髪の毛専用の香水「ヘアコロン」
ご存知の方も使ったことがある方も多いのではないでしょうか?
ふとしたときに髪の毛からふわっといい香りがしたら素敵ですよね。
今回は知ってはいるけど、詳しくはよくわからない、という人が多い、[ヘアコロン」について、使い方や気をつけた方が良いこと、選び方や自分て作る方法などをご紹介したいと思います。
Contents
ヘアコロンってなに?
ヘアコロンは、その名前の通り、髪の毛用のコロン。
髪の毛を良い香りにしてくれるアイテムです。
ヘアコロン単体で売られている場合や、シャンプーと同じメーカーが、シャンプーと同じ香りのヘアコロンを販売していることもあります。
効果をプラス
最近はただ、良い香りというだけではなく、プラスの効果があるものがたくさんあります。
・美髪成分が配合されているもの
・静電気防止効果のあるもの
・トリートメント効果のあるもの
・UVケア効果のあるもの
・ツヤを与えてくれるもの
・傷んだ髪を補修してくれるもの
など、効果が付属しているものがたくさん!
もはや、ヘアコロンというよりは良い香りの持続するヘアケ用品という位置づけになりつつあります。
ヘアコロンの種類
ヘアコロンにはいくつか種類があります。
スプレータイプ、ミストタイプ、フレグランスタイプ、クリームタイプなどがあります。
それぞれの特徴を詳しく説明します。
スプレータイプ
一番多いのがミストタイプです。
ドラッグストアなどでも手軽に購入でき、比較的リーズナブルなものが多いのも特徴です。
ミストタイプは手軽なのですが、香りが長持ちしにくいといった特徴もあります。
長時間香らせたい場合には不向きですが、ちょっとの時間だけ香っていればいい場合には逆にミストタイプが重宝します。
朝つければ、お昼のランチ時には香りは弱まっていますので食事の邪魔にもなりません。
リーズナブルなものがたくさんあるので、いくつか揃えて気分によって変えることができるのもミストタイプのメリットです。
スプレータイプ
缶に入ったスプレータイプは均一にスプレーすることができるのが特徴です。
均一にできるので、付け過ぎ防止にもなり、初心者の人にもおすすめです。
小さめの容器のものを選べば、外出先でも気軽に使用することが出来ます。
スプレー缶なので、液漏れしにくく持ち運びにも便利です。
フレグランスタイプ
フレグランスタイプはミストやスプレータイプのように希釈されていないものになります。
身体用のフレグランスと一緒ですね。ただ、髪の毛専用に作られている、という違いになります。
フレグランスタイプが一番、香りの持続性はあります。香りも他のタイプより強目のものが多いので、TPOには気をつけて使用しましょう。
クリームタイプ
クリーム状や乳液状になっているタイプです。
髪の毛の乾燥も防止できるので、冬場におすすめです。
手にとって塗るので手が洗える場所でないと使用できないというところがデメリットになります。
持ち運びには向いていませんね。
ヘアクリーム代わりに使用できるので、髪の毛が乾燥してまとまりにくい、などの悩みがある人におすすめです。
皮脂でベタつくタイプの人には油分が多めなのでおすすめできません。
ヘアコロンの選び方
ヘアコロンはどうやって選んだらいいのでしょうか?
自分にあったおすすめの選び方を紹介します。
香りで選ぶ
なんといっても1番は好きな香りで選ぶこと。
ヘアコロンはそもそも、香りを楽しむためのもの。
好きな香りで選ぶのが1番です。
持続性で選ぶ
長時間香らせたい人はフレグランスタイプ
数時間だけ香りを楽しみたい人はミストタイプやスプレータイプ
あまり長くても、短くても嫌な人はクリームタイプ
と、香ってほしい時間で選ぶ方法もあります。
効果で選ぶ
静電気が気になる人は静電気防止効果のもの
パサつきが気になる人は潤うタイプ
髪の毛のダメージが気になる人は補修効果のあるもの
ツヤが欲しい人は艶出し効果のあるもの
など、付属している効果で選んでもいいでしょう。
ヘアコロンを使うときの注意点
いい香りに包まれることのできるヘアコロンですが、使用にあたって注意点がいくつかあります。
付けるときの参考にしてくださいね。
つけすぎに注意
つけすぎては、香水同様、まわりの人々への迷惑となります。
すれ違ったときにほのかに香る程度、60センチ以内のパーソナルスペースにだけ香る程度に付けるのがマナーです。
満員電車で香るなんてもってのほかです。電車に乗る予定があるときは携帯できるタイプや、詰め替えできるものを持ち歩き、電車を降りてからつけるようにしましょう。
香りは人によって好みも違うもの。自分が好きで快適な香りでも、他人からしたら苦痛になることも。
人によっては香りのせいで、吐き気や頭痛といった症状が出ることもあります。
周りへの配慮を欠かさないことで、ほのかに香る、素敵な女性になることができるのですね。
混ざった香りに注意
気をつけて欲しいのが、いろんな香りが混ざった状態になってしまうことです。
シャンプーの香り、柔軟剤の香り、ヘアコロンの香り、化粧品の香り、香水の香り・・・。
それぞれ単体ではいい香りでも混ざってしまうと強烈なものになってしまいます。
自分では気が付かなくても、柔軟剤もシャンプーも思ったより香っているものです。
へコロンを使用したい時は、柔軟剤は無香料にするなどの工夫が必要ですね。
また、シャンプーやトリートメントの香りとヘアコロンの香りが混ざってしまうことがあります。
せっかくの香りが台無しになってしまいますよね。
そんな時は、シャンプーやトリートメントと同じラインでヘアコロンを販売しているメーカーのものを選ぶと、同じ香りなので混ざることもありません。
ヘアコロンは作れる!
好みのヘアコロンがないとき、または好きなトリートメントやアロマの香りのヘアコロンがあったら、というとき。
ヘアコロンを自分で手作りする方法もあります。
<洗い流さないトリートメントで作る方法>
洗い流さないトリートメントを精製水で薄める
スプレー容器に入れる
使用する際はよく降ってから使いましょう
<好きな香水から作る方法>
好きな香水2滴をスプレー容器に垂らす
精製水を200ml、椿油2滴を入れ、よく混ぜる
<好きなアロマオイルで作る方法>
スプレー容器に好きなアロマオイルを2滴垂らす
精製水200ml、椿油2滴を入れ、混ぜる
どの作り方も保存料などは入っていないので、1,2週間で使い切れる量を作るようにしましょう。
作ってから時間が経ったものや、直射日光などが当たる場所に放置したものなどは劣化している場合がありますので、使用しないようにしてください。
頭皮が炎症を起こしたり、かゆみの原因になることがあります。
また、肌についても大丈夫なものですが、万が一かぶれや赤みなどの症状が出た場合はすぐに使用を中止して医師の診察を受けてください。
まとめ
いかがでしたか。
髪の毛がふわっと香ると自分でも動くたびにいい香りがして、気分もあがりますよね。
使用方法やマナーを守って、自分もまわりも快適に過ごせるような使い方で、さりげなく香る大人の女性を演出してみてくださいね。