女性の薄毛

M字ハゲは薄毛の女性でもなるの?

M字ハゲとは?

男性に多いと思われがちなM字ハゲ。

実は女性でもそうなってしまう場合があるのです!

女性の薄毛といえば全体的に髪の毛のボリューム感がなくなるイメージですが、一部に集中して毛が薄くなってM字ハゲになる場合もあります。

この記事ではM字ハゲの原因や女性でなってしまう場合の例などを解説しながら、予防方法などもご紹介していきますので、是非参考にしてください!

M字ハゲの原因

M字ハゲになってしまう原因は様々です。

男女問わず共通の原因がありますので、一つずつ見ていきましょう。

下記の原因に心当たりのある方は要注意です。

男性ホルモンの増加

薄毛になってしまう原因の一つとして、男性ホルモンの増加が考えられます。

男性ホルモンには、髪の毛を生成する働きを邪魔するDHTというホルモンが、何らかの原因により発生し、髪の毛の成長を抑制してしまうのです。

実は男性ホルモンに含まれるこのDHTは、女性でも発生する場合があります。

女性の場合だと、女性ホルモンの分泌により髪の毛の成長を促しているのですが、加齢や生活習慣、ストレス等が原因でホルモンバランスが崩れ、M字ハゲに繋がってしまうのです。

栄養バランスが悪い・栄養不足

元気な髪の毛が生えてくるためには、私たちが普段食事などから摂取するタンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素が欠かせません。

タンパク質は髪の毛を生成する働きが、ビタミンはタンパク質を頭皮まで届ける役割、ミネラルは髪の毛に潤いや艶を与える役割があります。

それぞれの栄養素を十分に摂取できず、栄養不足になってしまうと、当然元気な髪の毛を作る材料がないため、薄毛になってしまう可能性が高くなってしまいます。

忙しいからといってジャンクフードを食べたり、1日1食しか食べないといった生活を続けてしまうと、結果的にM字ハゲを引き起こしてしまうのです。

M字ハゲは女性でもなるの?

男性の薄毛の特徴として、額の生え際や頭頂部など、一部分に限って毛が薄くなることがあります。

女性の場合は全体的に薄くなるのが特徴ですので、上記のような原因でM字ハゲになってしまうのは可能性が低いといえるでしょう。

では女性でもM字ハゲになってしまうのは、どのようなことが考えられるのでしょうか?

FAGAの発症

一つはFAGA(女性型男性脱毛症)の発症です。

ホルモンバランスの乱れによって引き起こされる女性特有の脱毛症で、髪の毛を生成する力が衰退しているために起こる病気です。

「前髪がスカスカになってきた。」「額の生え際が薄くなってきた」などの症状を感じた場合は、FAGAによる薄毛を疑うべきでしょう。

主に更年期(40代~50代)にかかりやすいFAGAですが、近年では若年層(20代~30代)でも発症する場合もあります。

生活様式の変化から、ホルモンバランスが乱れやすくなっていることが考えられますので、若い女性でもM字ハゲになる可能性は0ではありません。

牽引性脱毛症

M字ハゲは内的要因だけでなく、外的要因も考えられます。

普段から髪を良くかきあげる方は要注意です。

髪を書き上げること自体に問題はありませんが、一日に何度もしてしまう方は頭皮に負担がかかり牽引性脱毛症になってしまう場合があります。

それ以外にも、洗髪時に強くこすりつけたり、爪で洗っていたりすると、頭皮が傷つく原因になってしまいますのでそれがきっかけでM字ハゲになってしまうケースも。

M字ハゲを予防するには?

M字ハゲになってしまうのには様々な原因がありますが、原因が分かっているが故、その予防を講じることもできます。

髪の毛が第一印象を大きく決める女性にとって、M字ハゲになってしまっては、気軽に出かけることもできないですよね。

しっかり対策をとることで、M字ハゲに悩まない元気な髪の毛にを目指すことができm差うので、是非参考にしてください。

食生活を見直す

髪の毛を生成するためには栄養素が不可欠ということを上記でも解説してきましたが、髪の毛だけでなく身体の調子を整える上でも大切なことです。

偏った食生活、栄養バランスが悪い食事を続けている方は、それらを改善するようにしましょう。

カロリーの高いものを食べ過ぎず、低脂肪・高タンパクのものを摂取すると髪の毛にも良いのでおすすめです。

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスの乱れによる薄毛が発生している場合には、そうならないように日頃からホルモンバランスを整えておくことが大切です。

十分な睡眠・休息、ストレスの適度な解消により、女性ホルモンの分泌量が増えて、薄毛の敵であるDHTの分泌を抑えることができます。

加齢によって、女性ホルモンが減少している場合は、ホルモン注射等ができますので、人工的に分泌量を増やすというてもありです。

シャンプー方法の見直し

あなたは髪の毛や頭皮を毎日優しく洗えていますか?

爪を立てたり、激しく洗うと頭皮が傷つき、元気な髪の毛が生えて来なくなってしまいます。

普段のシャンプー方法を見直すことによって、頭皮環境が改善し、結果的に薄毛の予防、M字ハゲの予防につながります。

シャンプーはしっかり泡立てて、指の腹を使ってマッサージするように頭皮を優しく洗うようにしましょう。

女性のM字ハゲは男性よりも治りやすい

男性のM字ハゲの場合は、男性ホルモンの増加に伴う薄毛が原因となっているため、治療には長期的な時間が必要です。

ですが女性の場合は男性と違って髪の抜け方や原因が異なるので、早期に治療を開始すれば、治るのも男性よりも速いのが特徴的です。

ほとんどの場合が生活習慣が原因

男性のM字ハゲはDHTの分泌が加速し、発毛を抑制することによっておきますが、そもそものDHTの分泌量は男性の方が多く、女性の方が少ないです。

よく見てもらえらばわかるように、男性で薄毛の方を良く見ますが、女性手なんだか少ないイメージではありませんか?

女性でM字ハゲになってしまうのは生活習慣の悪化からくる内的要因や、頭皮を傷つけてしまう外的要因が考えられますので、比較的治りやすいです。

先天性の場合は治らない可能性も

これまで解説してきたM字ハゲは後天的なもの。

つまり生活習慣を整えてホルモンバランスも整っていれば、発症するリスクも少なくかかったとしても治りやすいものでした。

しかし薄毛は遺伝による要素も考えられるため、もともとのホルモンバランスが薄毛向きになている場合は、治療が難しい可能性もあります。

遺伝子要素が強いとなかなか完治は難しく、薄毛の進行を抑制し、発毛促進指せるまで時間を要してしまいます。

まだM字ハゲになっていないけどなりたくない!という方は、親族にそういった薄毛で悩んでいる方がいないかどうかを確かめることも一つの予防方法です。

症状に気が付いたらすぐにクリニックへ!

いかがでしたでしょうか?この記事では男性にありがちなM字ハゲが女性でもかかるかどうかを解説してきました。

M字ハゲは男性のみと思われがちですが、生活習慣の乱れやホルモンバランス、遺伝などによって女性でも悩まされる場合があります。

ですが男性と女性では薄会下が進行するメカニズムが少し異なりますので、後天的なM字ハゲの場合は女性の方が治りやすい傾向にあります。

既にM字ハゲっぽくなっている方は、専門クリニックへ相談を。

まだM字ハゲになっていない方はこの記事でご紹介した予防方法を実践していきましょう!