日本人の大半は、和食がお好きではないかと思います。
ご飯にお味噌汁、お漬物に焼き魚といったシンプルな和食…パンなどの洋食ももちろん好きだけれど、やはりどこかホッとした気持ちになれます。
その中でもご飯のお供として人気が高いのは「納豆」ですよね?
日本では西日本方面の方はあまり食べなれていないとも聞きますが、熱々のご飯と一緒に食べると安定の美味しさに安心します。
チャーハンに加えて納豆チャーハン、納豆蕎麦なども美味しいでしょう。
また、食卓に毎日登場する「卵」も欠かせない食材です。
納豆に合わせるも良し、納豆オムレツやシンプルやゆで卵、甘いかしょっぱいで意見の分かれる卵焼きもいいですね。
この「納豆」と「卵」ですが。身体に良いという話を常に耳にしますが、実は髪の毛にも良いそうなのです。
まずは、納豆と卵の特徴について見ていきたいと思います。
続いて、どのような点において髪の毛の育成に効果的であるのかを紹介いたしご紹介致します。
納豆の効果
納豆は言わずと知れた、栄養価が非常に高い食品です。
これさえ食べておけば大丈夫!と言われている程です。
皆さんがご存知の通り、大豆を発酵させた納豆は発酵という段階を経た事で大豆の何倍もの栄養があるのです。
タンパク質も沢山含まれていて、更に納豆のタンパク質は大豆由来なので植物性です。
タンパク質を含んでいる食品と言えば、牛や鶏肉に豚肉といったお肉が挙げられます。
しかしお肉は、大本が動物ですから動物性となります。
動物性のタンパク質は、血液の流れに支障を引き起こしかねないのです。
それはなぜかと言うと、血液がドロドロになりやすいという点があるからです。
しかし納豆は植物性のタンパク質ですから、その心配が低いのです。
ナットウキナーゼ
納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素タンパク質が含まれているので、血液の流れを妨げる所かサラサラにしてくれる効果が大いに期待出来るのです。
ナットウキナーゼと言われても、少しピンと来ない方も多いかもしれません。
このナットウキナーゼは、あの納豆特有のネバネバに含まれています。
納豆の粘り気が良いと言われているのは、このナットウキナーゼがあるからこそなのです。
このネバネバした部分に、ナットウキナーゼがあるのというのなら、沢山かき混ぜた方がナットウキナーゼが増えるのかな?という疑問が生じてきませんか?
しかしながら、沢山かき混ぜたからと言ってナットウキナーゼが倍増するということはなさそうです。
ただし、より一層の美味しさを重視されるのであれば、適度にかき混ぜてから納豆を食べる事がおすすめです。
大豆イソフラボン
また大豆イソフラボンも沢山含んでいる納豆は、女性ホルモンの減少を食い止めるためにも必要不可欠なのです。
イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしているので、加齢ともにどうしても減少傾向になる女性ホルモンを補う上でとても大きな効果が期待できるでしょう。
そもそも薄毛の原因になる1つには、男性ホルモンの増加が影響しています。
女性ホルモンが多くあれば男性ホルモンの影響を受けやすいという状況を回避する事に繋がるのです。
よって、薄毛や女性が不調を訴えやすい「更年期」にもイソフラボンは効果を発揮する可能性が高いと言われているのです。
しかし納豆をそのまま食べるという方は少ないと思います。
ねぎなどの薬味と一緒に食べる方が、より一層美味しさを引き立たせてくれるでしょう。
その中でも特に相性の良さそうな「たまご」もやはり欠かせません。
生卵と納豆のコラボレーションは、とてもシンプルですが最高のご馳走でもあります。
考えてみると、この「たまご」にもタンパク質が多く含まれています。
たまごも納豆のように髪の毛の育成に効果的な気がしてなりません。
それでは、たまごにはどんな効果があるのか見ていきましょう。
たまごの持っている効果とは
食べる物が少なく、困る方が多かった昔から、たまごは最高のご馳走の1つとして重宝されてきました。
みなさんがご存知の様に、たまごも納豆と同じように栄養価が非常に高い食材です。
他におかずがなくても、たまごを摂取するだけでも沢山の栄養を補う事にも繋がります。
たんぱく質が豊富に含まれているので、アスリートや運動をする方が主に積極的に食べているといったイメージが湧くかと思います。
髪の毛は一本一本が沢山のタンパク質から作られています。
ですから、そのタンパク質を作り出す為にも多く摂取する事が望ましいのです。
アミノ酸
たまごには他にアミノ酸も含まれています。アミノ酸はタンパク質を作り出す役割をになっているので、とても重要な成分です。
たまごに含まれているアミノ酸は、必須アミノ酸と呼ばれていて、普段の食事から摂取するべきとされているのです。
髪の毛の育成にはもちろんですが、アミノ酸が減少してしまうと、身体の不調に繋がりかねません。
身体の疲れが取れにくくなってしまったり、免疫力の低下や肌トラブルを招く要因となってしまうのです。
ビオチン
そしてたまごには、ビオチンというビタミンも含まれています。
これはアミノ酸の働きを促進させる大きな役割を持っているので、とても大切な存在です。
では、毎日たまごを沢山食べれば、髪の毛の育成にも言い訳だ!と思いたくなりますが、実は気を付けて取り入れていかないと、十分な効果が発揮されない危険性が高まるだけとなり、損をしてしまう事になりかねないので注意した方が良さそうです。
納豆とたまごは別々に食べる事が好ましい
たまごの黄身と白身にはそれぞれ、異なった栄養素が存在しています。
その結果、黄身と白身を混ぜてしまうとお互いの持っている効果を損なう事になってしまうのです。
かき混ぜて一体化させるようなことせず食べると、それぞれの持っている栄養素を十分に取り入れる事ができるようです。
たまご料理と言えば、シンプルなたまごかけごはんは頭に思い浮かびますよね?
しかしこれは、たまごを白米の上に乗せて、お箸でぐるぐるとかき混ぜる事になるので、残念ながら育毛には不向きのようです。
この事から、スクランブルエッグやオムライスにたまご焼きも同様の事が言えそうです。
では、黄身と白身をきれいに分けた状態の料理と言うと…目玉焼きにゆで卵が挙げられます。
どちらも調理工程に難しさはさほど感じられないと思います。
特にゆで卵は一度に沢山作れるので便利でしょう。
また目玉焼きも朝食にはぴったりな上、すぐに調理が済むという点で朝ごはんのおかずとして重宝されているので良さそうです。
たまごアレルギーなどではない限り、積極的に取り入れたい食材といえます。
以上の結果から、納豆とたまごは別々に食べる事が好ましいと言えそうですね。
もちろん取りつかれたように、納豆とたまごだけを大量に食べ過ぎるという事は避けるべきです。
その他の野菜などの食材も取り入れながら、バランス良く食べましょう。
思い返してみると、日本人には黒髪に艶があり美しい女性も沢山います。
しかしどちらかと言うと、今よりも昔の方にも多くいたイメージがあります。
これらのことから、和食を食べていた事と実は深い関係があったのではないかと思わざる負えません。
現代では洋食も一般的となっていますから、特に忙しい朝はパンにコーヒーだけという方も多いでしょう。
和食は洋食に比べて脂っこさが少なく、あっさりとしています。
頭皮の毛穴が詰まる原因には、脂分の取りすぎも大きく関係しています。
頭皮を触ってみた際に、ベタっとした手触りを感じたら脂が多い証拠です。
ですから、その余分な脂が毛穴を詰まらせて抜け毛や薄毛を引き起こしています。
程度な脂は肌を潤わせたり外的刺激から守るために欠かせませんので気をつけましょう。