なんだかお顔のシワが増えたり、あごがたるみがでてきたり、何よりも髪が老けた!
それってもしかしたら糖化のせいかもしれません。
糖化は近年注目されている女性の老ける原因の一つですね。
実は髪の毛にも大きな影響を与えてしまうのです。
Contents
老化 薄毛の原因糖化とは
糖化とはタンパク質と糖が結び付くことを糖化といいます。
人の体にはブドウ糖など糖類が含まれておりそれがタンパク質と結びつきさらに体の熱によってAEGという物質ができます。
このAEGが老化の原因となる物質なのです。
このAEGが増えることで肌がたるみシミやシワ、くすみ、ツヤをなくしてしまいます。
頭皮とお顔は一枚肌なので、もちろん頭皮もたるみます。
頭皮がたるみお顔までたるんでしまうことを「雪崩たるみ」と言います。
この雪崩たるみは美容業界で最も注目されている老化現象の一つです。
この糖化が進むことでAEGが増え頭皮がたるむ。
そして頭皮がたるむことで毛穴の形も歪んでしまいそこから生えてくる髪もいびつになり、さらに毛穴がたるむと髪に送られる栄養にも偏りが生じるためウネりを伴うようになります。
特に40代を過ぎると髪のうねり、乾燥、そして薄毛へと発展し、この症状が激しい人ほど実年齢よりも老けて見えるのです。
さて、この糖化の原因なのですが、実は食べ物にも含まれるって知ってましたか?
糖化は糖分とタンパク質に熱を加えAEGが出来上がります。
わかりやすいたとえだとタンパク質を含む食パンを焼くとこんがり焦げができますよね。
きつね色の食パンおいしいですが、それが実は糖化した状態なのです。
この食パンには通常の40倍のAEGが含まれており、老ける原因をさらに加速させます。
つまりこのこんがり焼けたおいしそうな食パンを食べるとAEGを食べていることと同じで、老化に繋がるわけです。
その他にも糖化には、糖分の取りぎ、油物が多い食べ物に最も含まれます。
薄毛と糖化の関係
この糖化現象がどのように薄毛に関係するのかというと、先にも少し説明してますが、頭皮たるみ要するに「雪崩たるみ」を引き起こしてしまうわけです。
雪崩たるみは毛穴のゆがみ➡髪のうねり➡乾燥➡細毛➡抜け毛というような順で女性の薄毛を加速させます。
また髪や頭皮の主成分はタンパク質ですから、日頃から糖分をよく摂るという人はこの糖化が激しく、薄毛になりやすいことが言えます。
糖化を防ぐには
女性にとって大問題の糖化を防ぐには次のようなことを心がけましょう。
糖化の原因は血糖値の上昇
血糖値が上がるのは糖質を摂り過ぎた時です。炭水化物の食べ過ぎ、お菓子の食べ過ぎに注意しましょう。
食事内容が糖分の取り過ぎ
食パンをこんがり焼いたような食事をすると直接AEGを食べていることになるので、普段から食事の内容や調理方法にも注意しましょう。
薄毛の原因糖化を予防する食事方法
お腹が空いている時など食事のメインやご飯などの炭水化物から取りがちですが、糖化の原因は炭水化物の食べ過ぎや糖質、脂質の取りすぎです。
ですからご飯を食べるときは次のような順番で食べ進めていくと糖化を抑えることができます。
野菜類から食べる
緑黄色野菜などから先に食べることでその後に食べる糖質の吸収を抑え急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。
野菜の中でもキャベツの千切りやレタスなどは食物繊維が豊富です。
また野菜ではないのですが、こんにゃく類でお腹を膨らませることもお勧めです。
ちなみにこんにゃく類も食物繊維が豊富です。
気をつけたいのが、糖質が多く含まれる球根類の食べ物です。大根やかぼちゃなどは野菜類ですが糖質が多く含まれます。
できるだけ糖質が少ないものを食事の最初に食べましょう。
汁物を食べる
次に汁物でお腹を満たします。
もし汁物がない場合は炭酸水でも良いです。
汁物や炭酸水はそれだけである程度満腹感を感じることができ、これから食べる炭水化物類の暴食を抑えてくれます。
メインのお肉やお魚を食べる
メインのお肉やお魚を食べますが、できれば炭水化物と一緒に食べない方が良いでしょう。
なぜかというとお米やパンが好きな人はメイン1に対して炭水化物3くらいの割合で食べてしまいます。
ですから、できれば単品単品で食事を摂るようにしましょう。
またメインのおかず髪やお肌の原料となるタンパク質が豊富なものがお勧めです。
また、お魚にも良質で脂質を抑えてくれる栄養がたくさん含まれていますのでできれば1日おきに交互で食べると良いでしょう。
炭水化物は控えめで
食事の最後に炭水化物を食べるのですが、これまでの食順で食べ進めると炭水化物の摂取量が確実に減ります。
その結果糖化を抑え抜け毛薄毛を予防したり改善したりといった効果があります。
こうして食べる順番を見てみると外食の際のフルコースの食順に近いです。
なので食べ方を参考にしたいならレストランなどのフルコースの食順をイメージすると良いでしょう。
洋食、和食どちらも食順は似ています。
糖化を予防するための運動方法
また糖化を予防するには運動によって新陳代謝を高めることが大切です。
運動といえば誰もがジョギングやウォーキングを思い浮かべると思いますが、それよりも筋トレを中心に運動をした方が効果的です。
無酸素運動
筋トレとは無酸素運動のことを言います。女性の筋トレは女性ホルモンの影響で筋肉は男性のように大きくはなりません。
もし筋トレに抵抗があるという方はヨガでも良いです。
ヨガのポーズは一定時間同じポーズをとるため体全体やインナーマッスルの強化に効果的で、さらに体に筋力がつけば新陳代謝が上がります。
有酸素運動
有酸素運動も新陳代謝が上がりますが、あまり有酸素運動ばかりしていると活性酸素が体内で生産されすぎて反対にお肌がボロボロになることがあります。
もし有酸素運動のみが良いという方はしっかりビタミンCやポリフェノールといった抗酸化サプリも一緒に摂るようにしましょう。
運動をすることで食べ物から取り入れた糖分は運動で代謝し体外に追い出すことができます。
ですから食事をして1時間くらい経ったらウォーキングからでも良いので運動をしていきましょう。
また運動には育毛効果もあります。
しっかり睡眠をとる
食事、運動の正しい習慣ができればあとはしっかり休息することです。
健康的な髪やお肌は睡眠が命といっても過言ではありません。
できれば8時間睡眠をとることが理想的です。
ただ普段お仕事や子育てで忙しい毎日を送っていると一回の睡眠に8時間とることが無理という方もいると思いますので、そんなときはちょっと空いた時間にお昼寝の時間を設けるのも良いです。
例えばお子さんが学校に行っている間とか、電車での移動時間などは無理なくお昼寝ができると思います。
まとめて8時間睡眠でなくても良いので1日のトータルで8時間睡眠を目指しましょう。
育毛剤で糖化ケア
女性用育毛剤には糖化したAEGを抑える作用があります。
これは育毛剤のみならず化粧品にも含まれている成分ですから、当然育毛の際の糖化防止にも有効です。
お顔のケア同様頭皮ケアもアンチエイジングとしてとても大切です。
髪に元気がないとどうしても老けて見えてしまいます。
まとめ
女性の糖化は老化を早めてしまいます。
またそれによって抜け毛薄毛を発症しより老けて見えますので、毎日の食事や運動、睡眠に気をつけてなおかつ薄毛防止に効果的な育毛剤で頭皮ケアをしていくことも大切です。