女性の薄毛

男性に聞いてみた!女性の薄毛どう思う?

髪は女性の命と昔から言われているわけですが、女性にとって髪の毛が気にならないといった人はほとんどいないでしょう。

また女性は髪の毛に神経が通っているのではないか?と思うほど自分の髪に対しては敏感に反応してしまいます。

例えばタバコの臭いが髪につくのを嫌がったり、髪がベトついていたり、カラーリングのプリンや白髪が気になったり。

兎にも角にも女性は男性よりも自分の髪を非常に大切に思っています。

しかし、たまに自分の髪のことを客観的に見れていない人も多いです。

例えば美容院で髪をカットする時、美容師側はこのお客様髪の毛が少ないな。と思っているにもかかわらずそのお客様は自分は髪の毛が多いと思い込んでいたりする場合があります。

そうした勘違いをしないためにもこれから話すことは大切なことになります。

男性からみた薄毛女性に思うこと

髪の量が少ないと5歳老けて見える

髪の毛の量が少なかったり髪質が細毛で頭部にボリュームが出ないと5歳くらい老けて見えてしまいます。

そうした髪質の方は全体的にペタッとして見えるため女性らしい華やかさを感じられません。

華やかさが感じられない

髪のボリュームが少ないと女性らしい華やかさを感じることができません。また薄毛だとその原因によっては髪の毛がベタついたり、髪から嫌な臭いを放つ時があります。

そうなると魅力的だと言ってくれるような男性は現れません。

女性の魅力を感じない

髪の毛は女性の魅力を表現する大切な体の一部です。ロングの女性が振り返った時に漂うヘアコロンの香りやトリートメントの香りは女性的な魅力を最大限に引き上げてくれます。

髪が薄毛だと香りも髪に定着しづらくなるため女性的な魅力を減少させてしまいます。

地肌が透けていると幻滅してしまう

男性が特にショックを受けてしまうのが頭部の地肌が見えてしまうことです。

特に雨が降ったことで髪が濡れて地肌がスケスケになる時は女性の魅力どころか少し同情したりします。

分け目が広いのが気になる

これは男女共に気になるところですが、毎日同じ箇所から髪を分けているとそこの部分が広くなり薄毛っぽく見えてしまいます。

またここから白髪が生えてくると余計に分け目が薄く見えてしまいます。

女性の薄毛の原因は

女性ホルモンの減少

加齢やストレスによって女性ホルモンは減少します。特に女性は40代を過ぎたあたりから女性ホルモンの分泌量が極端に減ってしまいます。

それに伴い更年期障害などの症状も出てきたり、更年期の症状の一環で薄毛を発症することが多いです。

加齢による女性ホルモンの減少は子宮の老化です。

自律神経の乱れ

ストレスや女性ホルモンの減少によって自律神経が乱れてしまいます。自律神経は各種ホルモンの分泌や血流に影響します。

髪の毛は血液から栄養や酸素を取り入れて成長します。ですから血流が滞ることは薄毛の原因となってしまうのです。

特に頭皮は血管が細かく血流が滞りやすいです。

皮膚疾患

乾燥肌や脂性などのお肌の方に多いことで薄毛のリスクがあります。頭皮から出てくるフケや過剰な皮脂は髪の毛の成長に害をあたえてしまいます。

乾燥性の肌の方はカサカサフケが多く、これによる抜け毛薄毛をひこう性脱毛症、ベタベタ皮脂の多い時はベタついたフケが毛穴を塞ぎ雑菌が大量発生して起こる抜け毛薄毛を脂漏性脱毛症といいます。

薄毛に対する女性の意識調査

女性の薄毛の原因を知ったところでリクルートが行った女性の薄毛に対する意識調査を見ていきましょう。

女性の毛髪が気になり始めたきっかけ

女性が薄毛を気にし始めるのは

1位 鏡を見ていた時

2位 家族や友だちから指摘されて

3位 抜け毛の量を見たとき

4位 昔の写真を見返したとき

でした。

その中でも年齢別に見ていくと女性の場合50代前半からが一番気にしている人が多くいるということです。

もし薄毛を気にし始めるのが早く40代前半ごろから薄毛対策をしていけば改善も早まる可能性が高かったでしょう。

なぜなら女性ホルモンの減少をその時点で対策を行うことで遅らせることができるからです。

女性の薄毛の原因女性ホルモンを遅らせる方法

女性の薄毛の第一位の原因である女性ホルモンの減少を遅らせる方法、または体質を改善し女性ホルモンを一定量分泌させる方法とは

運動(筋トレ、有酸素運動)

運動の中でも特に筋トレは女性ホルモンの減少を抑えます。というのは筋トレをすることで成長ホルモンの分泌を促すことができます。

そして成長ホルモンと共に幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌も促されます。

そうすると自律神経も整い血流も促され女性ホルモンの分泌される子宮の老化を抑えることができるからです。

筋トレや有酸素運動が苦手という女性も多いと思います。その時はヨガなどが一番良いでしょう。

実はヨガはインナーマッスルや呼吸法によって自律神経や血流をととのえ、さらに成長ホルモンの分泌もしっかり促してくれます。

食生活の改善

運動の次に大切なのが食事です。食事では髪の毛に必要な栄養素や女性ホルモンの原料となる栄養などをとることが好ましいです。

これらの栄養素は多岐にわたるためバランス良い栄養摂取が理想です。

反対に食生活が乱れていたり、栄養が偏っていることで体の老化が急速に進んでしまう恐れがあります。

また女性の好きな間食に食べるお菓子もあまり良いものではありません。

間食が悪いのではなく食べているものが悪いので、油っぽいものや糖質が多いものは出来るだけ控えた方が良いです。

栄養を取る際に意識して欲しい栄養は厚生労働省が推奨している5代栄養素、(タンパク質、脂質、ビタミン、炭水化物、ミネラル)をバランスよく取ることが大切です。

睡眠時間の確保と質の向上

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠とがあり、このサイクルは1、5時間ごとに交互に起こります。

そして体の回復や各種ホルモンを十分に分泌させるにはこれらのサイクルが4回繰り返すことが理想です。

時間にすると6時間から8時間の睡眠が理想で、その睡眠も質が良いほど若返り効果があります。

女性の薄毛対策にかける費用

次に薄毛を意識し始めた女性が薄毛対策に使う1ヶ月当たりの費用はなんと60代で3291円、50代で2637円、40代で2306円となっています。

男性の平均が3500円程度なのでまだまだ男性よりも薄毛に対する意識は費用の面で見てみれば女性の方が低いことがわかります。

次に女性が薄毛に使う費用で何を購入しているのかというと

1位 市販のエッセンスやローション

2位 薄毛の目立ちにくい髪型にするための美容院代

3位 薄毛対策用のシャンプーやトリートメント

4位 ヘッドスパやマッサージ

ただ女性の場合体の不調や生活習慣を改善していけば良いので、お金をかけずとも薄毛を改善させていくことは可能です。

ヨガやジムに通えば薄毛対策だけでなく健康面でもいろいろメリットが出てきますので、薄毛対策に使う費用は育毛剤などよりはそうした健康を整えるところに使った方が女性の場合たくさんのメリットがあると言えるでしょう。

まとめ

髪の毛は女性の命と言われているのですが、調査結果を見ると男性よりも女性の方が薄毛に対する意識はそこまで高くないのかなという感じがいたします。

一方女性の薄毛を男性から見た感じだとやはり良い印象は受けないのでもう少し女性の薄毛意識を高く持っていただきたいです。

ただ、女性の薄毛は男性のものよりははるかに改善が容易にできますので、諦めずに薄毛改善に努めていただきたいと思います。