女性の薄毛

あなたの抜け毛は1日何本?薄毛女性の抜け毛に関する疑問と真実

あれ?また髪の毛抜けてた。何だか最近、抜け毛の量が多くなった気がする…

そういえば、髪が抜ける事に不安を抱くようになったのはいつからだったかな…

気が付くと抜け毛が増えていると実感しだすのは、成人してからという方が多いでしょう。

成人とは言っても、30代以降の方で多く見受けられます。

男性の方が女性に比べて頭皮が薄くなっている方が多いですが、女性でも薄毛や抜け毛に悩んでいる方は沢山いるのです。

自分の頭皮から抜け落ちる毛の量は異常なのか、普通の量か気になります。

抜け毛に関する疑問とその真実についてご紹介致します。

一日に何本くらい抜けるものか?

抜け毛は一日におおよそ50本から100本近く抜けるものとされています。

この数字を聞いて「え~多すぎる」と驚く方もいれば「なんだ、結構多めみたいだから私の抜け毛は許容範囲だわ」と感じる方もいるでしょう。

頭に存在する髪の毛の量は、全体でなんと10万本程もあります。

この数字を聞くと、平均して一日に抜ける髪の量が50本から100本とかなりの幅もあり、決して多くはないと思いませんか?

正常な量と分かれば、髪をブラシや手ぐしで梳かした時に抜け落ちる髪の毛に焦る気持ちに悩む必要はなくなりそうです。

産後の抜け毛が酷いが正常なのかしら

世の中の多くの新米お母さんを悩ませているのは出産後の赤ちゃんのお世話ばかりではありません。

お母さん自身の身体にも様々な変化が訪れる場合もあります。

その1つが、出産後に髪の毛がごっそりと抜ける現象です。

今まで見たこともないような抜け毛の量に驚愕したという方も多いでしょう。

これはホルモンバランスの乱れが大きな要因となっています。

出産するまでの間は、お腹に宿った新しい命を守る為に女性ホルモンが沢山分泌されていました。

しかし、我が子をこの世に送り出すという大役を終えると、女性ホルモンは急速に減少してしまうのです。

こうして抜け毛が増えだすのは主に産後2ヶ月以降からとなり、産後6ヶ月頃までに沢山の抜け毛を目にする機会が増加するのです。

ところが、この状態が延々と続くことはもちろんありません。

始まりがあれば終わりは訪れます。産後から約1年を目途に抜け毛のオンパレードが、落ち着く方は多い傾向です。

ただし、ここにストレスが絡んでくると抜け毛の量や期間にも差が生じます。

産後は言葉の話せない手のかかる赤ちゃんのお世話で睡眠不足に陥ります。

その結果、心のバランスも乱れがちとなり、抜け毛が増えたりする可能性もあるのです。

シャンプーのし過ぎで抜け毛が増える?

便利で豊かな時代になり、自宅にお風呂があるご家庭が殆どです。

ですから、毎日の入浴時に頭を洗う事を当然としている方もいるでしょう。

しかし1日1回と大抵みなされている入浴は、きれい好きやお風呂好きの方からすれば当然とも言えません。

1日に2、3回入るケースもあります。その結果、必要以上に頭をシャンプーし過ぎており、抜け毛を招く恐れが考えられます。

頭皮には皮脂がありますが、これをシャンプーなどを用いて頭を洗い過ぎると必要な皮脂まで取り去る事に繋がります。

皮脂は脂分ですが、髪の毛の育成に必要な水分を守るフタの役割を担っています。

適度に皮脂がなければ、水分が蒸発してしまい乾燥し抜け毛を誘発するのです。

毛穴に詰まった汚れや余分な皮脂を取り去る目的で、1日1回程度のシャンプーをするだけで抜け毛が増えるというのは、考えにくい事です。何事もやり過ぎは禁物で、適度にが大切でしょう。

ただし、回数に拘り乱暴に頭を洗って良いという事では、もちろんありません。事前に入浴前に予め髪を梳かしておいたり、ぬるめのお湯でシャンプーを掌で泡立ててから洗髪を開始しましょう。

熱いお湯は乾燥の原因になります。シャンプーの成分が頭に残らないようにしっかりとすすぐ事も忘れないようにしましょう。

髪の毛を触りすぎると抜け毛が増えるって本当?

これは真実とされる理由が挙げられています。

暇さえあれば髪の毛を触っている人、いますよね?

どちらかと言えば、男性よりも女性で髪の毛に触る方は多い傾向にあります。

そもそもなぜ触っているのでしょうか…髪の長い方だと枝毛探しに没頭していたりします。

枝毛は嫌なものですが、あの2つに枝分かれしてしている毛を割くのが楽しくてハマってしまうという時もあるでしょう。

時には何本も枝分かれしている毛を見つけて驚くこともあります。

この時、髪の毛にただ触っているのではなく髪を引っ張って見ていたりします。

この引っ張るという行為は、余計な刺激として頭皮に加わり、髪の抜けやすさを助長させることに繋がっています。

また女性ですと、長い髪を指先に撒いてクルクルさせるなんて少し昭和的なことをするのも髪を引っ張っているのと同じ刺激を与えていますから控えるべきです。

そして、手にはご損じの通り沢山の油分や汚れがついています。

その手で髪を触ると、当然髪の毛にも汚れが付き、毛だけではなく頭皮も汚れて抜け毛の原因を招くので
注意するべきでしょう。

髪の長さは抜け毛に関係あるのか

長さがある方が、抜けやすいイメージが強いでしょうか。

ですが実際には、長さはあまり関係していないようです。

ショートヘアーの方とロングヘアーの方の抜け毛を比べて見ると、本数は同じでも、どうしてもロングヘアーは長いので多く見えるように感じられます。

ところが、それはただの視覚の問題に過ぎないのです。

長さがあるという事は、それだけ重みがあります。

しかし、とてつもなく長い髪のような状況でなければ、それ程大差はないと考えられているのです。

ただし、髪の長さがある事で生じるデメリットはあります。

濡れた髪を乾かす時を想像してみて下さい。

この時、ショートヘアーとロングヘアーでは、当然ながらロングヘアーの方が乾くまでに時間が掛かります。

つまり、それでだけドライヤーを当てている時間が長くなり、乾燥を招いたりブラシを使ってブローするものなら髪の毛を引っ張っているのです。

好みのヘアースタイルは当然ながらありますが、ケアの方法を適切に行って行かないと抜け毛に繋がるのです。

高齢者は髪が抜けやすい?

若い人に比べると、新陳代謝も活発ではなくなるのです。

その為、新たな髪の毛の成長を助けることに欠かせない細胞の育成機能が低下し、段々と髪が抜けてしまうのです。

ホルモンのバランスも毛の成長に深く関わっていますので、ホルモンの減退も要因の1つです。高齢になって抜け毛が多くなったら恥ずかしくて外を歩きたくないと思う方もいるでしょう。

ですが、頭皮のマッサージを施して滞りがちな血流を促進させたり、乾燥しやすくなっている頭皮に潤いを与えるなどの予防策はありますので、諦めずにチャレンジしてみましょう。

抜け毛に関する疑問と真実をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

毎日抜ける髪の毛ですが、1日に50本から100本近くも抜けると初めて知った方もいると思います。

日常生活の中で特に抜け毛を目にするのは、やはり入浴中でしょう。

排水溝に流れていく髪の量で、もしいつもよりも多いなと感じる時が来たら、様々な要因が絡み合っているかもしれませんので注意して見ておくと良さそうです。

ですが、いちいち抜けた髪の本数を1本1本丁寧に数えるような事をしていると、余計なストレスとなり髪の成長にも影響しかねません。

髪を労り、いつまで健康的な髪が生えてくるようにケアをしていくことが大切です。