美しい髪の毛を維持するためには毎日のヘアケアが欠かせません。
世界を見渡してみると、その国々で文化やトレンドが異なります。
世界各国の美女が続けているヘアケア習慣は、日本にはない独創的なものばかり。
日本にいながらも意外と知らない日本のヘアケア方法もありますので、各国のヘアケア方法を見ていきましょう。
Contents
世界には様々なヘアケア方法がある
海外旅行などに行った際に、外国の異文化に魅力を感じたことがある人も多いはず。
文化と同じように世界では「美」に関する習慣も様々です。
その中でも髪の毛のケア方法にフォーカスを当て、海外のヘアケア習慣を国別に見ていきましょう。
各国のヘアケア習慣
今回ご紹介するのは6つの国のヘアケア習慣です。
国それぞれで使用しているケアアイテムや習慣が異なりますので、それぞれの特徴をご紹介していきます。
もし自分で試してみたいと思うものがあったら是非実践してみてくださいね!
アメリカ
トレンドの発信地アメリカ。
アメリカのセレブ達が愛用しているスーパーフードがあります。
それはアマランサスという紀元前5,000年から栽培されていた古い穀物です。
アマランサスには髪の毛に必要な成分であるタンパク質が、白米の2倍も含まれています。
そのほかにも食物繊維や鉄分、葉酸やポリフェノールなども豊富に含んでいるため、肌や髪の健康を保つ効果が期待できます。
頭皮環境を整えるにはアマランサスはとっておきの健康食材で、アメリカでは大人気のスーパーフード。
髪の毛だけでなく老化防止にも効果があり、健康維持にも効果的です!
ブラジル
アメリカの次に美髪美女が多いといわれているブラジル。
ブラジルの美女は特にヘアケアを重要視しているそうです。
そんなブラジルで実践されているヘアケア習慣は、「ヴェラテピア」という髪を燃やしてヘアケアする方法。
髪を燃やすと聞くと斬新すぎて驚きですが、ブラジルの美容院やヘアサロンで普通に燃やしてくれるそうです。
ヴェラテピアはキャンドルの炎の熱で枝毛を麻痺させ、毛包を開放。
そこにトリートメントを塗布して浸透しやすくさせるといった仕組みとなっています。
枝毛に悩んでいる方に効果的で、毛先がサラサラになるとブラジルでは大人気。
是非ブラジルに旅行に行ったときは挑戦してみてください!
ペルー
インカ帝国の遺跡が有名的なペルー。
美肌と美髪に効果的な万能オイルがペルー人には愛されています。
その名も「サチャインチオイル」。
南米ペルーやアマゾンに生息している植物の種子から抽出したオイルのことで、日本でも2006年から普及しているケアアイテムです。
サチャインチオイルの主成分は、α-リノレン酸という多くの健康効果が得られるオメガ3必須脂肪酸です。
血液をサラサラにしてくれ、免疫力の向上や細胞の活性化などが期待でき、髪への栄養補給をスムーズにしてくれるので、頭皮環境の改善の効果があります。
更に免疫力の向により髪の老化防止に。
手軽にアンチエイジングすることができるスーパーフードです。
イギリス
ヘアケアとは少し離れますが、イギリス発のヘアアレンジ方法がイギリスでは人気を呼んでいます。
そのヘアアレンジ方法の名は「ヘアタペストリー」
髪に刺繍を施し、自分好みのデザインにする斬新なヘアアレンジです。
自分の髪を使ってアレンジするのではなく、カラフルな糸を髪に刺繍するので、デザインに幅が広がり、ファッション性も増します。
フランス
オシャレなイメージがある国フランス。アンチエイジングに効果的な美容方法がヘアケア習慣として浸透しています。
それは「ベル・ジュバンス」という美髪へと若返るという意味のケア方法で。
フランスの美容院のメニューに組み込まれています。
ベル・ジュバンスは別名弱酸性美容法とも呼ばれており、トリートメントやパーマ剤などはすべて弱酸性のものを使用。
弱酸性のものを使うことにより、髪のキューティクルを傷つけずに髪の毛に艶や弾力を与えてくれるので、頭皮や髪にダメージを与えずにパーマをかけることが可能です。
普段私たちが使っているシャンプーやトリートメントはアルカリ性のものが多く、弱酸性である髪にダメージを与え続けています。
そこで弱酸性のものでヘアケアをすることによって、髪の毛に与える負担を軽減でき、パーマやカラーなどをダメージを気にせずに楽しむことができるのが特徴です。
モロッコ
モロッコで有名なヘアケアアイテムといえば「モロッカンオイル」。
海外セレブの間で日記があるオイルで、トリートメントよりも効果が高いといわれています。
モロッカンオイルの原料は、モロッコの南西部にのみ生育しているアルガンの木から採取するアルガンオイルです。
アルガンオイルにはビタミンや潤い成分を豊富に含んでおり、その成分を最大限髪の毛に生かすように作られたのがモロッカンオイルです。
更に頭皮の血管を拡張し、血行を良くする働きがあるので、育毛に必要な栄養素をしっかりと補完することができます。
艶や腰を生んでくれるだけでなく、頭皮環境も改善し、育毛効果を与えてくれるので、美容だけでなく薄毛予防にも最適なオイルです。
意外と知らない日本のヘアケア
ここまで世界各国のヘアケア習慣をご紹介してきましたが、気になるものはありましたでしょうか?
ここからは、私たちが意外と知らない日本のヘアケア習慣をご紹介していきます。
日本には世界に誇れる髪に良いものがたくさんあるので、これを機にあなたのヘアケア習慣に取り入れてみてください!
国産のヘアケア商品
私たちが普段使っているヘアケア商品は国産のものから外国産のものまで様々です。
どれも同じような商品に見えますが、国産は「日本人の髪の毛に合わせて」作られている商品なので、日本人の特徴を活かしたヘアケアができます。
日本人の髪の毛といえば黒髪が特徴的ですが、キューティクルの薄さ、ボリュームの多さなどの特徴もあるのです。
それらの特徴を生かした国産ヘアケア商品が数多く販売されていますので、ヘアケアイテムを選ぶなら、国産のものがおすすめです。
日本食
日本食は世界に誇れる食文化の一つです。
日本食には栄養バランスの整った料理が多く、毛健康志向が高いことで有名。
また季節ごとの旬の野菜や魚などを使用しているので栄養価も高く、髪の毛にもかなり良い効果をもたらすとされています。
特に大豆や魚、緑黄色野菜などは髪の毛に必要なタンパク質やビタミンなどを豊富に含んでいるので、日本食を食べることは美しい髪の毛を維持することに繋がります。
髪に良い日本食をおいしく食べ習慣を付けることで、艶のある美髪を作り上げることができるのでおすすめです。
日本酒
お米を原料としている日本酒。
アルコールの飲み過ぎは身体や髪に良くないといわれていますが、実は日本酒で洗髪すると驚きの効果が。
実は日本酒には血管拡張作用があり、頭皮に塗布することで頭皮環境が改善されるという効果があるのです。
血行が促進されると頭皮により多くの栄養素が運び出されますので、薄毛や抜け毛の予防、栄養不足による髪質の低下を防ぐことができます。
また実際に販売されている育毛剤の中にも日本酒を原料としたものもありますので、日本酒を「飲む」のではなく「塗る」に変えてみませんか?
いろんな国のヘアケアを参考に美髪を目指そう!
いかがでしたでしょうか?この記事では世界の様々な国のヘアケア習慣をご紹介してきました。
どの国も独自の文化や食物を利用したヘアケアが行われており、世界的に有名なものや斬新なものまでその種類は豊富に。
それぞれの国柄が見えるようなものばかりですので、海外旅行などで訪れた際には是非チェックしていただきたいです!
また、日本でも知られざるヘアケア習慣がありますので、この記事を参考に実際に自分のヘアケア習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?