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昼寝が薄毛に効果アリ?
薄毛になる原因のひとつに睡眠不足があります。
睡眠不足を解消するのに昼寝が効果的だということをテレビ番組で放送し話題になりましたね。
それならば、薄毛予防に昼寝は効果的なのでしょうか?
今回は昼寝が薄毛に効果があるのかどうか、お話していきたいと思います。
睡眠時間が短いと薄毛に?
睡眠不足は薄毛の原因になります。
5時間以内の睡眠が続く生活をしている人は薄毛になりやすいと言われてます。
睡眠が不足すると、血行不良になり、頭皮が硬くなり、髪の毛に栄養が届かなくなります。
そのため、抜け毛や切れ毛が増え、薄毛になってしまうのです。
髪の毛のためには継続して毎日7〜8時間の睡眠時間が理想です。
ですが、お仕事や育児など、毎日そんなに睡眠時間は取れない方も多いですよね。
そんな人におすすめなのが昼寝です。
昼寝ならお昼休みや、育児の合間のちょっとした時間で出来るので、わざわざ長時間確保する必要もありません。
しかも、横になる必要もないので、いつでもどこでも出来るのもポイントです。
昼寝の効果
昼寝の効果はなんと夜の2倍!
昼寝には
・集中力アップ
・記憶力アップ
・成長ホルモンの分泌
・生活習慣病の予防
・心臓病のリスクの低下
・認知症の予防
など、様々な効果が期待されます。
睡眠のリズムを整える
私達人間の体は本来1日2回眠くなるようになっているんです。
お昼ごはんを食べたら眠くなってきたという経験ありませんか?
それは、本来そういうリズムだからです。
昼寝をすることによって、その本来の睡眠のリズムが整い、体内リズムも整い、代謝もよくなって薄毛予防にもなります。
そして、適度な昼寝をすることによって、夜の睡眠の質も向上します。
成長ホルモンの分泌
成長ホルモンは髪の毛の育成や、ヘアサイクルを正常に保つために必要なホルモンです。
睡眠の質が向上すると、成長ホルモンの分泌も増え、薄毛や抜け毛に効果が期待できます。
また、傷んだ髪の毛の修復も促してくれるので、髪の毛のハリやツヤも戻ってきます。
昼寝をするのにおすすめの時間帯
昼寝には色んな効果がありますが、その効果はいつ昼寝をするのかによって違ってきます。
1番おすすめなのは午後の1番眠い時間に寝ること。
これは人により、様々なので自分の1番眠い時間に昼寝をしましょう。
とはいえ、働いていたり、育児をしていたり、なかなか眠い時にすぐ寝られる環境にある人は少ないですよね。
そんな人はお昼ごはんを食べたあと、昼寝をすることをおすすめします。
働いている人なら、お昼休みの後半30分のうち、20分を昼寝に、残りの10分はストレッチをしたり、目を覚ましてこれからに備える時間に充て、お昼休みの1時間を有効に使いましょう。
また、午後4時以降は眠かったとしても寝ないようにしましょう。
4時を過ぎてしまうと、夜の睡眠に影響が出できてしまいます。
夜の寝付きをよくし、睡眠の質を向上させるためにも、4時以降に眠くなった場合は我慢しましょう。
昼寝はアメリカの企業で導入されている?
アメリカでは昼寝が仕事の効率をアップするという研究データから、昼寝を導入する企業が増加しています。
大手スポーツブランドの「NIKE」、日本でも最近話題の宅配サービスの「Uber」、「Google」など、大手企業も昼寝のシステムを取り入れ初めています。
こうした動きを受け、日本の企業でも取り入れる企業が増えてきているようです。
スペインではシエスタ!
ヨーロッパも昼寝の習慣があり、スペインでは「シエスタ」といって、午後3時頃はお店などもお休みになっています。
スペインの人は基本的に一旦帰宅して家でランチを食べます。
ですので、食べた後昼寝が出来るんですね。
スペインの人も昼寝はベッドには行かず、ソファーや椅子などで20分くらいするそうです。
昼寝に効果的な時間や姿勢を分かっているのですね。
長寿県、沖縄でも昼寝の習慣がある?
長寿の沖縄の人はとてもゆっくりとした時間の使い方をします。
お昼ごはんを食べたら、昼寝をする習慣の人も多いのだとか。
定食屋さんなどでも、食べた後そのまま、その座敷で昼寝を始める人も。
しかも起きた後、目覚めのアイスティーまで出てくるそうです。
沖縄の人は薄毛が少ないと言われていますが、昼寝の習慣もその理由の1つかもしれませんね。
昼寝からスッキリ起きるコツ
昼寝をして起きたら、なんかダルい・・・。
正しく昼寝をしないと、1日中だるさが続いたりと逆効果になる場合も。
そんなことにならないように、昼寝からスッキリと起きるコツをお伝えしたいと思います。
昼寝の時間は15分〜20分
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
私達は浅い眠りの「ノンレム睡眠」と深い眠りの「レム睡眠」の波を繰り返しています。
30分を過ぎてしまうと深い眠りになるレム睡眠に入ってしまうので、昼寝は15分〜20分を目安にしましょう。
リラックスするために
腕時計やネックレス、アクセサリーなどは外しましょう。
ネックレスやイヤリングは肩こりの原因とも言われていて、普段気にしていなくても、アクセサリーを外すだけで体の緊張が和らぎます。
またアイマスクをして、明かりを遮ったり、耳栓をして音を遮断することも昼寝の質を高める方法としておすすめです。
イヤホンでリラックスできる音楽を小さな音量で効くのもいいでしょう。
昼寝前にコーヒーを飲む
カフェインの効果は飲んですぐではなく、飲んだあと1時間〜2時間で現れると言われています。
ですので、昼寝の前に飲むとちょうど起きる時間にカフェインの効果が出て、すっきりと起きることができます。
このとき、あまりお砂糖を入れたものを飲むと、血糖値が上がり眠気が出てくることもあるので、出来たらお砂糖は控えめなコーヒーにしましょう。
起きたら軽くストレッチ
起きたら、軽くストレッチをして体を目覚めさせましょう。
座ったままでも、伸びをしたり、立って屈伸を数回するくらいでも充分に効果があります。
【おすすめの簡単15秒ストレッチ】
バンザイのように持ち上げ、両手を組んで伸ばし5秒数えます、そしてそのまま左右に5秒づつ倒します。
たった5秒で頭も体も目覚めるストレッチ。
簡単なのでよかったら試してみてください。
横になって寝ない
夜寝るときのように横になって寝てしまうと睡眠が深くなりすぎることがあります。
ですので、机に伏せたり、椅子に座ったままなどの姿勢がおすすめです。
机に伏せる場合は首や頬などが痛くならないように、クッションを顔の下に敷いたりするのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
お昼寝で睡眠不足を補い、薄毛や抜け毛対策に有効なことがわかりました。
どうしても、日本ではまだ昼寝=さぼっている というイメージが強く、罪悪感を感じる人もすくなくありません。
ですが、昼寝はそのあとの作業を効率化するのにもとても効果があります。
眠気は我慢せず、お昼の15分ですっきりと昼寝をして、抜け毛、薄毛の予防をしましょう。
薄毛対策以外にも、集中力のアップ、認知症や心臓病のリスクの低下、脳の活性化、などの効果もありますので、おすすめです。