髪をブラシをした時に、なぜか引っかかりが取れない!ことってありますか?
髪を根元から指で辿ってみると、なんと髪がこぶ結びになっている!ってことありませんか?
なぜ、このような結び目ができてしまうのでしょう。
どこに原因があるのでしょうか。そしてその対処法が大切になります。
Contents
こぶ結びになってしまう髪の原因
髪が乾燥している
髪が乾燥してしまうと、キューティクルがめくれて剥がれているため、静電気が起きやすい状態なので、髪を乾かしていたりブラシをしたりすると、絡まっていた髪が偶然に円を作ってしまい、そのまま梳かして、こぶ結びになる可能性があります。
髪が傷んでいる
髪が傷んでしまうと、ドライヤーをかけて舞い上がってしまった髪が落ちてくる時に、キューティクルが引っかかることがあるため、ドライヤーをかける前には軽くタオルドライをしてからの方がいいでしょう。
シャンプー後のタオルの使い方
シャンプー後の濡れた髪をタオルドライする場合、頭にタオルを掛けた状態で、ゴシゴシ強く髪を擦っていないでしょうか?
これは健康な髪であったとしても、こぶ結びになることもあり、髪が濡れているので絡まってしまい、こぶ結びになってしまうと解すのが大変です。
縮毛
縮毛の場合、髪そのものに捻転が入っているため、直毛の地毛に比べてみると、若干ひっかかりが多くなります。
何かの拍子に髪同士が絡まってしまうことがあります。
それがきっかけでこぶ結びになる可能性があります。
枕カバーの摩擦
枕カバーがすべりにくい素材を使っている方は、寝ている間に摩擦によって髪が絡まりやすく、こぶ結びになってしまいます。
対処法
髪に静電気を起こさせないこと
こぶ結びを作らない対処法は、静電気を起こさせないことです。
髪の乾燥があるようでしたら、アウトバストリートメントでヘアケアをすることで、髪の傷みも修復されます。
また、冬場になると洋服に静電気が発生することがありますね。
この際にこぶ結びになりやすくなるため、洋服の素材を綿やシルクなどにするなど、ナイロン系を使わないようにするなど、組み合わせに気をつけると対策になります。
タオルやドライヤーを正しく使う
髪が長くなればなるほど、シャンプー後のタオルの使い方やドライヤーには注意が必要となります。
こぶ結びや髪のダメージを作らないためのポイントとして、髪をタオルで挟んでポンポンと軽く叩くように水分をタオルに移すことで、髪が傷まずに乾きやすくなります。
また、ドライヤーをあてるときは、根元から毛先の方向に乾かし、髪が円を作らないようにして乾かすと絡まなくなります。
縮毛矯正
縮毛矯正を行うと、髪がサラサラストレートになり、こぶ結びにならなくなります。
縮毛矯正後は、髪に負担がかかるため、乾燥したり傷むなどしやすいのがはご存知の通りです。
ですから、毎日のヘアケアを行いましょう。
摩擦を減らして対処する
枕カバーはシルクが最も望ましい素材になります。
シルクは摩擦が少ないため、肌にも優しいと言われていますが、静電気が起きないことで、髪のダメージが軽減できるため絡みにくくなります。
髪の乾燥対策や浮腫みなど身体にも効果的にもなりますのでオススメです。
こぶ結びは玉結びと同じ?
髪をブラッシングしたり手ぐしをしてみると、なんだか髪が引っかかる!よく見てみると、髪の毛が玉結びになっている!
ロングヘアにしている人に多くみられます。
もちろん、これにも原因があります。
玉結びができる人、できない人の違いとは?
髪に弾力があるかどうかで決まります。
自身の抜けた髪毛を自分で結んでみると分かりますね。
きつく縛ってみると縛ったつもりが、スルッとほどけてしまいます。
これは、髪が健康な証拠になります。
弾力がある髪の毛は、結んでもすぐに元に戻ろうとする力が勝つため、そのままの形ではとどまらないため、玉結びにはなりません。
釣りをする人なら知っているかもしれませんが、ナイロン製の糸はなかなか結ぶのが大変ではないですか?
それは、糸が丈夫だからなのです。
しかも表面がつるつるしていますので、余計厄介ですね。
逆に、新聞紙などをまとめてゴミに出すときに使う紙ひもは、誰でもきつく縛ることができますよね。
それは、表面がゴワゴワして逆立っているため、結び目のところでひもが移動しないからです。
そこでしっかり固定できるので、縛りやすいですね。
原因は「傷み」
髪の毛も同じです。
健康な髪は、何らかの刺激で結び目ができたとしても自然にほどけてしまいます。
逆に、髪毛の表面がざらつきや、張りがなくなってしまうと、玉結びになりやすくどんどん解けなくなります。
髪毛の表面にはうろこ状の膜で根元から毛先に向かって重なるように覆われているキューティクルがあります。
これのキューティクルが傷むことで、髪毛がゴワゴワして、張りもなくなるため、外的からの刺激で結び目ができやすくなり、出来てしまうと固定されてしまいます。
普段のケアで予防ができる?
洗髪時ケア
このキューティクルを保護するためには、日々の洗顔ケアが大切になります。
1.シャンプーはできるだけ低刺激なもので、天然素材のものを使うことで、髪がアルカリ性にならないため、髪のダメージから守ります。
2.洗髪後はタオルドライとドライヤーでよく地肌から乾かして毛先まで乾かします。
ここで、注意したいのは洗髪やタオルドライのときに、強くごしごしして摩擦を避けることが大切です。
3.硬いブラシでとかすのもよくありません。
外的な刺激もですが、物理的な刺激も、キューティクルのダメージに繋がります。
また、お風呂上りにアウトバストリートメントや保湿剤で髪を保護することもオススメです。
タオルドライのポイント
タオルドライはタオルで6割乾かすイメージでおこなってください。
しっかりと髪の水分を落としてから、タオルで拭き取ります。
温泉施設で観察してみると、勢いよくタオルでゴシゴシと拭いている人が多くみうけます。
勢いよく拭くことで髪だけではなく、頭皮も傷めてしまうため、「やさしく拭き取る」ことが基本になります。
頭皮と根元の水分を吸い取るように、やさしくタオルをあてて指の腹を使いながらシャンプーをするように指を動かすのがポイントとなります。
ドライヤーはタオルドライ6割してから、最後にドライヤーで乾かしてから冷風でキューティクルを整えることがベストです。
パーマやカラーリングに注意
パーマやカラーは、もっとも髪の表面を傷める最大の要因になります。
おしゃれの一つでもあり「だめ」というわけにはいかないでしょうが、過剰は禁物になります。
行きつけの美容院などでよく相談したり、自分の髪に合ったヘアケア剤をみつけてもらうことで、ダメージを緩和できます。
アフター保護したりして、髪の傷みを最小限にすることで、玉結び・こぶ結びの予防になります。
トリートメントやオイルで保湿法が効果的
トリートメントには、髪毛の傷みを補修する成分が配合されているため、キューティクルを保護してくれます。
そして、オイルにもドライヤーの熱から髪を守り、乾燥が抑えられるため、潤いがでやすくなります。
これらを使用することにより、乾燥によるパサツキを抑えるため、保湿して弾力を取り戻す効果があります。