ヘアケア

薄毛女性のパサパサ髪をうるツヤ髪へ復活させる方法6選

髪が傷んでパサパサになってしまい悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。

カラーリングやヘアアイロン、紫外線にパーマなど様々な影響を受けて気が付いたら髪がパサパサになっていた、、なんて事は誰しも経験があるものです。

髪も肌と同様に女性の見た目の大事な要素です。

潤いがあってツヤがあれば、若く美しく見えます。

反対に乾燥してパサついていると、疲れて見えたり、老けて見えてしまったりしてしまうものです。

できるだけ髪を綺麗にして、日常生活も、お出かけも楽しみたいですよね。

大丈夫です、一度パサパサになってしまった髪も潤いとツヤを取り戻す事は可能です。

この記事では、髪がパサパサになってしまう原因と習慣、そしてパサパサになってしまった髪をうるツヤ髪に復活させる方法をご紹介します。

一度パサパサになっても諦めずに、髪に自信を取り戻しましょう。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

1.髪がパサパサになる原因

髪がパサパサになってしまう原因は主に3つあります。まずその原因についてみていきましょう。

①キューティクルの損傷

 髪がパサパサになってしまうのは、髪の内部の水分が外に逃げてしまい乾燥してしまっているからです。

 髪の内部の主成分はコルテックスと言うたんばく質成分からできています。

コルテックスは水になじみやすい性質を持っていて、水分も一緒に髪の内部に貯められています。

 髪の表面はキューティクルという表皮で覆われていて、髪の内部を保護しています。

このキューティクルは物理的な刺激や摩擦に弱くて、損傷しやすく剥がれやすい性質を持っています。

 キューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、髪内部の水分がタンパク質と共に外に流れ出してしまい、乾燥してしまうのです。

②気候による乾燥

 髪は空気中の水分量の変化にもとても影響を受けます。

冬など空気が乾燥する季節は、髪に含まれている水分も蒸発してしまうため、髪の水分量が減ってしまい髪がパサつく原因となります。

肌と同様に髪も乾燥するのです。

③年齢に伴う体内水分量の減少

 年齢を重ねるにつれて、体内の水分量は減っていきます。

生まれたばかりの時は90%あった体内の水分量も、20歳には約70%に減少し、50代に入ると50%まで下がります。

 体内の水分が減るとともに、髪の水分も減って髪は乾燥してパサパサになりやすくなります。

2.髪がパサパサになる習慣

 髪がパサパサになる原因が分かったところで、日常で気を付けるべきヘアケアの習慣を見ていきましょう。

①カラーリングやパーマの繰り返し

 カラーリングやパーマの技術はとても進歩していますが、やはり髪へのダメージはなくなりません。

頻繁に繰り返して行うと、キューティクルは剥がれてしまい、髪の栄養分も水分も逃げて傷んでしまいます。

②力まかせのブラッシング

 ブラッシングしていて髪が絡まってしまった時に、強引にブラシで引っ張ったりすると髪が切れてしまったり、キューティクルを傷つけてしまったりします。

ブラッシングする時は毛先から少しずつ丁寧にとかしていきましょう。

③シャンプーや乾かすときに髪をゴシゴシする

 シャンプーをして髪が濡れると、髪の表面のキューティクルが開きます。

その状態で髪をゴシゴシ洗ったり、タオルで拭いたりすると摩擦が生じてキューティクルが剥がれて傷んでしまいます。

 シャンプーする時は、直接髪をこすり合わせて洗うのではなく、指の腹でやさしく頭皮をマッサージするように洗いましょう。

 またタオルドライする時はゴシゴシ拭くのではなく、髪をタオルで挟んで水分をそっとタオルに吸収させるようにしましょう。

④ドライヤーやヘアアイロンによる高温の熱

 ドライヤーやヘアアイロン、コテなどで高温を髪の毛に長時間当てる事が続くと、髪の毛のタンパク質が変質して焦げた状態になりパサパサになってしまいます。

ドライヤーを当てる時は、高温の熱で髪を乾かすのではなく、風で水分を飛ばすように乾かしましょう。

 ヘアアイロンを使う時も、パサつきが気になる時は160度以下の温度設定にして、なるべく短時間で仕上げるようにしましょう。

⑤シャンプー後に自然乾燥させる

 髪は水に濡れるとキューティクルが開きます。

その状態で、摩擦などの外的刺激を受けるとキューティクルは簡単に剥がれてしまいます。

ですから、乾かさずにそのまま寝てしまうのもNGです。

 髪を乾かせばキューティクルは締まって閉じるので、なるべくすぐにドライヤーで乾かしましょう。

ドライヤーは、一か所に温風を当て続けると髪に負担がかかるので、左右に振ってまんべんなく乾かします。

⑥不健康な生活習慣

 当然ですが、不健康な生活習慣は体だけでなく髪にも悪い影響を及ぼします。

偏った食事や、睡眠不足、運動不足やストレスを溜め込んだりするのは良くありません。

 食事はバランス良くとり、睡眠は出来るだけ6時間以上を目標にしましょう。

お風呂に入ったりストレッチしたりして血行を良くする事も大切です。

 ストレスも健康に影響を及ぼすので、発散したりリラックスしたりする方法も見つけておきましょう。

3.パサパサ髪をうるツヤ髪へ復活させる方法6選

それでは、実際にパサパサになってしまった髪に潤いとツヤを取り戻す方法をご紹介していきます。

できるところから実践して、髪を復活させていきましょう。

①サロンのヘッドスパ

 ヘッドスパは髪と頭皮の両方をケアをしてくれます。

頭皮の毛穴のクレンジングとマッサージをして血行を良くして頭皮環境を整えた後に、栄養たっぷりのトリートメントで髪のケアをしてくれます。

 汚れをしっかり落として、血液の循環を良くした後に髪に栄養を入れてくれるので、しっかりと浸透してくれます。

リラクゼーション効果も非常に高く心身ともにリフレッシュする事ができます。

 髪のケアだけに特化したトリートメントも有効ですが、自宅でやるよりサロンでやってもらった方が効果の高いトリートメント剤を塗ってもらえるので、潤いやツヤも長く持ちます。

②シャンプーを見直す

 アルコール系のシャンプーなどは、洗浄力が強めなので必要な水分や油分まで洗い流してしまう事があります。

このようなシャンプーだと、髪の毛がパサパサになりがちなので、保湿効果の高いシャンプーを選びましょう。

 髪の毛の主成分であるタンパク質と同じ成分で出来ているアミノ酸系のシャンプーは、髪の水分や栄養分を補給してくれるのでおススメです。

③シャンプー後のトリートメント

 トリートメント剤は髪の乾燥に特化した、油分と水分のバランスのとれたものを選びましょう。

表面のコーティングの他にも、髪内部の水分と栄養分の補給が大切です。

 シャンプー後にトリートメントをつけたら目の粗いクシでやさしくとかしてあげると、一本一本の髪の毛にくまなく浸透していきます。

また、髪につけてから5分はおいて浸透するのを待ってあげましょう。

④洗い流さないトリートメント

 ドライヤーをかける時もトリートメントをしましょう。

ドライヤーをかける前には、水分補給ができる化粧水タイプのものを付けて、ドライヤーをかけた後は髪の表面を守ってくれるオイルタイプのものを付けて上げるのがおススメです。

 トリートメントは髪の根元につけるのではなく、毛先のパサパサしているところに付けましょう。

⑤ツヤ出しスプレー

 仕上げとしてツヤ出しスプレー(グロススプレー)をしてあげると、ますますツヤツヤでまとまりのある髪にしてくれます。

指通りもサラサラにしてくれて、スプレータイプなのでベタベタせず簡単にセットできます。

⑥トリミングカット

 髪の毛が長いほど日々のヘアアイロンの熱や紫外線などのダメージは溜まっていってしまいます。

毛先を数ミリでもトリミングしてあげると髪がスルンとまとまり、パサパサ広がらなくなります。

 髪を伸ばしている方でも、こまめに毛先をトリミングしてあげると綺麗に伸びていきます。

以上、髪がパサパサになってしまう原因と習慣、そしてパサパサになってしまった髪をうるツヤ髪に復活させる方法をご紹介させていただきました。

髪のパサつきは諦める事ではないのです。

日々のお手入れを少しだけ見直して、髪を健やかに綺麗に育んでいきましょう。