女性の薄毛

生活習慣の改善が薄毛女性の対策の基本!食と睡眠・ストレスに上手く対応しよう

髪の毛のボリュームのあるなしで同じ顔でも印象が全く変わってしまいますよね。

以前は髪の毛のことなんて特に気にしていなかったのに、最近鏡に映る自分や手で触った時の感触、シャンプーや枕元の髪の毛の本数を悩んだりすることが増えた…と悩んではいませんか?

一度気にするとずっと気にしてしまう薄毛は本当に厄介なもの。

女性の薄毛対策には色々ありますが、まずは生活習慣の見直しをしてみましょう。

女性の薄毛対策の基本はまず生活習慣を見直すこと

女性の薄毛対策を調べてみると沢山の対策や予防や治療法が出てきますが、基本は生活習慣の見直しにあります。

生活習慣の見直しと言っても漠然としていてイメージがわきにくいかもしれません。

生活習慣は食事と睡眠とストレス対策の3本柱です。

ここでは女性の薄毛の原因の髪の毛の栄養と生活習慣の見直しの大切さについて紹介します。

女性の薄毛の原因のひとつは髪の毛の栄養不足

以前は太くしっかりしていたのに髪の毛が薄く細くなってしまう原因は、栄養不足が大きいです。

心も体も特別なことをしていないのに細くなる原因は栄養不足で、特に髪の毛の根元の毛根に栄養を与えることが大切です。

生活習慣を見直すと病院や薬を利用せず改善されることが多い

薄毛が気になるとまず思いつくのが病院への相談や受診と思います。

確かにプロに見てもらうことが早道ですし悩みもスッキリしますが、女性の薄毛は病院や薬の前にまず生活習慣の見直すことで薄毛を改善の余地があります。

女性の薄毛の場合原因は加齢によるホルモンの減少や遺伝などもありますが、生活習慣の乱れによることも多いのです。

生活習慣を改善することは薄毛だけではなく自分自身の心身の回復にもとても大きく影響します。

生活のリズムが乱れていないか、疲労がたまってイライラしやすくなっていないか等、一見薄毛に関係なさそうなことも含めて日常生活を思い返してみることが大切です。

タンパク質とビタミン・ミネラルに注目!

髪の毛の栄養を補う為にはまず髪の毛の主成分が何かを知らなければいけません。

そこで髪の毛の主成分の解説と栄養を髪の毛へ適度に繋げる方法を紹介します。

髪の毛の主成分はタンパク質

髪の毛は8~9割がタンパク質です。

タンパク質は20種類ほどのアミノ酸で構成されていて、細胞分裂により髪の毛は成長します。

このことからアミノ酸を構成するタンパク質と細胞分裂で欠かせない働きをするビタミンやミネラルもあわせて適度に取ることが大切です。

タンパク質を適度にとってバランスの良い食事をしよう

タンパク質と言うと肉や魚などが真っ先に思いつきますが、肉をあまり多く摂りすぎてしまうと動物性たんぱく質の為皮脂が多量になってしまうことで、薄毛の進行に繋がってしまうこともあるので適度にとるようにしてください。

タンパク質の摂取には高タンパクで低脂質の鳥のささみや血液をサラサラにする効果があるDHAやEPAなどが豊富の青魚のイワシなどがおすすめです。

ただ魚類は手間がかかるのが難点なので、缶詰や店でさばいてもらう等できるだけ気軽に利用するといいでしょう。

またレトルト食品やインスタント食品、お菓子などの食品の多量の摂取も髪の毛の栄養不足に繋がりやすいです。

食品添加物は髪の毛の栄養補充を妨げる面もあるので、多用は控えましょう。

しかし忙しくてストレスもたまるし料理をすることが苦痛で仕方がないという声も多い現代です。

無理に手作りやバランスの良い食事が頭にあると却ってストレスや挫折にもなってしまいますので、全くこれらの食品を摂取しないというのではなく自分の心身と相談しながら上手に利用することが髪の毛のよりよい栄養補充の近道です。

少ない睡眠は髪の毛の成長を妨げる

寝る子は育つとも言われるように、良い睡眠は体や心だけではなく髪の毛も含んで健やかな成長にも繋がります。

しかし一方では不眠症や睡眠不足の人も増えています。

そこでいい睡眠とはどのようなものか、取り入れるために気軽に出来る習慣などを紹介します。

適正な睡眠時間は8時間。午後10時~午前2時までが髪の毛の成長時間

良い睡眠時間は午後10時~午前2時までを推奨されています。

成長ホルモンは大体深夜に育まれますので、この時間帯に睡眠をとらないとどんどん栄養が不足し薄毛が進行してしまいます。

昔は昼に思いっきり活動して昼の疲れがよるに来て深夜に自然と眠気が来るので睡眠自体にそこまで考えなく良い昼型が主でしたが、最近では夜型の人が多くなっています。

睡眠時間も深夜の4時間だけでは少なすぎるので、1日の1/3の8時間たっぷりと取ることが推奨されています。8時間フルに取ることは中々難しいので、午後10時~午前2時を核としてできるだけ多めに睡眠時間を取るようにするといいですね。

日をまたぐ前には布団に入り目と体を休めよう

夜型の主な原因はスマホやネットなどのデジタル機器をうっかり夜通しで熱中してしまったり、ストレスや不安を考えてしまい布団に入っても寝付けなくなり中々寝ること自体が難しいことが考えられます。

眠りたいのに眠気がおきないのはとても辛いことです。

まず午後11時前になったら早めに布団につくようにしてデジタル機器の電源を落として本も閉じるようにしてください。

スマホやネット、読書などは刺激が強く目や頭もかなり疲労させているのでそのまま寝ようとしても緊張感が高く中々眠気が訪れません。

緊張感を減らすためにもまずは自分の気持ちを開放して落ち着けることを考えてください。

また布団に入って寝なければ!と考えすぎてしまことが縛りになってしまうこともあります。

布団に入る時には、しなければ!という義務感を捨てて心と体を休めることに専念しましょう。

その為には目をアイマスクで休ませたり、ストレッチで軽く体をほぐしたり、おなかや足を温めたりするといいですよ。

ストレスフルな社会では自分なりのリラックス法を早めに見つけておこう

現代はストレス社会と言われるほどストレスだらけです。

SNSやネットなどのツールの発達により気軽に他の人と話が聞ける分、世界中に瞬時に伝わってしまうリスクも格段に大きくなっています。

リアルでも学校や職場での同調圧力やハラスメントなど、周りに気を使いすぎて心身が壊れてしまう人も多いです。

その為に繊細な人ほど辛い思いを抱えやすく、ストレスを根絶することがとても難しくなっています。

ですがストレスの根絶は出来なくてもストレスを減らすことなら自分次第で可能です。

それではストレスが与える影響と気軽に始められるストレスの対応の仕方を紹介します。

ストレスは頭皮の血行不良につながる

ストレスが与える影響は髪の毛以外にも心身全体にまで及ぶのでとても恐ろしいものです。

ストレスが薄毛に与える影響とは頭皮への血行が上手くいかないことにあります。

頭皮は髪の毛の土台の皮膚で、毛母細胞に栄養素がいかないと十分に髪の毛が成長しません。

植物で例えるなら、いくら植物自体に水や栄養剤を与えても土台の土が良くなければ植物の成長が上手くいかずに枯れたり細くなったりしてしまうことと同じです。

またストレスは頭皮だけではなく、内臓への働きが悪くなったり抜け毛の原因の一つの男性ホルモンのジヒドロテストステロンも増大も考えられ、負の三重奏以上にもなってしまいます。

回避する為にもまだ軽いストレスのうちに、こまめにストレスを回復させることを考えてください。

心の鎖を緩めて気持ちを楽にしてあげよう

ストレス解消すればいいのは分かっているけどそれが出来ないから悩んでるんですよね、確かに簡単に解消できるなら苦労はないですから。

なのでストレスが解消できないのなら少しずつ減らすことや考え方を変える、自分にあったストレス方法を選ぶことが大切といえます。

ストレス解消には大きく2つに分けられカラオケやショッピングなどのような行動型と、読書や体を休めるなどの休養型に分かれます。

たまった怒りを発散させたいという時には行動型、落ち込んで動く元気がない時に休養型を選ぶといいでしょう。

また職場や学校などの人間関係の悩みは人間社会においてとても厄介なものです。

辛くて仕方がない時には、どんなに努力してもどうしても合わない人がいる仕方がないと考え、できるだけ距離をおくいわば諦め型もよい方法のひとつです。

無理に正論で考えずに自分なりのストレスの減らし方を見つけてみてください。

まとめ

女性の薄毛対策には病院での治療を考える前に、まずは生活習慣の確認が大切なことを紹介しました。

食事や睡眠やストレス対策はどれも日頃無意識だったり長年の習慣だったりと意外に見落としやすいことばかりです。

ですがその分少しだけ意識するだけで、髪の毛へ少しずつよい栄養や環境をもたらしやすくもできます。

是非基本の生活習慣を見直してみて、日頃頑張っている自分をとことん労わることから始めてみてください。