ヘアケア

薄毛女性も知りたい!歴史上の美女偉人から学ぶ美髪の秘訣!

美しい髪の毛。

それは女性にとって、第一印象を決める命のようなものです。

現代では様々なヘアケア商品が開発され、簡単にヘアケアができると同時に、生活様式の変動と同時に髪の毛のメカニズムも変化しています。

では歴史上の美女とされる偉人たちは、どのようにして美髪を保ち続けていたのでしょうか?

世界中の美女偉人から紐解く美髪の秘訣を一挙ご紹介していきます!

小野小町(日本)【西暦800年ごろ】

世界三大美女の一人として有名な小野小町。

歴史の教科書などで一度は目にしたことのある特徴的なロングヘアーは、印象的ですよね。

現在では小野小町が存在していたのかどうかなどもささやかれていますが、小野小町が実在していたとされる平安時代の女性は、独特なヘアケアを行っていたそうです。

人物

小野小町は平安時代前期9世紀ごろの女流歌人。

恋愛歌で知られ、古今和歌集をはじめ様々な和歌が有名な日本人女性です。

「絶世の美女」とされ、伝説も多く世界三大美女であるクレオパトラ、楊貴妃に次いで小野小町が呼ばれているほどの美女だったとか。

平安時代の女性の美しさの基準は色白でおちょぼ口なのが特徴的で、その基準を全て満たしていたとされています。

美髪の秘訣

小野小町の特徴といえば、腰まで長い黒髪ロング。

写真はないものの、絵などから見る姿はまさに日本人女性の鏡のような美髪

この時代に愛されていたものが蜂蜜などの栄養素がたっぷり詰まった食品です。

蜂蜜には髪の毛に必要な栄養素の一つで、今で言う添加物のようなものが一切入っていませんので、しっかり髪の毛に栄養素が行き渡っていたのでしょう。

それらをしっかり摂取し、さらには雨水や冬の雪解け水などを洗髪に使っていたので、艶のあるサラサラな髪の毛が実現していたとされています。

楊貴妃(中国)【西暦729年~756年】

世界三大美女の1人である楊貴妃。中国は唐時代、皇帝が愛したとされる楊貴妃の風貌は、かなりの美貌だったようです。

人物

楊貴妃は719年に生まれ、傾国の美女とも謳われる絶世の美女だったようです。

壁画や歴史書によると、豊満な体型だったことが分かっており、当時の美女の基準から大きくそれていたのにもかかわらず、皇帝が溺愛していたそう。

才知があることで知られ音楽や舞踏などに多大な才能を有していたことでも知られています。

美髪の秘訣

楊貴妃が生きていたとされる中国唐時代には果物が盛んで、楊貴妃も好んで食べていたといいます。

中でもビタミンやポリフェノールを豊富に含んだライチが好物だったようで、髪の毛に必要な栄養素を果物から摂取していたのでしょう。

更にコラーゲンがたっぷり含まれたツバメの巣や、低脂肪高タンパクの手羽先などを食していたといわれており、艶のある元気な髪の毛を生成するのに不可欠な栄養素をしっかりとっていたと思われます。

クレオパトラ(エジプト)【紀元前51年~30年】

古代エジプト最後の女王で、「絶世の美女」として知られています。

世界中でその美貌が映画やドキュメンタリーで再現されているので、本当の顔や姿は掴めませんが、美女の代名詞となっているので、相当な美女だったのでしょう。

古代エジプト人の独特なヘアスタイルから紐解く美髪の秘訣を見ていきましょう。

人物

「絶世の美女」として知られ、人をそらさない魅力的な話術と小鳥のような美しい声であったと伝えられています。

骨肉の争いが絶え間なく続く古代エジプトの王宮では、ひるむことなく市民に対して自分の思いをぶつけていたそうですが、それも儚くエジプトから追放される羽目に。

信念の強い性格で、自分の野望をかなえるためなら手段を選ばなかったそう。

さすがは女王という称号の通りの人物です。

美髪の秘訣

クレオパトラの美髪の秘訣は、これもまた食生活にあったそうです。

ハチミツバラの香油炭酸など現代の美容法としても用いられているものを積極的に摂取していたそうです。

諸説ありますが、クレオパトラは牛乳風呂に入るのが習慣らしく、ロバ500頭分の牛乳に浸かっていたのだとか。

当然髪の毛も元気になることでしょう(笑)

エリザベート(オーストリア)【西暦1837年~1898年】

19世紀のオーストリア・ハンガリー皇帝の皇后として知られるエリザベートもまた、「絶世の美女」として世界中にその名が知れ渡っています。

様々な美容方法を実践していたらしく、現代にも通ずるものが多く、美髪を保つために様々なケアをしていたそうです。

人物

1837年ドイツの首都・ミュンヘンの、バイエルン王国の傍ら系の姫として生まれました。

母と訪れたオーストリアで後に結婚するオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に出会い、母の反対を押し切り、皇后となりました。

窮屈な宮邸生活を送っていたらしく、今でいう嫁姑問題に悩まされうつ病を発症したという説もあります。

自由気ままな性格で、現実から目を背けやすいタイプだったそうですが、美容には人一倍努力していたそうです。

美髪の秘訣

エリザベートは美意識がとても高く、常に身体を動かして体重維持を続けていたそうです。

古代エジプトで習慣化されていた「冷水浴」を好み、身体の毛穴を引き締め、キレイな肌を保ってたんだとか。

その意識の高さは食生活にも。果物牛乳のみを摂取していたそうで説によると栄養失調で悪影響を及ぼしていたとか。

髪の手入れはブランデーを配合させたシャンプーと、オリーブ油風呂に入っていたらしく、とても艶のある髪の毛を保っていました。

マリーアントワネット(フランス)【西暦1755年~1793年】

誰もが一度は名前を聞いたことがある偉人、マリーアントワネット。

華やかな王宮生活を送ったのちに、フランス革命により処刑されるという波乱万丈な人生を送っていた彼女もまた、世界中にその美貌が知れ渡っています。

人物

18歳という若さで王の妃となり、それまでは音楽に語学、舞踏など文武両道の優等生だったというマリーアントワネット。

しかし中身は勉強嫌いで落ち着きのない現代にもいそうな女の子だったそうです。

当時は身分の上下関係がとても厳しく、身分が低いものは王宮族に話しかけるのも禁止されていたとか。

傲慢なフランス王宮に民衆が不満を募りフランス革命を起こしますが、それに対してマリーアントワネットは反発。

ですが革命を抑えきれずにフランスを出て亡命しますが、後に拘束・処刑されてしまいます。

美髪の秘訣

マリーアントワネットの特長といえばボリューム感のある白いロングヘアー。

実はあれはかつらだったって皆さんご存じでしょうか?

マリーアントワネットは髪の毛のボリュームを上げるために、わざわざかつらに小麦粉をたっぷりかけていたそうです。

それが髪の毛に良いのかどうかはわかりませんが、当時のフランスではマリーアントワネットが小麦粉を髪の毛にかけることによって 、民が皆真似をしたそうです。

透明感あふれる白い肌とスリムな体型だったといわれていますので、美容には相当気を使っていたのでしょう。

世界中の偉人はそれぞれ独特なヘアケアを行っていた!

いかがでしたでしょうか?この記事では世界中の美女と呼ばれていた偉人から学ぶ、美髪の秘訣についてお伝えしてきました。

歴史上の偉人たちはそれぞれの時代や国の文化に合った美を追及し、今もなおその美貌が語り継がれています。

昔は現代のようにトリートメントやクレンジングオイルなどがない時代。

多くの偉人美女たちは食べ物から栄養素をしっかり摂取して美髪を保っていました

それは現代にも通ずることですので、髪の毛に必要な栄養素をしっかり摂取して現代にふさわしい美髪を手に入れましょう!