女性の薄毛

低体温の女性は要注意!薄毛との関連性

自分の平熱は何度であるのか、皆さんはご存知ですか?

特に毎日熱を測ったりする機会がなかったりすると、普段の自分の平熱について気にする場合は少ないかもしれません。

ですが、今の世の中はこれまでとはガラリと変わってしまいました。

その為、出社する際などに毎日、体温の測定をする事が必須となっています。

これまで、特に身体がだるかった、何となくいつもより温かいかなという事でもないと熱を測る機会は少なかった事でしょう。

毎日の測定で、自分の平熱が思っていたよりも低い事に気付かされた方もいらっしゃるかと思います。

また逆に平熱が高めで、年を重ねる毎にホルモンのバランスが乱れやすくなる時期に入ったのかしら…と気付くキッカケにも繋がる可能性もありそうです。

平均値であれば、何ら問題はなさそうだと感じる自分の体温ですが、低体温である方は様々な不調を抱えているという問題は、ご存知でしょうか。

中でも今回は、低体温の方は髪のトラブルにも気を付けるべき点について、注目していきたいと思います。

低体温は何度を指すのか?

平熱が36,4℃以下となると低体温であるとされています。

36,5℃台以上か37,0℃が一般的な平熱の基準のようです。

なぜ体温は低くなってしまうのか

これは筋肉量の低下ホルモンのバランス、ストレスによる乱れが大きな原因と言われています。

特に筋肉量は、原因の半数以上を占めているようです。

近年ではスポーツジムやヨガなども増え、体力作りを自ら行う方も多く見かけます。

ですから、低体温の方が昔に比べると、遥かに多いというのはなぜなのか疑問に感じる方もいるでしょうか。

以前に比べて、生活環境が大きく変化した事が深く関係しています。

例えば、仕事面で言うとデスクワークをこなしている方が多いでしょう。

当然ながら、勤務中に動く範囲は狭まっているのであまり汗を掻くような行動は行わないです。

ですから、自分では動いているつもりでも明らかに運動量が足りないので、筋肉量が増えにくいのです。

筋肉は身体の基礎代謝にも大きな影響を及ぼします。

基礎代謝は生きる上で欠かせないエネルギーとも言われています。

何もしない状態で消費されるのです。

低下すると、その消費が難しくなっていくので、脂肪が燃焼されにくくなったり血液の流れが滞り易くもなってしまいます。

また、腸内環境も乱れたりするので、悪玉菌が増殖します。

低体温であると血液の流れが良くない状態となりますので、当然ながら身体の隅々まで血液が行き届きにくくなります。

頭が冷たいと感じる方は少ないかもしれません。

しかし、手足の指先を思い浮かべてみてください。

いつも指先が冷たいな、冷え性かしらと思ったことがあるかと思います。

心臓から遠い部分でもありますから、末端が冷えやすくなりがちなのです。

同様のことが頭部でも起きていると言えます。

頭部が冷える…これはすなわち髪の毛の成長に必要不可欠な血液から運ばれる栄養などを取り入れる事が不十分となります。

その結果、薄毛や抜け毛に繋がってしまうのです。

何だか、髪の毛が細くなったような気がする、コシがなくなってトップにボリュームが出ないといった症状にも現れます。

低体温というのは、血液の流れが良くない事が一番に上げられるので髪の毛のみならず全身の状態にも大きく影響してきます。

それは病気にも関係してきますので、健康的な身体を作る上でも体温を上げていくことが必要不可欠となります。

では、低体温の改善にはどの様な努力をすべきなのでしょうか。

低体温の解消する為にするべきこと

適度な運動

基礎代謝をあげるように努力すると平熱の上昇にも繋がるので、適度な運動や栄養バランスの取れた食事を摂取することが望ましいのです。

機械運動が苦手…と感じる方も中にはいらっしゃるでしょうか。

ですが、辛いと感じるようなハードな運動を行う事が大切ではないのです。

むしろ、無理のない範囲で毎日行えるような運動が適しています。

1日運動したから次の日はお休みしよう!といったことではなく、日々の積み重ねが基礎代謝をあげる為に重要なのです。

中でもおすすめなのが、ウォーキングです。

自分のペースで行えますし、景色を眺めながらゆったりとした気持ちで臨めるでしょう。

栄養バランスの取れた食事

次に食事ですが、こちらは栄養バランスが取れている事は必須ですが冷たい物をなるべく控えるに越したことはありません。

どうしても暑い季節や風呂上り等には、冷たい飲み物や食事をを選びたくなります。

しかし冷たい物はご存知通り、内臓から一気に身体を冷やしてしまいます。

その結果、自らの意思で冷えを招いてしまうのです。

様々な食材がありますが、ショウガやニンニクなども身体を温める上で是非取り入れたい食材です。

冷たい生野菜のサラダよりも温野菜のサラダや、水よりも白湯を選択出来ると良いでしょう。

また白湯は、朝起きた時に飲む事も効果的ですから、目覚めの一口は白湯に切り替えてみるのもおすすめです。

湯船に浸かる

そして入浴についてですが、浴槽にお湯を張るようにしたいものです。

どうしても核家族化で入浴時間が異なったりして勿体ないからシャワーで済ませるとか、時間短縮の為に湯船には入らないという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、湯船に浸かるというのは体温を上げる事に対して、とても大切な事なのです。

すごく熱い湯船に浸かるべきという話では当然、ありません。

熱いお風呂は身体に負担を掛け過ぎてしまうので避けましょう。

また、必要な油分なども過剰に取り去る原因にもなります。

つまり、頭皮の乾燥を引き起こし、余計に傷めてしまいます。

少しぬるめの39℃~40℃位のお風呂に入り身体の中から温めるようにしましょう。

夜であれば時間に余裕が持てると思いますので、短くても10分程は浸りたいものです。

こうすると、徐々に体温を上げる手助けとなります。

発汗も促すのでデトックス効果も得られます。

適度なエアコンの使用

発汗を促すと言えば、生活する上で欠かせないアイテムの1つであるエアコンにも注意が必要です。

近年の暑さは、生命の危険をも感じさせる猛烈な暑さでもあります。

適度なエアコンの使用は必要不可欠ですが、冷やしすぎには気を付けたいものです。

エアコンの使用によって汗を掻きにくい身体となってしまう事が、低体温を招いているとも言われています。

発汗中枢と呼ばれる体温を調節している場所の働きが鈍くなっている事が原因のようです。

ストレスの解消

そしてストレスも大敵となります。

ストレスを多く感じると、自立神経が乱れます。

ホルモンバランスの崩れは、実は筋肉の減少にも関係しているのだそうです。

筋肉量が低下してしまうと低体温にも繋がります。

普段何気なく生活しているだけでも、知らず知らずのうちにストレスを抱えているのが人間です。

そんなに溜め込んでいた実感がない時程、身体が悲鳴を上げる位までに追い込んでしまっていたという話もあります。

自分に見合った、適度にストレスを解消させる方法を考えておくと良さそうです。

いかがでしたでしょうか。

低体温と髪の毛の関連性について、ご紹介してきました。

体温が低いと病気はもちろん身体全体に影響を及ぼしかねません。

ですが、髪の毛にも関係があると分かっている方は意外と少ないのではないでしょうか。

健康的でハリやコシのある髪の毛を維持する為にも、是非今の体温が低体温の範囲であるならば少しでも上昇させられるように改善してみることをおすすめ致します。