”トリートメントやオイルとかケアをしているのに…髪質が改善されない”とか”海藻とかナッツ類を食べてるのに艶がでない”などの悩みを抱えていませんか?
いろいろ試しているのに成果がでないのは”睡眠不足・睡眠の質が悪い”せいかもしれません。
夜更かしをしたり、睡眠時間が少なかったりしていませんか?”6~7時間は寝ているから大丈夫”と思った人もいますよね。
確かに時間はとれていますが、”睡眠の質”はどうでしょうか。
日中眠い・朝起きても身体がだるい…という人は睡眠の質が悪いのかもしれません。
睡眠が足りていないと艶がでないだけではなく、頭皮や髪がボロボロになってしまいます。
そのため”髪の質がよくない”と感じてしまうんです。
今の状態を改善しなければ、髪質は変わらずパサパサのままになります。それは困りますよね…。
これから”寝れているかセルフチェックする方法・睡眠と質との関係・快眠する方法”について紹介していきます。
この記事を読んで、良質な睡眠をとれば艶のある髪を手に入れることができます。
それに身体も頭もスッキリするはずです!ぜひ、参考にして下さいね。
寝れてる?セルフチェックしてみよう!
まずは自分がきちんと寝られているのか、を知ることが大切です。当てはまるものはないか、チェックしてみて下さい。
1.床についてもなかなか(30分~1時間以上)眠りにつけない
2.夜間、睡眠途中に何度も目が覚める
3.希望する起床時間より早く目覚め、その後眠れない
4.眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない
5.日中、気分よく過ごせない
6.日中、いつものように活動できない
7.日中、眠くて仕方ないことがある
この中で1つでも当てはまれば、寝れていない可能性が高いです!
1と7については、該当する人は多いのではないでしょうか。
では、なぜ睡眠と髪が関係あるのかを説明していきます。
髪の毛と睡眠との関係
睡眠中は成長ホルモンの働きにより、新陳代謝が活発になって、髪の毛や頭皮の状態が良くなります。
しかし睡眠不足・睡眠の質が悪いと、新陳代謝が満足にできないため…パサパサの髪になるんです。
だから髪が艶のある良い状態になるには、睡眠が必要不可欠なんです。
成長ホルモンは、髪や爪や骨を作る”身体を成長させる”ホルモン。
これは子供だけではなく、大人になっても分泌されているんです。
この成長ホルモンが多く分泌されると、髪も艶のある健康な髪が生えやすくなります。
”寝る子は育つ”という言葉を聞いたことはありませんか?
その言葉の通りで、睡眠中が1番成長ホルモンが分泌されるんです。
そのため、新陳代謝が1番活発時間も、睡眠中になるのです。
新陳代謝は”古いものを新しいものに変える”働きのことです。
細胞は時間が経つと酸化して古くなったり、ダメージを受けてボロボロになります。それを新しい細胞に変えるんです。
例えば…けがをしたとします。かさぶたになって、しばらくすると取れますよね?
取れた後は新しくて綺麗な皮膚ができているはずです。これが新陳代謝です。
頭皮だと、新しい皮膚が古い皮膚の下にできます。
古い皮膚を押し出して、新しい皮膚があらわれるんです。
じゃあ古い皮膚は?というと”フケ”になります。フケとして剥がれ落ちるんです。
頭皮の状態と髪質は関係ないと、思っていませんか?
頭皮の状態が悪いと…細くボソボソな髪が生えてくるんです。
新陳代謝ができていないと、古い皮膚のままになります。
すると汚れや油脂がつきやすくなり、菌の繁殖・フケが増えてしまうんです。
どんどん悪化すると…薄毛・抜け毛・白髪が増えてしまいます。
以上のことから、睡眠により成長ホルモンで新陳代謝を受けることが、艶髪のために必要なんです。
どれくらい寝たらいいの?
人によって違いますが、推奨されているのは”7~8時間”です。
ショートスリーパーのように短時間で睡眠がとれる人もいれば、ロングスリーパーのように長時間睡眠が必要な人もいます。
起きてからの身体の様子で、自分の理想の睡眠時間を決めるといいでしょう。
朝起きてみて…
気分がスッキリしている
身体が軽い
調子がいい
このように体調が良好だったのなら、それが理想な睡眠時間と言えるでしょう。しかし…
朝起きてみて…
頭が痛い
かったるい
身体がだるくて重い
などの不調があった場合は…寝すぎ・睡眠不足の可能性があります。
成長ホルモンや新陳代謝をしているので、睡眠はたっぷりとった方がいいように思えるかもしれませんが…寝すぎはNGです。
寝すぎると、脳卒中になる危険性が高まるそうなんです。
それに8~9時間以上寝ている人は記憶力が低下して脳が老けてしまう、という研究結果まであるそう。
寝不足も寝すぎもよくありません。自分にとって理想の睡眠時間をみつけましょう!
髪を育てるゴールデンタイムは?
22時から2時の間がゴールデンタイムです。
この4時間の間が、1番成長ホルモンが分泌されます。
そのため、最低でも22時までには眠れているのが理想的です。
大人には…ちょっと22時は早いかもしれませんが、艶髪のために早く寝るようにしましょう。
快眠する4つの方法
朝に牛乳かヨーグルトを食べる
17~18時以降はカフェインは飲まない
寝る1時間前にはテレビもスマホも見ない
ノンカフェインの温かい飲み物を飲む
1.朝に牛乳やヨーグルトを食べると、眠気を誘うホルモン”メラトニン”の分泌を促すからです。
これらにはセロトニンの材料、トリプトファンが含まれています。
セロトニンは”メラトニン”に変化したものなんです。
だからメラトニンを増やすためには、セロトニンを増やす必要があります。
増やすために材料のトリプトファンが含まれている、牛乳やヨーグルトを食べるといいのです。
”夜寝る前に飲む方がいいのでは?”と考えている人もいますよね。
実はトリプトファンがセロトニンに作り変えられるためには…15時間ほど時間が必要なのです。
寝る直前に摂っても、合成に間に合わないんです。
そのため、朝食べるのが効果的と言えますね。
2.コーヒー・お茶などのカフェインを多く含む飲み物は18時までにしましょう。
飲んでから4時間くらい、カフェインの効果が働いてしまうからです。
交感神経が働いて、眠気を妨げてしまうため…夜は飲まない方がいいでしょう。
それに寝れても睡眠の質を妨げてしまい、深く眠れない・何度も目が覚めてしまう原因になります。
夜はカフェインを控えましょう。
3.ブルーライトを見ると脳が昼間と勘違いしてしまうため、眠気がおきなくなってしまいます。
部屋を暗くして”もう寝る時間”だと、脳に認識させることが大切です。
よく、部屋の電気を消して暗い中でスマホを見ている人がいます。これはNG。
脳は目から光を感知しています。
そのため周りを暗くして誤魔化していても、脳にはバレています。スマホは置いて目を閉じ、リラックスして寝る準備をしましょう。
4.お湯・ノンカフェインのお茶・コーヒーがおすすめです。
温かいものを飲むと、副交感神経が高まるのでリラックス効果があります。
体温も上がるので、眠りやすくなりますよ。
ココアでもいいのですが、カフェインに強くない人は避けた方がいいでしょう。
この機会に、自分にとって”ホッ”とできる飲み物を探してみてはいかがでしょうか?
まとめ
・睡眠不足かどうかセルフチェックしてみよう
・睡眠中は成長ホルモンが分泌されて新陳代謝を受ける
・新陳代謝が十分でないと髪がボロボロに…
・22時から2時がゴールデンタイム
・眠りの質を上げるために4つの方法を試そう
いかがでしょうか、睡眠と髪についてわかりましたでしょうか。新陳代謝のおかげで艶のある髪と、それを育てる頭皮ができていたのです。
寝不足になると髪質が悪くなったり、白髪が生えたりします。頭皮の場合はフケが増えたり、毛穴が緩んで抜け毛が増加したりします。
これらを回避するためには睡眠時間と睡眠の質が大切です。なるべく、22時から2時のゴールデンタイムは眠ることをおすすめします。
今日から艶髪のため、睡眠をしっかりとるようにしましょう。