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豆乳が女性の薄毛の救世主?!
豆乳が体にいいというのは、みなさんなんとなくご存知かと思います。
お肌にもいいから、コーヒーショップでは健康に気を使う女性や、ダイエット中の女性が牛乳の代わりに豆乳を使う「ソイラテ」を注文しているのをよく見かけます。
菜食主義のビーガンの人にも人気ですよね。
そんな豆乳ですが、実は髪の毛にもいいというのはご存知でしょうか?
今回は豆乳が薄毛にいい理由について、豆乳に含まれる栄養素やおすすめの飲み方なども交えて説明していきたいと思います♪
豆乳に含まれる栄養について
豆乳にはいろんな栄養素が含まれています。
・イソフラボン
・たんぱく質
・サポニン
・レシチン
・オリゴ糖
・フィチン酸
・ビタミンB
・ビタミンE
・マグネシウム
・カリウム
・不飽和脂肪酸
です。
それぞれの栄養素がどう薄毛に効果があるのか、1つずつ詳しく見ていきたいと思います。
イソフラボン
豆乳といえば、イソフラボンですよね。
知らない人はいないんじゃないかというくらい、豆乳に含まれる栄養素として有名です。
イソフラボンの構造は女性ホルモンの構造にとてもよく似ています。
ですので、全く同じとはいかなくても、似た働きをしてくれます。
薄毛の理由の1つに女性ホルモン(エストロゲン)の減少がありますが、イソフラボンはこの減ってしまったエストロゲンの代わりの働きをしてくれるのです。
ですから、ホルモンバランスの乱れによる薄毛や抜け毛にはイソフラボンが効果的です。
たんぱく質
髪の毛はケラチンというたんぱく質で出来ています。
たんぱく質は私達の体内で作り出すことのできない栄養素ですので、食事など外から取り入れるしかありません。
たんぱく質が不足すると、髪の毛が痩せて細くなってきたり、ハリやコシがなくなってきたりします。
そのため、最近コシやハリがなくなってきたな、と感じたらたんぱく質の摂取が必要になります。
サポニン
サポニンは抗酸化作用があり、血管が硬くなるのを防いでくれます。
血管に弾力がなくなると、血流も悪くなり、頭皮と髪の毛に栄養が行かなくなってしまいます。
サポニンはそれを防いで、血管を若々しく保ってくれるのです。
そして、サポニンには肥満を予防する効果もあります。
肥満のなると、運動不足になったり、栄養過多、そして皮脂によって頭皮の毛穴が塞がったり、汗によってかゆみがでたりします。
これらは薄毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。
ですのでサポニンを摂取することで薄毛、抜け毛の予防になると考えられています。
レシチン
レシチンは血管を強くしてくれる働きがあります。
動脈硬化を予防してくれる働きもありますので、生活習慣病の予防に効果があると言われています。
生活習慣病は薄毛の原因にもなりますので、レシチンで健康な血管を保ちましょう。
オリゴ糖
オリゴ糖は腸内環境を整えてくれることで有名ですよね。
実は腸内環境の悪化は薄毛の原因とされています。
オリゴ糖で善玉菌を増やして薄毛対策をしましょう。
フィチン酸
細胞を活性酸素から守ってくれます。
活性酸素は抜け毛、薄毛の原因になりますから、それを抑制してくれるフィチン酸はぜひ、摂取したい栄養素です。
ビタミンB
ビタミンBが不足するとイライラする症状が出てきます。
ストレスは薄毛の天敵ですから、なるべくビタミンBが不足しないようにしましょう。
ビタミンE
ビタミンEには血行促進の効果があります。
血行をよくすることは薄毛対策にはかかせませんので、大切な栄養素になります。
マグネシウム
マグネシウムはホルモン分泌などの機能を調節してくれる働きがあります。
女性ホルモンの分泌は女性の薄毛にとって、とても重要なことです。
そしてマグネシウムは血液から栄養を送り込むポンプのような働きをしてくれます。
ですので、必要な栄養を送り出してくれるマグネシウムは髪の毛にとって必要な栄養素となります。
カリウム
カリウムも髪の毛の成長に欠かせないミネラルです。
発毛、髪の毛の成長に必要なエネルギーを作り出してくれるのです。
そして、老廃物を排出してくれる働きもあるので、細胞を健康に保つことが出来ます。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は植物由来ものを指します。
代表的なものがオメガ3という私達の体内では作ることのできない栄養素です。
この必須脂肪酸は肌や髪に潤いを与えてくれます。
女性の薄毛に豆乳がいい理由
豆乳に含まれる栄養を説明してきましたが、そのどれもが髪の毛の成長や、育成に欠かせない栄養素であることがわかりました。
豆乳だけで、こんなにも頭皮、髪に必要な栄養が摂取できるのはとてもいいですよね!
お豆腐じゃだめなの?
お豆腐にももちろん、イソフラボンなどの栄養は含まれています。
しかし、液体である豆乳のほうが吸収されやすいのでおすすめです。
おすすめの飲み方
では、豆乳をどのようにして飲むのがいいのでしょうか?
温めて飲もう
豆乳は温めて飲むのがおすすめです。
冷たいままだと体が冷えてしまい、血行不良になりかねません。
そして、冷たいものよりも温かいもののほうが吸収率がいいという研究結果もあります。
ですので、ぜひ温めて飲んでみてください。
40℃以上になると、たんぱく質も変質してしまうため、沸騰させず、人肌よりも少しだけ温かいくらいがいいでしょう。
飲む時間
豆乳を飲む、おすすめの時間は「朝食の前」です。
朝食前に飲むと血糖値の上昇を抑えることが出来ます。
糖尿は薄毛の原因となる疾患ですので、血糖値が上がりにくくなる朝食前に1杯飲みましょう。
豆乳にちょい足しで効果アップ!
豆乳にちょい足しをして効果のアップする食材を紹介します。
毎日だと飽きてしまうので、いろいろ味を変えてアレンジしてみてください♪
・きなこ
きなこ豆乳がおすすめ。ほんのり甘さも感じられるので甘いものが欲しくなったときにも。
・キムチ
キムチの乳酸菌とカプサイシンで薄毛予防効果が期待できます。
キムチ豆乳鍋などでどうぞ。
・しょうが(パウダー、シロップ)
しょうがには体を温めてくれる働きがあります。
温かい紅茶にしょうがシロップを入れて、豆乳で割って、ジンジャーミルクティーに♪
・コーヒー
コーヒーのポリフェノールも薄毛に効果があります。ソイラテがおすすめです。
・牛乳の代わりに・・・。
牛乳の代わりに使えるので、シチューなどの料理やホットケーキなどのスイーツにも応用できます。
調整豆乳と無調整豆乳、どう違う?
豆乳売り場に行くと、「調整豆乳」と書いたものと、「無調整豆乳」と書いたものが売ってますよね。
どう違うのでしょうか?
大豆を絞ったものが豆乳です。
お豆腐を作る時に出る絞りかすですね。
それをそのままの状態でパックしたのが「無調整豆乳」。飲みやすいように甘くしたり、苦味を感じないよう飲みやすく調整されたのが「調整豆乳」です。
「無調整」は大豆臭さや苦味があるので、苦手な人やお子さんは「調整豆乳」がいいかもしれません。
味に抵抗がないなら、栄養価の高く、糖質も脂質も低めの「無調整」がおすすめです。
どちらにしても、続けることで効果がありますので、ご自分の飲みやすいほうを選ぶといいでしょう。
過剰摂取には気をつけよう
いくら体にいいとはいっても、取り過ぎはよくありません。
飲みすぎるとホルモンバランスが崩れたり、発がん性もありますので、1日の摂取量内で摂取しましょう。
1日の摂取量
1日の摂取量は400ml程度が理想です。
コップ2杯程度ですので、朝晩に1杯ずつくらいが適量です。
まとめ
いかがでしたか?
体にもお肌にもいい、豆乳がまさか薄毛にもいいなんて意外でしたね。
適量を摂取することで、髪の毛にも頭皮にも、お肌にもいい豆乳をぜひ薄毛予防に活用してくださいね!