最近若い女性の間で人気のある「ミックスハーブ」をご存知でしょうか。
実は髪に良い成分が沢山含まれています。
ミックスハーブが髪に与える効果はどうなのでしょうか。
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ミックスハーブの美容成分
ミックスハーブは、さまざまなハーブ類や髪に良い成分がたくさん混合されているものになります。
アムラ
この実には育毛効果があると知られているのです。
さらにオイルにすることで、頭皮の感染症にも効果があるため、マッサージオイルとしても非常に貴重なものになります。
アムラはトリートメントとしてもお使いいただくことができます。
アムラを適量の水またはぬるま湯に溶かしてから、髪に塗ります。
そして5分~10分置いた後、洗い流します。そうすると髪と地肌を健やかに保つことができます。
細くてコシがない髪のボリュームを出す時は、シャンプーで洗髪された後、アムラをトリートメントと混ぜて塗ることで、髪にコシとハリが出てボリュームがアップします。
また、お肌に使用するときには、ボティ洗浄やパックとしてもお使い頂けるのですが、アムラはビタミンCの含有量が豊富で酸性が強いため、パックに使用する時は、色の白い方などにはシミができないとは言えませんので、ご注意ください。
そのため髪以外、お肌への使用する際は、アムラは単体で使用するのではなく、ムルタニミッティやニームパウダーの他のハーブと混ぜてお使いいただくことをオススメします。
アムラの特長
アムラの実は梅の実と同じ大きさになります。
1粒でレモン30個分のビタミンCを含んでいるのです。インドでは健康フルーツとして使われています。
そして、食用・化粧品・ヘアケア剤等の多岐にわたって利用されているのです。
鉄分も多く含んでいるため、髪の毛に対しては頭皮を改善すると共に、髪の毛にハリとボリュームを与えられます。
また、シカカイよりも酸性度が高いとも言われています。
酸性度が高いということは、髪毛のキューティクルの開きを締めるために、リンスは使用する必要がなくなります。
また、シカカイパウダーと大きく異なることといえば、アムラには洗浄能力がないということです。
そのため、シカカイとアムラを混ぜることによって粘性のペーストを作り出すことが出来るのです。
アムラとシカカイは良い相性なのです。
それでは、相性のいいシカカイとは?
シカカイ
フケを取る効果があることで昔から有名なのですが、最近ではその育毛効果があると注目が集まっているのです。
シカカイの特長
シカカイには天然の洗浄成分であるサポニンを多く含まれており、髪はタンパク質でできていますので、タンパク質を損なわずに洗髪ができるのはシカカイの特徴となり、優れものになりますので、トリートメント効果もあります。
髪の毛と頭皮には汗や埃に混じった雑菌が付着してしまいますね。
善玉菌は頭皮や髪を保護する目的をもっています。
そのため、洗浄能力の高いシャンプーで洗髪してしまう、保護膜としてのバリアを取り除いてしまうため、オススメできません。
その点シカカイはある程度、洗浄力が低いもので洗うことにより、汗や埃と悪玉菌を洗い流してくれるのです。
しかし、泡立ちがありませんので、洗髪後は洗った爽快感が少ないものではありますが、汚れが良く落ちるため、汚れが取れたといった感触は得られますが、洗ったという実感はありません。
使用後の髪毛の状態は潤いが出て柔らかくなる実感が得られます。
したがって髪毛の硬い人にとっては良い状態になりますので、オススメです。
髪毛の柔らかい人にとっては、アムラを混ぜて洗うことで、髪毛にハリを与えることが出来るのです。
サンダルパウダー
オイルにすると、殺菌効果が非常に高いものになります。
そして、皮膚病にとても効果があります。
またパウダーは、ペースト状にして頭皮のコンディションを高める可能性が高まります。
また、これらの他にもしなやかな髪を作ってくれるといわれている「アルニ」や、炎症を抑えるといわれている「ローズウォーター」も配合されています。
シャンプーとして使うための最も簡単な方法
1.シカカイパウダーを大さじ2〜3杯に対し、アムラパウダーを同量、または、頭皮状態に合わせて、やや少なめにするなどして洗面器に張ったお湯に入れてかき回す。
2.1の洗面器のお湯に髪を入れて揉むように洗う。
3.頭皮をマッサージをするように汚れを落とす。
4.洗髪後は、パウダーが毛穴に詰まらないように、頭皮に残らないようシャワーで洗い流す。
ここでポイントは、パウダーの量は頭皮や頭髪の状態に合わせてご自身で調整をしてください。
シャンプーのペーストの作り方
シカカイパウダーとアムラパウダーを髪毛の長さに合わせて、ペーストを作る量は下記の通りです。
・ショート→30~50g
・セミロング→50~70g
・ロング→70~100g
それぞれのパウダー量は、これらの半分程になります。
例 ショートの方のペーストを作るには。
1.ボールにシカカイパウダー15gとアムラパウダー15gを入れて、そこに熱いお湯を入れて溶きます。
2.溶いでいるうちにペーストが馴染むようになります。
3.少し置いてからヘナを塗布していきます。
そして、髪毛に塗り込んでいきます。ここで、ヘナの施術との違いがあるのは、長時間の放置はしなくていいということです。
4.髪毛に塗りこんだら、髪毛と頭皮を揉むようにしながら、隅々にいきわたるようにすることで、ムラなく染まりやすいのです。
5.放置せずにシャワーで洗い流します。
パウダーの残りカスが毛穴に残らないようにしっかり洗い流ししょう。
ハーブエキスの作り方
1.お鍋にお水を入れて沸騰させます。
2.1.にシカカイとアムラのパウダーを適量入れます。
それぞれの量はご自身に合うようにする方がいいでしょう。
3.しばらく煮出します。
4.その後、冷ます。
冷めたら、ガーゼまたは、タオルで、ハーブの粒を濾しながらエキスを抽出。
それか、煮出す段階でそれぞれのパウダーをティーパックに入れて抽出する方法になります。
5.冷めたエキスはシャンプー液として置いておけば、そのまま使えます。
そのため調味料入れに入れた方がいつでも簡単に使えるので、手間が減りオススメです。
使い方として、通常のシャンプーと同様に洗髪時、マッサージをするように揉み洗いをします。
泡は出ないですが、毛穴の詰まりや汚れは落ちますので、あまり強く洗わなくても期待できます。
ミックスハーブの使い方まとめ
ミックスハーブを効果的に使用する方法として
「シャンプー」の代わりに使うのがオススメになります。
そのまま使用するのは肌への負担が少し強いものになるため、お湯を入れた容器にミックスハーブを混ぜて薄めると負担が軽減され、結果が期待できます。
その混ぜたミックスハーブを頭に掛けて洗います。
ミックスハーブを溶かした液体は、シャンプーの替わりに頭皮の汗や皮脂など、毛穴の汚れや髪のほこりや油分を落とすことができます。自ら肌の自己回復力を守ってくれるので、一石二鳥ですね。
通常のシャンプーよりも低刺激になりますので、皮脂を取りすぎることがないため、頭皮の潤いを保てます。
ミックスハーブで頭を洗うと洗った感じではなく、頭皮がスッキリする爽快感を体感できます。
また、使用後は自然に根元がふんわりと立ち上がるため、ペタっとした髪の方は髪のボリュームアップ効果があるので、嬉しいですね。
市販のシャンプーでは刺激が強すぎて、髪のダメージを気にしている方にはオススメです。是非試してみてください。