若い頃はサラサラのストレートヘアだったのに、年齢を重ねるにつれて髪のうねりが気になってきた、ということはありませんか?
実は髪のうねりは、遺伝によるクセ毛だけでなく、加齢によって発生してしまうこともあるんです。
特に雨の日が続く梅雨時は、髪がうねってしまうと上手く髪がまとまらなくて困ってしまうこともありますよね。
さらに、髪がうねるとツヤが出にくくなってしまい、ツヤが失われることによって老けた印象や疲れた印象に見えてしまうこともあります。
今回は、そんなアラフォー世代の髪がうねる原因と、その対策法をご紹介していきます。
梅雨時を迎える前に、しっかりと原因と対策を身に付けていきましょう。
Contents
アラフォー世代に多いお悩み!うねり髪の原因は?
アラフォー世代に多い髪に関するお悩みの中でも、うねり髪で悩んでいる人は多く見られます。
若い頃はくせ毛じゃなかったのに、いつの間にかクセが気になるようになったという人も多いのではないでしょうか。
まずは、加齢によってうねり髪になってしまう原因を3つご紹介します。
原因①加齢によって毛穴がたるんでうねり髪になってしまう
髪のクセやうねりは、髪が生えてくる毛穴の形によって変わってきます。
うねりが無い髪の毛穴はキレイな円形になっています。
それが、年齢を重ねることによって顔の毛穴と同様に頭皮の毛穴もたるんでしまい、毛穴が歪んでしまうことがあります。
頭皮のたるみだけでなく、頭皮が固い状態が続いたり、ポニーテールなど髪を強く引っ張る髪型を続けていると、毛穴が歪んでしまう原因になります。
頭皮の毛穴が歪むと、そこから生えてくる髪の形状も変化してしまったり、色々な方向に髪が散らばってしまい、うねった髪になってしまいます。
原因②髪の乾燥や紫外線によるダメージ
髪の毛の外側を覆うキューティクルが、乾燥や紫外線、ドライヤーやヘアーアイロンによる熱、ブラシによる摩擦などの刺激によって剥げてしまい、髪が乾燥してしまいうねり髪の原因になってしまうこともあります。
また、髪内部の水分が加齢によって減少してしまい、内部の水分量が均一でなくなることによって、髪がうねってしまうこともあります。
年齢を重ねたことによって自然に髪の水分が少なくなってしまっている時に、髪の乾燥対策や紫外線対策を何もせずにいると、余計に髪のダメージに繋がってしまいます。
原因③長年パーマやカラーを繰り替えている
何年もの間パーマやカラーなど、髪の内側の細胞にまで影響を与える施術を繰り返していると、うねり髪になってしまうこともあります。
パーマやカラーは「コルテックス」という髪の内側にある細胞まで影響を与えてしまうので、何度も繰り返しているとコルテックスがデコボコした状態になってしまって、うねりが加速してしまう原因になります。
梅雨時でもうねり髪に負けたくない!うねり髪対策
加齢による頭皮の毛穴の変化や、髪の乾燥、パーマやカラーによるダメージによって、アラフォー世代のうねり髪は発生してしまうことが分かりました。
ここからは、そんな大人の髪のうねりを改善する対策法をご紹介します。
毎日のヘアケアやスタイリングを少し見直すだけで効果が得られることもあるので、ぜひこの機会に見直してみましょう。
梅雨の湿気にも負けない、若々しさをキープしたヘアスタイルを手に入れられるかもしれません。
うねり髪対策①シャンプーやトリートメントを見直す
まずは毎日のシャンプーから見直してみましょう。若い頃からずっと同じものをなんとなく使っている、という人も意外と多いのではないでしょうか?
年齢を重ねるにつれて、少しずつ髪内部の水分量や栄養が減少していき、内部がスカスカになってしまいがちです。そのため、シャンプーも保湿系のタイプの方が合っている方も多くみられます。
さらにトリートメントは、表面だけでなく、内部までしっかりと浸透してくれるものがおすすめです。
コルテックスまで補修してくれるタイプや、髪内部のダメージまで補修してくれるタイプも発売されているので、検討してみるのも良いでしょう。
うねり髪対策②頭皮マッサージを取り入れる
加齢によって頭皮がたるんだり、生活習慣の乱れやストレスなどで硬くなってしまうと、頭皮の毛穴までたるんでうねり髪の原因になってしまいます。
そのため、頭皮を健康に導く頭皮マッサージやヘッドスパは、ぜひ早くから取り入れたいケア方法です。
自宅でヘアブラシや電動頭皮マッサージ器を使ってマッサージしてみたり、マッサージする時には専用のエッセンスなどを使用してみるのもおすすめです。
1日数分でも毎日続けることで効果が期待できるので、テレビを見ながらや湯舟に浸かりながらなど、自分なりの方法でリラックスタイムを作ってみてください。
うねり髪対策③スタイリングでキューティクルを整える
朝のスタイリングの時には、湿気が髪内部まで入りにくいように、キューティクルを整えるように心掛けましょう。
髪表面を覆っているキューティクルはうろこ状になっていて、上から下を向いています。
さらにキューティクルは熱した時や濡らした時に開いて、冷めた時や乾いた時に閉じる性質を持っています。
そのため、濡らした髪をドライヤーの熱を使ってドライした後は、冷風を上から下に向かってあてて、キューティクルを閉じるようにブローしましょう。
うねり髪対策④ヘアーアイロンなどの熱でしっかりとスタイリングする
スタイリングはパーマをあてておけば簡単にできますが、パーマも髪内部のダメージとなってしまう可能性があるので、長い目で見るとヘアーアイロンやカールドライヤー、ホットカーラーなどでスタイリングするのがおすすめです。
アラフォー世代におすすめのスタイリングツールは、「ブラシ型ヘアーアイロン」。ヘアーアイロンの熱源部分がブラシで覆われているタイプなので、ヤケドの心配も少なくて初心者にも安心です。
アイロン専用の髪を守るトリートメントを使用した後に、ヘアーアイロンの熱で内巻きカールやストレートに仕上げることで、熱によってツヤを出しながら髪をふんわりまとめることができます。
この時、髪を少し引っ張るようにテンションをかけながらアイロンを髪に通すことで、うねり髪もきれいなカールやストレートに仕上げることができます。
髪の傷みが気になる人は、髪に良いコーティングが施されているタイプや、スチームやマイナスイオンが出るタイプを使用することで、カバーすることができておすすめです。
うねり髪対策⑤トリートメントやスタイリング剤でコーティングする
スタイリングの最後には、洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどを使用すると、髪に栄養やツヤを与えながら、湿気が入りこまないようにコーティングすることができます。
他にもシアバターなどの油分が多いものも、パサついた髪を保湿することもできておすすめです。
これらを使用する時は、髪の外側だけでなく内側にもしっかりと付けて、乾燥を防ぐようにしましょう。
トリートメントやオイル、シアバターなどで保湿した後に、最後にスタイルをキープすることが出来るスプレーを吹きかけると、ヘアスタイルをキープするだけでなく、髪が湿気を取り込んでしまうのを防ぐことができるので、うねり髪にも効果的です。
まとめ
アラフォー世代に多い髪に関するお悩みの一つ、うねり髪。
特に湿気が増える梅雨時は髪がまとまりにくくて大変かもしれませんが、ヘアケアやスタイリングのコツを抑えることで、お悩みが解消できるかもしれません。
自分に合った方法を取り入れて、梅雨でもツヤのあるふんわりまとまり髪を目指していきましょう。