ヘアケア

女性の薄毛にも良い、髪に栄養を与えるためのオイルの種類とは?

始めに

髪の悩みは、どの世代、性別の人でも一度は経験する悩みです。

そのため、ドラックストアやコスメショップなどで、星の数ほどのヘアケア商品が並んでいます。

髪への栄養の他にも、女子力の上がるようなものや、便利さに特化した商品など、髪質向上以外のプラスアルファの商品価値を付けたものもあります。

例えば、塗っただけで髪に栄養を与えるだけでなく、バラや、シャボンや柑橘系の香りがついていることで、その日一日の気持ちを「やる気を出すぞ!」とか、「女子力、今日は高いかも?」など、気分を高揚させて後押しをしてくれる商品もあります。

また、持ち運びのし易さに特化した商品も販売しており、小さいスーパーボールのような大きさので、中に栄養の入っているボールがいくつか入っているものもあります。

あなたが一番にヘアケアに求めているものは何でしょうか?

もちろん、ひとりひとり求めるものは異なります。

今回は、髪の栄養になり、保湿をしてくれる「オイル」の成分が多い商品を使ってみた経験に基づいて書きます。

ここでは、例として、乾燥肌で強い天然パーマの体験談と、乾燥とオイリーな混合肌の直毛の体験談を書きます。

さまざまなオイルの製品があるので、どれか一つでも興味を持ったならば、使ってみてはいかがでしょうか?

動物性のオイル

特徴は?

動物から摂った油からできています。

「ケモノ臭」などが気になる人が多い商品です。

その動物100%のオイルだったら絶対にケモノ臭いとか、逆に、その動物と他のオイルの混合であったら臭くないとか、どの動物だったら臭いとか、そのような分かりやすい法則のようなものはさまざまな商品を試してみましたが、残念ながら難しいようです。

購入する場合は、試供品を利用したり、ネットで調べてみましょう。

ネットのほうが安いので、そちらで購入しましょう。

1000円~3000円程度で購入することができます。

臭い以外のマイナスポイントを除けば、「効果絶大」です。

とても艶のあるしっとりとした髪質を手に入れることができます。

馬のアブラは、保湿力に優れていますが、熊のアブラは効能に「薄毛」と書いてあるものもありますので、髪か美しくなることに加えて、薄毛にも期待できます。

夫婦で使用することができ、購入しやすく、便利です。

使ってみた感想

肩にかかる程度であれば、パール1粒ほどを毛先に塗り、ブラッシングします。

乾燥肌の人に向いています。

混合肌の人は、午後になるとべた付いたり、ぺちゃんこになりました。

また、混合肌の場合、夏の猛暑日などの特別な時は、午後になると自分の体温から温められたり、汗などと混ざって、ケモノの匂いがすることもありました。

暑い日には使用することを避けるなど、対処しましょう。

また、天然パーマも落ち着き、髪が扱いやすくなります。

直毛も艶が出るので、髪質自体は、どの髪型でも向上するようですので、毛先に付けることを意識すれば、美しい髪質を手に入れられます。

簡単に買える!植物性のオイル

値段
最近流行のボタニカルな製品です。

椿オイルなどは、おばあちゃんの化粧台のそばにあって覚えている人も多いのではないでしょうか?

どこのドラックストアでも、植物性のものはすぐに良い商品が手に入れることができます。

また、1回分が個別包装されている商品が100円ほどで販売されているので、試しに買ってみることをお勧めします。

特徴
植物性ですので、冬の寒い季節でも固まらず、大体は、食用のサラダ油のように、サラッとした付け心地です。

特に強い匂いもなく、油臭いというより、その植物の甘い香りなどがします。

椿や杏子など、日本古来のものがあり、日本人の髪質に合い、ロングセラーとしてどこのドラッグストアでも購入することができます。

また、外国のさまざまな果実などから摂れるものもあり、さまざまな種類のものが販売されています。

使ってみた感想

混合肌で直毛の方は、もともとの針のようなコシの髪が、それに加えて艶が出ました。

夕方以降も髪がぺちゃんこで、ベッタリということはなく、夕方だからと許せるくらいの重さでした。

髪がぺちゃんこになることに抵抗感の強い人でも、許容範囲内でした。

反対に、乾燥肌で天然パーマな方は、油分が少ないのか、最初は効果があっても長期に渡って使うと、あまり効果が感じられなくなりました。

長年に渡って日本人に愛されてきたのは、日本人の大部分を占める直毛の髪質に合っていたからではないでしょうか。

母親から娘へと、何世代にもも渡り「椿アブラを年頃になったら使いなさい。」と言い伝えてきたことで、髪の美しさを保っているのです。
 

髪質や健康に合わせて、混ぜて使ってみよう!

毎日人間の髪質が同じわけではありません。

春夏秋冬でも変わってきますし、湿度などでも変わってきます。

また、季節の変わり目には、犬の換毛期のように髪が沢山抜けて「薄毛になるのでは?」と恐怖したりと、その日その日で髪質の改善に求めるものが変わってきます。

オススメの使いかた

そんなときは、一つのオイルのみに頼らずにオイルを組み合わせてみると、次の日に髪質が良くなることがあるので、次の日以降に髪の不調を持ち越すことがなくなります。

ドラッグストアや美容の専門店などには、調合されて販売されているものが沢山ありますが、そのとき、そのときの髪の状態に合わせて何本も購入することは、金銭的に大きな負担ですし、場所も取ります。

時間が経てば酸化してしまうので、結局捨ててしまうことになるので、コスパが悪くなってしまいます。

そこで、家にあるオイルを最大限に利用することが求められるのです。

例えば、お風呂上がりに、ドライヤーの前に熱による痛みを減らすために、最初に「100%馬油」の瓶のものを塗ります。

肩にかかる位の髪の長さなら、パール一つ分の大きさを根元ではなく、毛先に塗ります。

その後にドライヤーを通常通りにかけます。

そのとき、頭皮はしっかりとかけて濡れていないようにすると、薄毛の原因となる菌が頭皮で繁殖せず、美しい髪の元となる毛穴を守ることができます。

そのあと、ブラッシングをする際に、「ベビーオイル」を2プッシュ分毛先に塗ります。そしてよくブラッシングすると、しっとりとしたサロン帰り並みに仕上がります。

また、特に乾燥していたり、傷んでいるなと感じたら、「他の成分が混合している馬油」をベビーオイルと変えて同じ手順で塗ることをオススメします。

その際、全体で4滴ほどを毛先に塗り、ブラッシングします。

一品か御膳か?

このように、合わせてオイルを利用することで、コスパよく、その上でいくつもの栄養を髪に与えられるのです。

食事も一品料理のみをを摂るより、御膳のようにいくつものちょっとずつの小鉢が欲しくなる時もあります。

髪と会話することで、今、なにを必要としているのかが分かり、美しい髪を手に入れて維持することができるのです。

終わりに

いくら良いものでも、自分の体質に合ったものを使わなければ意味がありません。

自分自身の体質に合っても、血縁的にも近い妹には合わなかったりします。

自分が乾燥肌で保湿を強化できて、「しっとりとした潤いのある髪」を手にしても、乾燥とオイリーノ混合肌には合わず、昼頃から「髪が重く、ぺちゃんこ」になってしまいます。

近親でも体質は違うくらいに、人それぞれであるのです。

根気強く、自分の髪や、頭皮などが求めているものをしっかりと見極めて探してみましょう。