私たち日本人はなぜ黒髪で生まれてくるのか疑問に思ったことはありませんか?
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人の髪色について
毛髪をはじめとする人の体毛には、白色・淡褐色・赤褐色・黒色など実に多様な色があります。
体毛にユーメラニン色素が多いとその色は濃く、フェオメラニンが多いと赤みを帯びた色になります。
毛髪の色が淡い人種では、人によっては成長につれ毛髪が次第に濃い色へと変化することもあるのです。
また、毛髪の色は地域や民族によって様々な違いがあります。
なぜ日本人が黒髪で生まれてくるのかを、詳し見ていきましょう。
日本人はなぜ黒髪?
人種によって髪の色は違うということが分かりましたが、なぜ私たち日本人は黒髪で生まれてくるのでしょうか?
それには昔から食べている食べ物やメラニン色素と深い関係があることが分かっています。
食べ物
日本人が黒髪な理由には食べ物による要因が一つとしてあるといわれています。
基本的にアジア人が黒髪が多いイメージがあり、欧米諸国の人種が金髪や茶髪の人が多いイメージがあると思います。
これが食べ物と、どう関係あるかというかと、肉食が中心の場合、血からメラニンをつくるメラノサイトが増えなくなってしまうことが考えられているのです。
なので肉食中心の欧米人は、髪や身体のメラニンが少なくなるので、髪の色素が薄いと考えられているのです。
一方、穀物・魚介類・発酵食品などを好む日本人は、これらの文化のおかげで黒髪を保てるというわけです。
メラニン色素の種類と量
髪色はメラニン色素の種類と量によって決定します。
メラニン色素が大きく量が多いと光を吸収して、髪は黒く見えるようになります。
逆にメラニンがほとんどないと、光を反射して髪色が白く見えます。
日本人の黒髪は赤褐色の「ユウメラニン」が多く存在し、欧米人の茶髪や金髪には黄赤色には「フェオメラニン」と呼ばれるメラニン色素が多く存在しています。
このように、メラニンの種類や量によって髪色が変わるわけですが、メラニンには紫外線から頭部や身体を守る働きがあります。
日本人のメラニン量は多く、諸外国の髪の毛よりも紫外線などに強い毛髪であることがわかっているのです。
日本だけでなく多数の外国人は黒髪
黒髪といえば日本人というイメージがありますが、黒髪は東アジア・アフリカ・南アジア・中東などほとんどの民族で主にみられる髪色です。
ですがあらゆる民族で黒髪は発言する可能性があり、個人や民族に依存する髪質の違いがあり、完全な黒色か極めて濃い色をしています。
例えば、日本などのほとんどの東アジアの人々は直毛の黒髪を持つ一方で、アフリカの人々は非常に縮れた曲毛の黒髪を持っているのが特徴的です。
金髪に生まれる理由
メラニン色素の種類や量で髪色が変わると解説してきましたが、なぜ国によってメラニン色素が異なるのでしょうか?
ほとんどの国では黒髪なのに欧米諸国などで金髪に生まれる理由について詳しく解説していきます。
突然変異で金髪に
地毛が金髪になるのは、突然変異としてある確率で発生します(いわゆる色素欠乏症)。
ヨーロッパ圏内では金髪は他の人種よりも頻繁に発生し、しばしば成人期まで残存します。
このため金髪は人種固有のものということが考えられているのです。
近年の遺伝情報学に基づけば、ヨーロッパにおいて金髪の人口がはっきりと増加しだしたのは、最後の氷期である約1万1,000年前から約1万年前のことである可能性が高いです。
これ以前のヨーロッパ人は、他の人種の支配的な特徴であるこげ茶色の髪と黒い色の瞳を持っていました。
地球上の1.2%しか金髪が地毛の人はいない
金髪は人間には比較的稀にしか見られない髪色で、全人口のうちで1.7パーセントから2パーセントしか見られないです。
金髪はユーメラニンよりもフェオメラニンを多く含んでいますが、赤毛ほど多くはありません。
天然の金髪は髪の太さはありませんが、他の色の髪より毛数が比較的多く、金髪の人平均して14万本の毛髪を持っています。
子供のころは金髪で、年を取るにしたがって色が濃くなり、成人するころには茶や黒に代わる人も多いです。
金髪には様々な種類がある
白銀のようにほとんど白に近い金髪の女性を見たことはありませんか?
映画や海外ドラマなどでよく見る色ですが、プラチナブロンドと呼ばれる髪色で、天然ものは子供にしか見られません。
スウェーデンやフィンランドなどの北欧の人種の子供二しか見られませんが、まれに成人にも表れ、他の呼称として「トゥヘッド」とも呼ばれています。
また金髪と赤毛の混じった珍しい髪の色のストロベリーブロンドは日本人の黒髪にもみられることがあります。
色には個人差がありますが、幼児期に見られることが多く、成人になるにつれてメラニン色素が黒髪のものに近づいていきます。
日本人の黒髪女性は外国人にモテる!?
日本人でいると黒い髪は地味に思えてハリウッド女優などの派手な金髪に憧れている方も多いと思います。
ですが日本人の黒髪女性は外国人にもてやすい傾向があるのです。
その秘訣について解説していきます。
外見的な特徴
日本人の黒髪女性が外国人にもてる一番の理由は、エキゾチックな黒髪と黒い瞳が人気を呼んでいます。
日本の女性は髪を茶色や金髪に染めたり、カラーコンタクトを入れたりして自分の外見を変えてオシャレを楽しみますが、外国人男性にもてたいなら、生まれつきの髪や瞳でいたほうがモテるでしょう。
最近では清楚で知的な黒髪を好む日本人男性も増えていますので、ありのままの姿が一番モテるのではないでしょうか?
黒髪以外の日本人女性の魅力
日本人女性は美意識が高いことで世界中に知られています。
肌が白くてきめ細かいところも外国人に好意を持たれやすいです。
また細く良いスタイルをした日本人女性は国内では持てるポイントになっていますが、外国人男性からは少しふくよかでグラマラスなボディの方が好感が持たれやすいです。
また、童顔で老けにくく、いつまでもキレイなところも定評があるようです。
控え目な性格が黒髪を引き立たせる
金髪女性といえば派手なイメージがありますので、性格や内面的な部分も派手なイメージが付きがちです。
ですが日本人女性の場合は、良くも悪くも自己主張がそこまで強くないのが特徴的です。
そのおしとやかで控えめな性格が、外国人男性の心を包み込むので感あり定評があります。
それは黒髪が出す控え目なイメージが作り出しているといっても過言ではありませんが、そのイメージを裏切らないという点で、黒髪日本人女性が外国人に受けがいい理由の一つといえるでしょう。
なので気になる外国人男性がいたら、派手にメイクはせずに黒髪ストレートでナチュラルに接することが一番心を射止めることができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事では日本人が黒髪である理由について解説してきました。
人の髪の毛の色は、メラニン色素の量や種類によって異なりますが、ほとんどの国では地毛は黒色であることが多いです。
欧米では生まれながら金髪である人もいますが、地球全体で約2%ほどの人しかおらず、成人になってまで金髪の人は稀であるということが分かりました。
日本人女性の黒髪はおしとやかなイメージがあるので外国人男性に評判がいいです。
なので気になる外国人男性を自分のものにしたいなら、黒髪ストレートのナチュラルメイクで勝負しましょう!