私たちの頭蓋骨はかなり丈夫そうに見えても実は、知らないところで少しずつですが、ずれやゆがみが発生しているんです。
従って、もしもそれなりの対策をとらずに放置した状態では、大変なことになってしまうことは意外にも知られていない、特に
その悪影響を受けてしまうのは頭皮です。
頭皮に影響を受けるならば、当然薄毛・抜け毛の原因となりますので、ここは今すぐにでも頭蓋骨ケアの必要性を知るべきではないのではないでしょうか。
頭蓋骨がゆがむのは?
20年以上に渡っていろいろな髪の毛を触ってきた経験のある美容師の先生から、感じたことをお聞きしました。
長い経験から言えることは、薄毛・抜け毛で悩んでいる方の多くが、頭部の「はち」の部分が横方向に広がっていたり、おでこ部分がちょっとポッコリ出ていたり、いびつ状態に大きく肥大化していることだそうです。
この肥大化がが薄毛・抜け毛の原因なのではないかとのことでした。
そこで、そんな美容師さんの話しからちょっと気になった頭蓋骨の変化する可能性をいろいろところから探ってみることにしました。
まずは、皆さんの普段の日常生活を探りました。
スマホにパソコン作業が多くなっていませんか。
ベッドに入っても長らくスマホを離せないことは?
多忙な仕事や子育てにストレスを感じたことはありませんか。
あれもこれもと効率化を考えてゆとりを持てない?
ほとんど運動らしいことをしない?
悩みを自宅まで持ち込み心を休めない?
周囲を気にしたり神経質になりやすい
笑うことが少なくリラックスモードを持てない?
首や肩のこりが強い?
以上から分かることを少し考えてみることにしましょう。
例えば、スマホやパソコンでの作業の姿勢を考えてみてください。
皆さん、無意気のうちに足を組んでいませんか。
意外と楽な姿勢と思えても本当に正しい姿勢と言えるものでしょうか?
実は、足を組むことで、肩が下がってしまいます。
すると首が曲がった状態になり、実際に周囲の方から見れば、明らかに猫背姿勢に見えてしまいます。
足組みで首や他の部分を介し、当然ながらも頭蓋骨も引っ張られて筋にこぶが溜まると、周囲が萎縮し頭部も簡単に変形してしまいます。
頭蓋骨のずれかたを考えてみると?
頭蓋骨を調べてみると、大きくもの小さいものを含めて接合部分が合計22個確認できました。
まるでパズルのように骨にはさまざまな接合部分がありました。
この複雑な大小の接合部分を考えると、長い間にはいろいろ誘因からも骨のずれは大きくなると考えられます。
ところで、頭蓋骨のずれはどこから発するのでしょうか?
地球上に立つことを考えれば、当然、重力があるわけで私たちは、常に重力に反して直立していると言えられるのはないでしょうか?
そうなると、筋肉はいつも重力に引っ張られているわけですから、それによって頭蓋骨をも筋肉に引っ張られてずれていきます。
皆さんの中には、頻繁に会う方とはその変化に気付くのは難しいでしょうけれど、遠方に住む知人と時々会うことで、加齢から顔の形が少し変わったと感じる場合はありませんか?
これは頭蓋骨のずれからくる肥大化と考えてもいいかもしれせん。
特に、首が長い方は重力を受けやすいと考えられています。
それに、現代人はパソコン作業やスマホにTVなど目の焦点を常に近距離に合わせ続けているために、目の周囲に存在する筋肉は緊張状態で、これが頭蓋骨の緊張に関係して頭蓋骨のゆがみになります。
そして頭蓋骨の中の脳自体の脳疲労もあります。
知的活動やその情報処理量を考えるとオーバーワーク状態である場合もあるわけで、結果的には重力に眼精疲労や脳疲労などさまざまな原因で頭蓋骨は少しずつずれが生じてしまいます。
そのずれは1mmほどです。
頭蓋骨がずれるとどんなことが起こる?
頭蓋骨のずれやそれに伴う広がり、肥大化することで何がどうなることで薄毛・抜け毛の原因になるのでしょうか?
前述のように頭蓋骨のずれは、ごくわずかなものとは言えその肥大化が何と髪の毛に悪影響を及ぼすとなると、骨と髪が直接には関係しないのでは?と考えてしまう方も多いでしょうね。
皆さんの中で、薄毛・抜け毛の多い方は頭皮が硬いと聞いたことがあるかと思います。
確かに頭蓋骨がずれ、広がり肥大化してしまうと、伸びた分だけ頭皮自体が引き延ばされてしまいます。
するとどうなるのでしょうか?
頭皮には酸素や栄養を与えるために毛細血管が網目状にあります。
結果、その頭皮の変化により、その毛細血管が細くなって血液循環が悪くなります。
血液循環が悪くなれば、頭皮には酸素や栄養不足になり髪の毛は急速に老化して抜け毛や薄毛になります。
縮毛矯正が頭のこぶを生むのは本当?
皆さんの中にもクセ毛の悩みをお持ちの方も少なくないことでしょう。
実は、その矯正を長く持続的に行った場合に限り、僅かながらも骨と骨を結びつけている縫合部分に影響があり、極僅かの頭蓋骨の変形を生んでいるようです。
縮毛矯正に使用する薬剤は、直毛時に使用するパーマ液に比べてはるかに強力な薬液を塗布します。
クセ毛組成を破壊して、形成的に無理に真っ直ぐ状態に並べ変えて、最終的には固め直してしまう、まさに繊細クセ毛組成にとっては拷問を受けたような
ものと言えます。
これを繰り返し行うと、髪の毛自体は断毛してしまい、おそらく長くはもちません。
頭皮が乾燥して荒れてしまって、髪の毛自体が細くなりクセがより強くなる可能性もありますね。
乾燥で頭皮が硬くなると、頭圧が上昇してこぶで締め付けられて毛根の循環が不規則に・・・
すると発毛サイクルがブロックされ発毛の遅延から抜け毛速度に追いつけず、結果的に薄毛になってしまうわけです。
どこかに歪みが生じれば、無数に近い筋にも歪みができてこれが頭蓋骨の縫合部分に影響を与えて簡単に変形すると考えられます。
例えば、家庭菜園をしている方ならば分かるこでしょうが、作物と畑を考えてみましょう。
植えた作物にたくさんの肥料や水をやっても、畑自体が固く荒れていたのでは、立派な作物はできません。
しっかりと土地を耕して通気性を向上させてあげれば、作物も立派に育つのと同様に、頭皮を耕すという意味合いからも、こぶの締め付けを抑えなければどんなによいシャンプーや育毛剤を使用したとしても、しっかりと頭皮に根付くことは難しいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
皆さんの中には意外だとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、あのいかにも強そうな頭蓋骨でも、いろいろな要因が重なることで少しずつ歪みが起こってしまうことがわかりました。
現代人に多いストレスに悪い姿勢で、影響は僅かでも、その変化は頭蓋骨のつなぎ目になる縫合部分が締まります。
すると頭蓋骨の弛緩の妨げになってしまいます。
特に、悪い姿勢では、身体全体の無数の筋がよじれます。
そして体内のいたるところで筋自体が変形してダム化を形成します。
そのダム化がこぶを溜め込んで筋を萎縮させて新陳代謝の循環を悪くしてしまい、免疫力や自律神経の機能を低下させ、周囲の神経や血管が圧迫されて酸素や栄養不足にいたり、最終的には薄毛・抜け毛の原因になってしまうのです。