女性の薄毛

女性の抜け毛や薄毛を増進させてしまう食べ物させてしまうとは⁉

抜け毛を増進させてしまう食べ物させてしまうとは?

抜け毛の原因は一つではなく、様々な原因が考えられます。

ホルモンの乱れから抜け毛が進行する、AGAまたはFAGAなどは、近年患者数が特に増えています。

しかし、日常の生活習慣の乱れも抜け毛の原因となることがあるのです。

例えば、喫煙や飲酒、睡眠不足、過度なストレスなどがありますが、食生活の乱れも抜け毛の原因となります。

近年若い世代を中心に食生活の乱れが問題となっています。

その乱れた食生活には、「抜け毛を増進させてしまう食べ物」も含まれていて、知らず知らずのうちに何気なく口にしているのです。

今回は抜け毛の原因とる食生活の乱れの中で、抜け毛を増進してしまう食べ物について解説していきます。

脂肪分の多い食べ物

脂肪分の多い食べ物をまとめます。

カップ麺
レトルト食品
揚げ物
牛肉
チョコレート
スナック菓子

これらの脂肪分の多い食べ物は、頭皮の状態にすぐ反映されます。

近年の食生活は、脂肪分の多い肉類が多めの欧米型になってきていて、ビタミンや食物繊維の豊富な野菜類が摂取不足の傾向にあります。

揚げ物や脂肪分の多い肉類を食べ続けると、過剰な脂肪分を排出しようと毛穴から油分が出ます。

これが皮脂と呼ばれるもので、毛穴のつまりや肌荒れの原因となります。

毛穴のつまりから抜け毛が進行したり、皮脂が過剰に分泌されることによって引き起こされる肌荒れが発生して、抜け毛につながるときもあるのです。

高塩分な食べ物

塩分の多い食べ物もしくは調味料をまとめると

カップ麺
レトルト食品
揚げ物
醤油
味噌
梅干し

などがあります。

日本は古くから塩分を多く含んだ料理が多く、さらに食生活の欧米型も重なったことで、日本人は塩分の摂取量が過剰な状態となっています。

塩分の摂りすぎは高血圧を引きを越すことで有名ですが、抜け毛の原因にもなります。

塩分のとりすぎは、身体の組織が機能障害に陥るときがあり、抜け毛を誘発してしまうかもしれないのです。

また塩味は知覚神経に強い刺激があり、知覚神経が刺激を受けると神経細胞もダメージを受けます。

頭皮の神経細胞も、塩分によるダメージを受けてしまい、結果的に抜け毛となってしまうのです。

実際塩分と抜け毛は強いつながりがあり、アメリカで日ごろの食生活で塩分の摂取量を減らしたら抜け毛の進行が止まった、という研究報告があります。

カップ麺やレトルト食品、外食産業で提供されている食事も、高塩分な場合が多いので要注意です。

甘い食べ物

甘い食べ物または調味料をまとめます。

ケーキ
ドーナツ
砂糖

いうまでもなく、ケーキやドーナツには大量の砂糖が含まれています。

糖分の摂りすぎで発症しやすい代表的な病気は糖尿病ですが、抜け毛の原因にもなります。

糖分は過剰に摂取すると、体内で中性脂肪となります。

肥満の原因にもなる中性脂肪は、体内で過剰に存在すると排出しようと皮脂となり分泌されます。

これは脂肪分の多い食べ物を摂取したときと同じことが言えます。

さらに、体内の過剰な糖分を代謝する際に多くのミネラルやビタミンB群を消費します。

ミネラルは髪の毛を作る材料の一つです。

さらにビタミンB群は、抜け毛予防にはなくてはならない重要な栄養素として有名です。

このように、甘い食べ物の摂りすぎも抜け毛の原因の一つとなってしまうのです。

辛い食べ物

ひと昔前に激辛ブームがあり、スナック菓子やカップ麺などがこぞって「激辛味」を出しました。

さらに、某有名人気ラーメンチェーン店では激辛のラーメンが有名となり、激辛ラーメン店も数多く出現します。

本来、日本料理には辛い調味料がほとんど使用されませんでしたが、ここ最近は数多くの激辛料理が一般的となっています。

辛い食べ物は、血行が良くなったり、体を温めてくれる効果がありますが、それはあくまで適量の場合です。

近年の店頭やラーメン屋で見る激辛料理は、大量の辛い調味料を使っていて、もはや健康を害するレベルの料理もあります。

辛い調味料の大量の摂取は、直接抜け毛を引き起こすわけではありません。

しかし、喉や胃腸の粘膜を傷つけて炎症を起こす危険があります。

辛い調味料の摂取で体内が何らかの害がおきて、そこから派生して抜け毛へとつながる可能性があるのです。

辛い調味料の大量摂取は抜け毛で済むならまだしも、最悪のケースだと、胃がん、食道がん、大腸がんを引き起こす可能性すらあるのです。

さらに、辛い料理は高塩分な料理である場合が多いのです。

辛いだけでなく、塩分もとりすぎてしまう可能性もあるので、注意してください。

食品添加物が多く使われている食べ物

食品添加物とは以下のことを言います。

人工調味料
保存料
着色料
酸化防止剤
分離沈殿防止剤
粘着剤

文字をみれば何となくわかりますが、長期保存と賞味や見た目をよくするために開発された人工的な添加物です。

一応少量ならば人体に影響はないのですが、長期間にわたって摂取し続けると体に様々な害を与えると言われます。

また、一部の食品添加物は抜け毛と非常に関連が強い成分があるのです。

たとえば、接着剤の一つの「ポリリン酸ナトリウム」は、亜鉛を体内から排出してしまいます。

さらに、酸化防止剤の一つである「チレンジアミン四酢酸」も、体内から亜鉛を排出してしまいます。

亜鉛は髪の毛の成分であるケラチンを作るときに必要な栄養素であり、亜鉛が不足すると新しい髪の毛の生成が出来なくなってしまうのです。

さらに亜鉛には、男性ホルモンから生まれる抜け毛の原因となる成分の働きを抑制してくれる効果もあるのです。

このように食品添加物には髪の毛の生成、抜け毛予防に重要な栄養素である亜鉛を排出してしまう成分があるのです。

食品添加物が多く含まれている食べ物は、カップ麺やレトルト食品です。

どちらも手間がかからず簡単に食事を済ませることができますが、毎日そんな食生活は続けられません。

食品添加物は、抜け毛や健康を害を与える可能性があるため、できるだけ摂取しないように気をつけましょう。

アルコール

アルコールは、適量だとリラックス効果やストレス解消、さらに血管を膨張して血行を良くしてくれる効果があります。

しかし、大量のアルコールの摂取は抜け毛の原因の一つとなってしまいます。

まずアルコールは体内から排出する際に、ビタミンBを消費してしまいまうのです。

ビタミンBは抜け毛予防に効果的な栄養素です。

少量のアルコールならビタミンBの消費量も少なくてすみますが、大量のアルコールを摂取すると、大量のビタミンBを消費してしまうのです。

さらにアルコールの分解には、大量の水分も消費してしまい、それによって血流が悪くなって頭皮の毛細血管の血流が悪くなってしまうときもあるのです。

また、アルコールの摂取は肝臓に負担をかけます。

肝臓に負担をかけると、「IGF-1」という成分の生成が減ってしまいます。

IGF-1は毛母細胞を活性化させる効果があるのです。

毛母細胞は頭皮の中で髪の毛を作る機能があるので、肝臓の状態によって毛母細胞の働きが変化してしまうのです。

アルコールを常に摂取していると、肝臓に負担がかかりIGF-1の生成が減ってしまいまうのです。

お酒が好きな人にアルコールは一切摂取するなとは言いませんが、休肝日などを決めて肝臓に過度な負担はかけないようにしましょう。

まとめ

今回は、抜け毛を増進させてしまう可能性のある食べ物をご紹介しました。

ここまで読んでくれた皆さん、実は今回ご紹介した食べ物には共通点があります。

その共通点とは、「人間がストレスを感じたときに欲する食べ物」なのです。

思い出してみてください。

仕事帰りやストレスを感じたとき、お酒が飲みたいと思ったり、濃い味付けの料理が食べたかったりしたことはありませんか?

人間はストレスを感じると、極端な甘味、塩味、辛味やアルコールなどを欲する傾向にあります。

しかし、そうした食生活を続けると食生活が乱れ、抜け毛を引き起こしてしまうのです。

極度な甘味、塩味、辛味のある食べ物を摂取していると、味覚がマヒしてしまうことがあるのです。

また、健康に良くないこともいうまでもありませんよね。

ストレスと感じた時こそ、食生活には気をつけてください。