男性の薄毛は50%が遺伝と言われていますが、薄毛事情は世界に視野を広げると驚きの事実が分かりました。
薄毛が多いのは主に欧米諸国ですが、日本はその中でもアジアでは一番薄毛の確率が高いことが分かりました。
一方で、同じアジアでもインドは圧倒的に薄毛の割合が低かったのです。
その訳はいったい何なのか?
普段の生活からのぞいてみると驚きの真実が明らかになりました。
世界の薄毛事情も併せて紹介していきます。
Contents
インドの人が髪がフサフサなのは食事にあった
まず世界的に見ても、インドを中心とした中東系の国は髪がふさふさな人が多いことが分かりました。
その秘密を探ると、まず最初に注目したのが食事でした。
主な食事の秘密が3つ出てきました。
カレーを中心とした香辛料
インドといえばスパイシーな香辛料理がイメージにありますよね。
特に印象的な料理はやはりカレーです。
ですが日本でもカレーはたくさんの人に食べられています。
インドの方は年間に食べるカレーの量と、日本とは違う本格的なスパイスカレーを食べているというところが大きく違ってきます。
インドのカレーに入っている香辛料といえばカプサイシンや、ターメリック、ナツメグ、サフランといったもので、これらをうまく調合し各家庭のそれぞれの味のカレーが作られています。
日本でカレーを作るとき、スパイスから調達することはあまりないですよね。
カレールーにひと手間アレンジしたりするくらいかもしれません。
このスパイスこそが薄毛対策の秘密です。
まず、これらのスパイスには体内の代謝を挙げてくれる効果があり、血行促進につながり、育毛効果につながるといわれています。
特にカプサイシンというスパイスは育毛効果にかなり良いのです。
ちなみに韓国のキムチなどにも含まれているので、カプサイシンはちょっと辛い香辛料ですが、髪の毛には最適なんだとか。
なのでお隣韓国も薄毛の割合が少ないそうです。
最近は辛いのが苦手な若者も多いようですが、それでも日本よりははるかに少ないです。
話がずれましたが、一つ目の秘密は香辛料にありました。
肉より豆
インドといえば宗教信仰も強いイメージがありますよね。
その関係で豚肉や牛肉といったお肉を食べない人が多いのです。
その代わりに豆類をよくとることが多いです。
豆にはタンパク質が多く含まれているので育毛に大いに活躍してくれるのです。
髪はタンパク質の一種「ケラチン」が主成分になります。
それが多く含まれるのが豆なのです。
なのでインドの人は何気にほぼ毎日豆を摂取しているので、髪に十分な栄養素を送ることができているのです。
もちろんたんぱく質は肉にも含まれているのですが、たんぱく質の量としては豆が一番最適なのです。
特に大豆が最適なのですが、カレーによく大豆を使用して料理する家庭がインドは多いみたいなので、髪に良い成分をたくさん与えていることになります。
アルコール・タバコの摂取が少ない
これも宗教上の理由にはなってくるのですが、宗教によってはお酒を禁止にしている国もあるので、自然とアルコールを避ける習慣の国もあります。
それもあってか髪を健康的に維持できているということになあります。
ちなみに薄毛が多い欧米諸国は、薄毛が多い理由の一つにアルコールの摂取量が多いことが原因となっています。
レストランでビールを頼むより、水のほうが値段が高いということも聞きます。
それくらい欧米諸国の人はお酒が大好きなんですね。
たばこも禁止している宗教があるので、そのかいあってか、頭皮のダメージがほとんどなく健康的な髪が作れる環境が整っているのですね。
近年はインドでもアルコール中毒などが問題視されているということなのですが、近年はインドの方も熱心な宗教信者が減ったり、割と自由に生活できる環境になりつつあるからかもしれませんね。
インドではヒンドゥー教が7割、次いで多いのがイスラム教です。
このイスラム教が肉やアルコールを禁止している食の戒律がある宗教になります。
日本でも信者が多い仏教はインド初の宗教でありながら信者は1%にも満たないという意外な事実です。
ということで自然と食生活の中でインドの人々は髪にいいことづくめなのが分かります。
同じような食生活をしたら薄毛で悩んでいる方も改善されるかもしれません。
薄毛大国はチェコ
逆に薄毛が多い国はチェコということが分かりました。
これは食事や生活面での影響が出ていると考えられます。
欧米諸国の中でもチェコはビール大国です。
このビールが髪の発毛促進を遮ってしまい、さらに食事が肉中心であることからこってりとした食べ物が多いので、髪に必要以上の油分を与えてしまうので頭皮の脂が詰まってしまうということです。
成人男性の42%が薄毛ということだそうで、ほぼ半数近い割合になります。
アルコールを飲むと食欲もわきますし、何より濃い食べ物を身体が欲しがるものですから、インドとは真逆の食生活といっていいほど高カロリーなものが多いようです。
お肉大好き、お酒大好きとなってしまったら、それは髪にかなりのダメージを与えているでしょうね。
チェコだけでなく、われわれ日本人も結構油の多い食事をされている人が少なくないかもしれません。
外食も気軽に行ける時代ですし、ビールも年々高騰してますが、お手頃な第3のビールなどもありますし、これからますます薄毛の割合は増えそうな予感がしますね。
世界の中では薄毛ランキング14位とアジアトップの日本ですが、食生活改善が薄毛を減らすポイントになってくるかもしれないですね。
インドの女性の髪は美髪
薄毛とは異なりますが、同じインドがらみで、実は男性だけでなくインドの女性の髪も注目してほしいです。
それは年をとっても髪がきれいなことです。
それはもちろん食事もありますが、ヘアケアがヒントになります。
インドの女性は髪にいいオイルを使用している方が多いです。
日本のように市販のものもあるかもしれませんが、オイルも自分で作る方もいるくらいこだわりを持っていたり、何より不用なものが入ってない純正なオイルを使っているので効果抜群だそうです。
インドの女性は髪年齢がとても若いと有名なので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみにインドの女性はターバンを巻いてるイメージがあるかもしれませんが、ターバンを巻いている割合はごくわずかで、一部の宗教の女性しか巻いていないそうです。
まとめ
世界の薄毛事情はもちろん遺伝もあるかもしれませんが、食事面が大きく関係していることが分かりました。
香辛料を積極的に補うことができたら、もしかしたら薄毛の改善が見込めるかもしれないですね。
香辛料であれば日本のスーパーなどで手軽に購入できます。
インドのように本格的なカレーは難しいかもしれませんが、香辛料を使用した料理はカレーだけではありませんので、いろいろと工夫して料理に加えてみるといいかもしれませんね。
何かひと手間加えた料理をしてみると料理の幅も広がって楽しそうです。
香辛料理でふさふさの髪の毛をめざしましょう。