毎日きちんとヘアケアをしているつもりなのに、抜け毛や白髪がなくならない…
そんな方に一度試してもらいたいのがアウトバストリートメントです。
アウトバストリートメントというと、まだあまり馴染みのない言葉かもしれません。
でも、気になる髪の悩みにサクッと使える優秀アイテムなんですよ。
最近は、アウトバストリートメントもいろいろな種類が出回るようになったので、ぜひ自分に合ったものを一つそろえておきたいもの。
そこで、今回は、薄毛や白髪に悩む女性におすすめなアウトバストリートメントについて紹介します。
Contents
そもそもアウトバストリートメントってどんなアイテム?
ドラッグストアやスーパーでもときどき見かけるようになった、アウトバストリートメントは「洗い流さないトリートメント」ともいわれています。
トリートメントって、シャンプーの後にいつも使ってるけど…と思われたかもしれませんね。
シャンプーした後に、トリートメントやコンディショナーで髪の毛を整え、そのあとすすぎをしてヘアケアは完了!という人が多いのではないでしょうか。
アウトバストリートメントは、洗い流さないトリートメントなので、入浴やシャワーの後で使用します。
トリートメントに含まれる成分をすすぎで流してしまわないので、髪にいい成分をじっくり浸透させることができるんです。
どうでしょう。使ってみたくなりませんか?
アウトバストリートメントの効果
アウトバストリートメントは、その名前の通り洗い流さないので、成分がそのまま髪の毛に留まり効果を発揮してくれます。
目的に合わせてさまざまな製品が販売されていますが、共通して期待できる効果は次のようなことがあります。
髪の毛のダメージケア
傷んでパサパサになってしまった髪の毛をコーティングしてうるおいを与えてくれます。
細く貧弱になってしまった髪の毛にも、しっかりと栄養を届けることができるんです。
髪の毛が傷んでしまうと、切れ毛や抜け毛の原因になってしまい、髪のボリュームが少なく見えたり、ヘアスタイルが決まりにくくなりますよね。
そんなときに、アウトバストリートメントをさっと使ってみてください。
コシのない髪の毛も、ぐっと扱いやすくなるはずです。
紫外線対策
顔や体のお肌は日焼けクリームなどを使ってしっかり紫外線対策を行っているのに、髪の毛と頭皮の紫外線対策はあまり意識したことない…。
そんな女性は意外と多いものです。
しかし、紫外線は髪の毛にもダメージを与えます。
髪の毛はもともとたんぱく質でできているので、紫外線や熱によって変質しやすいのです。
そんな髪の毛を紫外線と熱から保護してくれるのがアウトバストリートメントです。
紫外線だけでなく、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱からも髪の毛を守ってくれる効果があります。
なりたい髪質に近づける!
アウトバストリートメントは、目指す髪の質感に合わせて商品を選ぶことができます。
たとえば、サラサラのストレートになりたい、しっとりと仕上げたい、くせ毛をおさえたい、ボリュームを出したいなど、目指す髪質に合わせて調整ができるんです。
髪の毛をケアしながら、自分のなりたい質感を目指すことができるのは、アウトバストリートメントならではの特徴です。
アウトバストリートメントの正しい使い方
どんなにすぐれたアイテムも正しい使い方をしないと、その効果は発揮できません。
アウトバストリートメントという使い慣れないアイテムですが、その使い方はとてもシンプルです。
正しい使い方について、確認しておきましょう。
1.タオルドライした髪の毛に使用する
アウトバストリートメントは、入浴やシャワー後に使用します。
シャンプーしたのち、かるくタオルドライして髪の水分を取ります。
必ずしも髪の毛を完全に乾かす必要はなく、かえって少しぬれている状態で使用する方が使いやすいタイプもあります。
2.適量を髪の毛になじませる
アイテムのパッケージに記載されている使用量を手に取り、ダメージが気になる部分になじませます。
アウトバストリートメントは、頭皮には使用しません。
髪の毛の中間部分から毛先を中心に塗布しましょう。
また、適正量を超えて大量にトリートメント剤をつけすぎるのもNGです。
あまりたくさんつけすぎてしまうと、べたつきにより、かえって髪の毛が扱いにくくなるので、適正量を守って使用してくださいね。
3.ドライヤーで乾かす
アウトバストリートメントが全体にいきわたったら、ドライヤーでさっと乾かします。
しっとり感を出したい場合には、ドライヤーのあとにもう一度少量のアウトバストリートメントを毛先に付けるのもおすすめです。
ちょっとしたひと手間で、美容院並みの仕上がりになりますので、ぜひ試してみてください。
アウトバストリートメントの種類と選び方
アウトバストリートメントにはさまざまな種類があります。
現在主流となっているものに、オイルタイプ、クリームタイプ、ミストタイプ、そしてジェルタイプがあります。
ここでは、それぞれの種類別特徴をまとめてみましたので、選ぶときの参考にしてみてください。
1.オイルタイプ
オイルタイプのアウトバストリートメントは、髪の表面のコーティング力にすぐれています。
ダメージが進行しないように髪の毛を保護してくれるのと同時に、うるおいを与える効果も期待できます。
髪の毛のパサつきやダメージが気になる人や紫外線を浴びることが多い人におすすめなタイプです。
オイルと聞くとべたつくイメージを持つかもしれません。
でもオイル系アウトバストリートメントは、サラッとしているタイプのものも発売されています。
ただし、オイル系は酸化しやすいというデメリットがありますので、期限内に使い切ることを心がけましょう。
オイルタイプを始めて使う人には、酸化しにくくベタつき感が小さい、ホホバオイル配合のものが使いやすいと思います。
2.クリームタイプ
クリームタイプはオイルタイプのものほど油分を含んでいないにもかかわらす、保湿性にすぐれています。
このタイプは、髪の毛が少しぬれた状態で使用する方が、効果的に成分を浸透させることができます。
また、仕上がりがふわっと軽い質感になる特徴があります。
髪の毛に栄養を与えたい、軽い質感に仕上げたいという方は、このタイプを選ぶとよいでしょう。
3.ミストタイプ
上の二つに比べるとしっとり感は物足らないかもしれませんが、成分そのものは髪の毛の内部に浸透しやすいというメリットがあります。
そのため、髪の毛にハリやコシがなくなってきたという方や、髪のボリュームを出したいという方におすすめなタイプです。
スプレー式になっていて、扱いや楽ちんなのもうれしい点です。
さっとスプレーしてもみ込むだけなので、朝の寝ぐせ直しとしても役立ってくれますよ。
4.ジェルタイプ
すでに髪の毛のダメージが大きい方におすすめなアウトバストリートメントです。
ジェルタイプのものは、通常シリコンやポリマーが含まれており、これがしっかりと髪の毛をコーティングしてくれます。
最近は、ノンシリコンのヘアケアアイテムが人気ですが、髪の毛のキューティクルを守るのに即効性を発揮してくれるのはシリコンです。
枝毛や切れ毛が気になるという方は、試してみることをおすすめします。
自分に合ったアウトバストリートメントを!
今回は、アウトバストリートメントについて紹介しました。
髪の毛にコシやハリがなくなってきた、髪のダメージが気になる、ヘアスタイリングにいつも時間がかかってしまう…、こんな方に試してみてもらいたいアイテムです。
根本的な薄毛や白髪ケアには、頭皮を整えることが最も大切です。
でも、すでに元気がなくなってしまっている髪の毛に、今すぐできるヘアケアアイテムとして、自分に合ったアウトバストリートメントを1本常備しておいてはいかがでしょうか。