まだ私若いのに、最近、抜け毛が多くて多くて…もしかしたら、街で見掛ける中高年女性のように、生え際や分け目から薄毛になってしまったらどうしよう?とお悩みの貴女。
今それに気付けたことが幸いですよ!
女性の薄毛は、男性とは違って遺伝ではないので、改善の余地が残されているのです。
何より大切なことは、頭皮環境を整えること!そして、放置していても改善することはないので、一刻も早く取り掛かることが大切です。
そこで今回は、薄毛になりやすい女性の特徴についてお話しするとともに、対策の仕方をご紹介したいと思います。
心当たりのある方は、今日からでも実践し、中高年になってもフサフサの髪で過ごしましょう!
Contents
まず始めに薄毛のサインがないか確認しましょう!
抜け毛の増加で、薄毛の恐怖に怯えている貴女に、是非、チェックしてもらいたいことがあります。
一般的に、男性が生え際や頭頂部から薄毛になるのに対して、女性は全体的に毛髪が減ることで、生え際の後退や分け目が太く目立ってくるようになります。
では、細かくチェックをしていきますよ!
①髪が細くなってきている。
(ツヤやコシがなくなってきている場合も危険です。)
②髪にうねりや縮れ毛が出てきた。
(頭皮のたるみで毛穴が変形してきた証拠ですね。)
③頭皮がうっ血したように赤くなっている。
(正常な頭皮は青白い色をしています。)
④頭皮が硬い。
(頭皮を指でつまんで確認してみて下さい。つまめれば問題ありませんが、つまめない場合は、血行不良になっている証拠ですよ。)
④フケが出る。
(その他にも、頭皮の乾燥によるかゆみや炎症はないかも確認します。)
⑤頭皮のベタつき。
(過剰な皮脂分泌により毛穴が詰まっている状態です。)
抜け毛の増加の他に、上記のような状態が見られる場合は、薄毛が進行している可能性があります。
薄毛になりやすい女性の特徴とは?
最近は、働き続ける女性が増え、常にストレスにさらされている状態にあるため、20~30代といった若年層でも、薄毛の女性が増えてきていますね。
それらの女性には、ストレスの他にも薄毛を招く要因があるのです!
①食生活の乱れ
多忙な生活の中で、朝食を抜いたり、お昼の食べ忘れといった欠食になったり、遅い時間の夕食なったりしていませんか?
もちろん、無理なダイエットによる栄養不足も薄毛を悪化させます。
②高カロリー高脂肪の食べ物
ストレス解消にと、甘いもの食べ過ぎたり、多忙ゆえに、外食や惣菜、コンビニ弁当で済ませ、油分や脂質の多い食べ物に偏っていませんか?
③ピルの服用
女性ホルモンの働きを抑えてしまうため、薄毛を促進させてしまうことがあります。
でも、本当に怖いのは、更年期(45~55歳あたり)以降の薄毛です。
もちろん、女性の体の構造上、この年代になると、髪の質や量を保つためのホルモン「エストロゲン」がガクンと減少してしまうため、ある程度、薄毛を招いてしまうのは仕方のないことです。
ただ、身近な中高年の女性を見てみて下さい!
薄毛がかなり進んでいる方と、思ったより毛量やツヤがキープできている方といると思いませんか。
体質や元の毛量、毛質の違いもありますが、
多くは、若い頃からの積み重ねが影響しているのです。
これから挙げる特徴に心当たりがないか、是非、確認してみて下さいね。
①髪のブリーチを繰り返している。
②市販のカラーリング剤で毛染めを繰り返している。
③無理なダイエットをしたことがある。
④冷え性である。
⑤常にストレスを抱えている。
⑥喫煙している。(過去にしていた場合も含めます。)
⑦飲酒量が多い。
⑧生活が不規則である。
⑨栄養のバランスが悪い。
⑩髪を毎日洗う習慣がない。
どうでしょうか?
複数当てはまる特徴があるならば、若いからと言わずに、今日からでも対策を打つべきですよ。
では次に、抜け毛を減らし、将来薄毛ならないための対策についてご紹介します。
将来薄毛を招かないための対策とは?
先にお話しした通り、将来薄毛にならないようにするためには、頭皮の環境を整えることが重要になります。
そのためには、まずは、シャンプー前後のケアが大切になりますね。
シャンプーを行う前に、髪の乾いた状態のときにブラッシング
それにより、髪の表面の汚れを落とすことができ、頭皮に溜まった皮脂を浮かび上がらせることができます。
また、髪の絡まりも事前にほぐしておくことで、シャンプー時の髪のダメージを抑えることができますよ。
シャンプーを行うタイミングを考えて、正しく洗う
就寝時に髪は成育されるので、夜にシャンプーを行い、清潔にしておく必要があります。
更に、シャンプーをし過ぎることで、本来必要な頭皮の皮脂まで取り除いてしまうことがあるので、回数は1日1回がベストです。
また、正しい洗髪方法としては、まずシャワーの湯で丁寧に頭皮の汚れを洗い流します。
その後、シャンプーを泡立てて、まんべんなく頭皮につけ、指の腹で優しくマッサージするように洗いますよ。
爪を立ててゴシゴシ洗いは厳禁です!最後はしっかり時間をかけてすすぐようにします。
シャンプー後は、すぐにタオルドライをしてから育毛剤をつける
頭皮を濡れたまま放置しておくと、雑菌の温床になります。
お風呂から上がったら、すぐにタオルで髪を挟んで、水分を吸い取らせます。
ここでもゴシゴシ擦り合わせてタオルドライをしないようにして下さいね。
このタイミングで、育毛剤等、髪に必要な美容液を塗り込むと効果的ですよ。
ドライヤーで正しく乾かす
タオルドライ後すぐにドライヤーを使用します。
まずは、髪を垂直に持ち上げながら、頭皮を乾かしますよ。
一ヶ所に長く熱風を当てることのないように、場所を変えつつ完全に乾かします。
すると、その乾燥が髪にまで伝わるので、髪を乾かすのも楽になります。
その後は、キューティクルに沿って、髪の根元から毛先に向かって乾かしていきます。
頭皮環境を整えたら、次に頭皮の血流を促す対策を行うますよ。
というのも、健やかな血流だからこそ、髪を成育するために必要な栄養や酸素が、毛根にまできちんと届くようになるからです。
栄養バランスを整える
まずは、欠食することなく、三食食べる習慣をつけます。
更に、頭皮に過剰な皮脂を分泌させないためにも、高カロリー高脂肪な食事は避けるようにしますよ。
更に、髪の主成分になるタンパク質、ツヤやコシを与えてくれるビタミン・ミネラル類、体を動かすエネルギーとなる炭水化物と、バランス良く食べることを心掛けてみて下さいね。
規律正しい生活を送るよう心掛ける
一定のリズムで生活することで、心が安定し、自律神経が整います。
それにより、心身だけではなく、髪や頭皮の健やかさを取り戻すことができます。
肌と同様に紫外線対策を!
忘れがちですが、先にお話しした通り、頭皮も顔と同じ肌です。紫外線に当たれば、日に焼けますし、髪もダメージを受けます。
帽子や日傘を上手に使い、紫外線対策をしましょう。
頭皮マッサージ
頭皮は筋肉が少ないため、手で直接触れて、マッサージをすることでしか、刺激を与えたり、動かしてやることがなかなかできません。定期的にマッサージをして、頭皮を柔らかくし、血流を促しましょう。
睡眠を6~7時間以上取る
先にお話しした通り、夜に質の良い睡眠を取ることで、成長ホルモンが分泌され、健康な髪が成育されるのです。早寝を心掛けましょう!
運動
頭皮は、心臓から遠く、かつその上部にあるため、元々血流が滞りやすい場所です。
有酸素運動を行うことで、全身の血の巡りを良くし、きちんと頭皮まで血流がいくようにしましょう!
禁煙とお酒を控える
タバコは、せっかく食事で摂ったビタミンCを無駄に大量消費してしまったり、また、それに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用があるため、血流を悪くします。
髪のことを考えるなら、今すぐ止めることをお勧めします。
お酒もまた、体内でアルコールを分解するために血液が使われてしまいます。
せっかく、早寝をしても、睡眠の質が下がるだけではなく、健やかな髪を育てるための血液がアルコール分解のために使われてしまうのです。
残念ながら、飲酒もまた髪にとって良いことはありません。
薄毛を進行させる女性の特徴についてお話ししてきました。
どうですか?当てはまるものはありましたか?
知らずにやっていたことが、複数含まれていたかもしれません。ただ、今なら間に合います!
是非ぜひ、健康な頭皮環境と髪を取り戻すためにも、ご紹介した対策を実践してみませんか?
将来の薄毛予防になるだけではなく、体全体に良い効果が見られるはずですよ。