日常生活を送る上で、髪の毛が乾燥しやすいと感じる時はありませんか?
特に肌寒く空気の乾燥する冬場に実感する時が多いかと思います。
そのような場合、毎日のお手入れはどのように行っていますか?
何もしないでいる!という方は少なく、ヘアーミストやクリームにオイルといった髪の毛を労わるアイテムでお手入れしている方が多いと思います。
それぞれに保湿効果や修復機能などにはバラつきがありますが、その中でもしっとりとして乾燥回避に向いているヘアーオイルが艶髪をつくるのに最適ではないでしょうか。
ヘアーオイルと言うと、髪の毛をしっとりとまとめてくれるというイメージの裏に「ベタつき」が強そうであまり好んで使いたくないという意見もありそうです。
しかしベタつきが抑えられているタイプも多く販売されています。
手にいつまでもベタベタした感じが残るのは抵抗がありますよね。
ここではヘアーオイルを使用するにあたっての、メリットやデメリットをご紹介致します。
Contents
オイルはすなわち油分です!パサつきを抑える効果が高い
ヘアーオイルを付けると、髪の毛の表面を油分がコーティングしている状態となります。
すなわち、髪の毛に含まれている水分の蒸発も防ぐ事に繋がるのです。
よって、パサつきの原因となる乾燥を抑えられるという訳なのです。
また、油分によって髪に滑らかさがプラスされる事により摩擦なども起こりにくくなるでしょう。
憎き乾燥によるお悩みに対して開放される
髪がパサつくという事は、髪がまとまらない状態を示します。
なので、バサバサに広がる髪が落ち着きます。湿度の高い時や、雨の日は髪が広がって嫌だなと感じる方はヘアーオイルを使ってみると普段よりも髪がしっとりとするでしょう。
また乾燥している状態は、髪の毛が抱えているダメージが強く現れているケースも少なくありません。
特に毛先を見てみると、枝毛や切れ毛などが目立つ事があります。
こうしたダメージから守る役割も担っています。
オイルには複数の種類がある
油分のベースは決まっていて、それに香料が加わっているというイメージを持つ方もいるでしょうか。
しかし、そんな事はありません。オイルには植物性や動物性、鉱物性という種類があります。
植物性オイル
まず植物性についてですが…よく耳にする機会の多い「椿オイル」などが植物性です。
他にも、オリーブオイルやホホバオイルなどもあります。
植物から採取したオイルですから、天然由来の成分なのでデリケートな肌の方でも使用できるタイプが多いでしょう。
髪の毛の内側にまで働きかける効果が期待できますので、ダメージケアには最適です。
動物性オイル
次に動物性についてのご紹介です。
こちらは「馬油」が一番有名でしょう。
他にもスキンケアの商品に含まれている、スクワランがあります。
馬油は読んで字のごとく、馬から抽出したオイルです。
では、スクワランは?と尋ねられると返答に困ってしまう方が多いでしょうか。
スクワランは、サメから抽出したオイルが一般的です。
潤いを保つ成分がありますが、実はスクワランは人間の皮脂にも含まれています。
皮脂に含まれているという事は、毛穴から出ている皮脂は水分の蒸発を防いでおり肌を守る役目があります。
ところが、加齢と共に皮脂の分泌は減少傾向になるので肌の乾燥にも繋がっているのです。
頭皮や髪の毛の乾燥も、頭皮から出る皮脂の分泌量が関係していると言えるでしょう。
動物性は保湿効果に優れている一方で、髪質の改善にも大きな力を発揮します。
鉱物性オイル
最後に鉱物性についてですが、こちらは石油が主な原料です。
純度の高い状態になった物が使用されています。赤ちゃん製品で良く目にするベビーオイルやワセリンといった物が代表的でしょう。
鉱物性は植物性や動物性とは異なり、髪の毛の修復には向いていません。
髪の毛の内部に働きかける作用は見込めないので、髪の毛をしっとりとまとめたいといった目的に適しています。
よく植物性やヘアーオイルで頭皮にマッサージをしたり、ヘアパックを行う方法もあります。
しかし、毛穴が詰まってしまう原因にもなりかねませんので、きちんと洗い流す事が大切です。
意外とすすぎ残しが多いので、自信のない方は他のオイル同様に頭皮を避けて使用する方法が懸命でしょう。
ヘアーオイルはどのタイミングで使用すべきか
バサバサに乾燥している状態の髪の毛に、ヘアーオイルを直接付ける方法もありますが髪が湿っている状態での使用がベストです。
その際、髪の毛全体にまんべんなくオイルが行き届くように、予めブラシでホコリなどの余分な物の除去をしましょう。また、髪の毛同士のもつれも梳いておく方が髪の毛のダメージが軽減されます。
ヘアーオイルそれぞれの使用方法をきちんと読んでおくことも大切です。
適切な量でないとつけ過ぎになり、頭皮を避けて使ったつもりでも付着しやすくなりトラブルの原因を招いてしまう可能性があります。
ヘアーオイルは、ポンプ式タイプが多く販売されています。
ですから、使用する際にはワンプッシュなどと出しやすく分かりやすいことでしょう。
伸びの良しタイプだと少量ずつ出して使わないと勿体ないですし、つけ過ぎの原因にもなりかねません。」
髪の毛が濡れている状態は、入浴時などに行った洗髪後が好ましいです。
多くの水分が髪の毛に含まれているので、その水分をしっかりと閉じ込めつつ、潤いをキープしやすい状態となるからです。
また、洗髪後ですから清潔という点でもメリットがあります。
洗髪後の髪の毛を自然乾燥するのは、良くないと言いますからドライヤーで乾かす方が殆どだと思います。
このドライヤーの熱から髪の毛を守る上でも、ヘアーオイルが大きな役目となります。
手の平に取ったオイルは両手を重ねて、少し温めるような形でなじませていきましょう。
一番ダメージの強い毛先を中心に、優しく手で髪の毛を握るようにつけます。
このようにオイルを使用していくと、髪の毛の乾燥は次第に改善されていき若い頃のような艶のある髪に近づけるでしょう。
ヘアーオイルは手にベタベタした感じが残りにくいタイプも多く販売されていますから、ベタつきがどうしても気になるという方は予め確認してみましょう。
良い香りの高い物も多く、身体にまとう香水はいらない位に自然な良い香りを身にまとうことも出来そうです。
あまりの香りの良さに、必要以上に付けることのないようにだけ気を付けましょう。
油ぎった髪の毛は、逆に周囲に驚かれてしまうかもしれませんのでご注意ください。
まとめ
ヘアーオイルを使用する上でのメリットとデメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
いくつになっても、やはり髪のキレイな女性であり続けたいと願う方は多いはずです。
何もしないでいると、髪の毛は痩せ衰えていき薄毛の原因を招きかねません。
どうしても年齢を重ねると、水分が油分が少なくなります。
内側から自然に改善するという事は年々難しくなる一方です。
自分の手で、外側から修復させてあげる他ありません。
時代の変化によってエアコンなど便利な物を利用できる現代ですが、それらによる外的刺激もまた関係があります。
パサパサした老け髪は卒業して、艶めく髪を再び手に入れましょう。
きっと、鏡に映る自分を見ることが楽しくなるはずです。
ヘアーチェンジもしてみたい気持ちに駆られて、全体のイメージチェンジにも繋がりそうです。
気持ちも弾み、新たな自分を見出せそうです。
楽しく明るい毎日が過ごせるようにしたいですね。