頭皮にときどきかゆみを感じる人も多いのではないでしょうか。
頭皮のかゆみが薄毛につながるのではないかという話があります。
そこで、頭皮のかゆみが薄毛につながるのか、その真相をご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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頭皮のかゆみが薄毛につながる!
頭皮のかゆみが薄毛につながるのか?という話の真相ですが、結論から言うと「頭皮のかゆみは薄毛の原因につながる」と言えます。
では、なぜ頭皮のかゆみが薄毛の原因になるのか、その理由について、解説します。
頭皮のかゆみの原因
頭皮がかゆいとつい掻いてしまいます。
頭皮のかゆみの症状は、何が原因なのかご紹介します。
シャンプーとトリートメント
毎日髪の毛を洗っているのに、かゆみを感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
実は、髪の毛の洗い方が頭皮のかゆみの原因になっているかもしれません。
1.洗いすぎ
髪の毛を1日に何度も洗う人は注意が必要です。
髪の毛を洗いすぎると頭皮が皮脂不足になり、乾燥を招きます。頭皮の乾燥は潤いがないため、皮膚のバリア機能が低下した状態です。
すると、少しの刺激でも頭皮は過敏になってしまいます。
シャンプーをしすぎている人は、頭皮が常に皮脂不足に陥り、乾燥肌になり、頭皮が過敏になるという悪循環になります。
シャンプーは一日一回するようにしましょう。
洗浄力の強いシャンプーを使っている人も注意が必要です。
洗浄力が強いと、頭皮の潤いまで落としてしまい、頭皮が乾燥しやすくなります。
シャンプーを一日に何度もしている人と同じような状態になります。
髪の毛は水で流すだけで汚れのほとんどが落ちると言われています。
シャンプーは洗浄力の強くないものを使うようにしましょう。
2.洗い流し不足
シャンプーとトリートメントをした後に十分洗い流せていないと、頭皮のかゆみの原因になります。
頭皮にシャンプーやトリートメントの成分が残ったままだと、頭皮の汚れの原因や雑菌が繁殖する原因になります。
さらには、フケの原因にもなる恐れもありますので、シャンプーとトリートメントをした後は、しっかりと洗い流すようにしましょう。
ヘアカラーとパーマ
ヘアカラーとパーマが頭皮のかゆみの原因になっているかもしれません。
髪の毛や頭皮は本来、弱酸性です。しかし、ヘアカラーとパーマの薬剤はアルカリ性です。
ヘアカラーとパーマはこのアルカリ性の力で、髪の毛の形状を作ったり、カラーを変えたりします。
薬剤により頭皮や髪の毛は少なくともダメージを受けます。
ヘアカラーとパーマは髪の毛や頭皮にとってはよくないものですが、白髪を染めたり髪のボリュームを抑えたり、身だしなみやおしゃれには欠かせないものです。
ヘアカラーとパーマをしている人は、髪の毛のケアをしっかりしてあげることが大切です。
また過度なヘアカラーとパーマは注意が必要です。
短時間にブリーチを繰り返したり、パーマを繰り返し当てたりすると、頭皮が過敏になり、外からの刺激に弱くなってしまいます。
また、髪の毛が傷み、切れ毛や抜け毛が増える恐れもあります。
ヘアカラーとパーマは間隔を空けてするようにしましょう。
運動不足
運動をする習慣がない人は、日々運動をしている人に比べ、全身の血液の循環が悪い傾向にあります。
血液循環が悪いと、頭皮の毛細血管の血流も滞り、頭皮に十分な栄養が送られなくなります。
頭皮に栄養が届かないと、髪の毛が育ちにくくなります。
さらに、頭皮が乾燥しやすくなります。乾燥した頭皮は潤いがないため、バリア機能が低下し、少しの刺激に敏感になります。
頭がかゆいと感じる原因です。
また、エアコンが付いた環境に居続けることでも、頭皮の乾燥を招きます。
運動をする習慣がない人は、ウォーキングから始めてはいかがでしょうか。
また、髪の毛を洗うときに頭皮のマッサージもおすすめです。
優しく頭皮を揉むことで、頭皮の血流がよくなります。
頭皮のかゆみ対策
ここまで、頭皮がかゆくなる原因をご紹介しました。
では、頭皮のかゆみをどうすれば防げるのか、頭皮のかゆみ対策についてご紹介します。
ヘアケアを見直す
1.シャンプーとトリートメント
頭皮のかゆみは、洗いすぎや洗い流し不足が原因になることをご紹介しました。
頭皮のかゆみがある人は、普段使っているシャンプーやトリートメントを見直してみるのも大切です。
洗浄力が強いタイプのものを使っていませんか?
髪の毛は、水で洗うだけで汚れのほとんどを落とすことができます。
シャンプーは髪の毛でなく頭皮を洗うものです。
頭皮にやさしい洗浄力の強くないものを選びましょう。
最近では、アミノ酸系のシャンプーも種類が増えてきています。
アミノ酸系のシャンプーは、他のシャンプーと比べて、頭皮や髪の毛にやさしいと言われています。
頭皮のかゆみや乾燥が気になる方は、アミノ酸系のシャンプーに変えてみるのもおすすめです。
2.スタイリング剤
髪の毛をセットするときに必要なスタイリング剤も気を付けなければいけません。
スタイリング剤は髪の毛に直接付けるので、頭皮につくと、シャンプーやトリートメントの洗い残しと同じ状況になってしまいます。
スタイリング剤は、頭皮に付かないようにし、付けすぎにも注意しましょう。
3.ドライヤー
髪の毛を乾かすときに使うドライヤーも注意が必要です。
ドライヤーは熱で髪の毛を乾燥させます。
ドライヤーを当てる距離が髪の毛や頭皮に近いと、髪の毛や頭皮が熱によりダメージをうけます。
その結果、頭皮の乾燥を引き起こしてしまいます。
ドライヤーで髪の毛を乾かす際には、髪の毛や頭皮が熱くなりすぎないように、髪の毛と距離を取りながら熱風と冷風をうまく使い分けながら使うようにしましょう。
ヘアカラーとパーマ
ヘアカラーとパーマは髪の毛や頭皮にとっては良いものではありません。
髪の毛や頭皮に負担を与え、頭皮のかゆみや髪の毛のダメージにもつながります。
しかし、ヘアカラーとパーマは身だしなみには欠かせないものです。
ヘアカラーとパーマをする際には、必ずパッチテストをするようにしましょう。
美容室で伝えればパッチテストをしてくれます。
ヘアカラーとパーマは間隔を空けることで、頭皮や髪の毛の負担を抑えることができます。
また、季節によって頭皮の状態も変わってきます。
冬は空気が乾燥するため頭皮も乾燥しやすく、夏も冷房にかかる時間が長い人は乾燥しやすくなります。
さらに季節の変わり目に頭皮の状態が不安定になる人もいます。
美容室で頭皮の状態を相談しながら、ヘアカラーとパーマをするようにしましょう。
運動不足
運動不足は身体の血液循環を悪くし、頭皮にも十分な栄養が届かなくなります。
運動不足にはウォーキングが効果的です。
普段より長く歩くようにしたり、エレベーターではなく、階段を使ったりと、日常の生活の中で歩く時間を増やすように心がけましょう。
また、十分な睡眠も大切です。寝ている間に髪の毛も成長します。
しっかりと睡眠をとり、頭皮を良好な状態にすることで薄毛になるのを防いでくれます。
頭皮のかゆみが薄毛につながる?まとめ
頭皮のかゆみの原因と対策についてご紹介しました。
頭皮のかゆみは薄毛にもつながります。
間違った髪の毛のお手入れは、髪の毛のトラブルを引き起こしてしまいます。
この記事を参考に、日々の髪の毛のケアについて見直してみてはいかがでしょうか。