいますので、髪を洗う際にはしっかりとまんべんなく洗い残しが無いように洗いましょう。
しかしどのようにしたら綺麗に洗えるの?という人も少なくはないですよね。
そんな人におすすめなのが、部分ごとに分けて洗うという事です。
一気に洗うため洗い残しが増えるのですから、頭頂部・前・後ろ・左右といったように部分ごとに洗うようにしてみてください。
洗う際には、爪を立てず指の腹でゆっくりと揉むようにして洗うと頭皮を傷つけてしまう事がありません。
この時注意してほしいのは、シャンプーは一回分という事です。
泡が出ないからと追いシャンプーをしてしまうと、シャンプーのすすぎ残しの原因にもなりますので注意してください。
洗った後にシャンプーをすすぐ際は、洗った時間の倍の時間シャワーですすぐと綺麗にすすげますので、おすすめです。
正しい髪の洗い方・乾かし方3・・・しっかり水分を取った後のドライヤー
髪を洗った後はしっかりとタオルで水分を吸収しからドライヤーを使ってサッと乾かします。
ポイントとしては、髪の半分ほどがタオルドライによって乾いたことを確認してからドライヤーで乾かすと、長時間ドライヤーを当てずに済みますのでおすすめです。
またドライヤーを当てる際も近づけすぎず、20センチから25センチくらいの感覚を意識して行うと、頭皮の乾燥を防ぐ事ができます。
正しい洗い方で髪を元気に
いかがでしたか?髪を正しく洗えていましたか?
正しい髪のケアはいつまでも髪を元気に保つ為にとても大切な事です。
髪を維持したい、抜け毛を改善したいという人は是非試してみてください。
しかし現在痒みなどの炎症がある場合には、まず皮膚科等を受診して頭皮の炎症を改善するようにしてくださいね。