「若ハゲ」は加齢ではなく、若いうちにハゲてしまう状態です。
この「若いうち」って何歳からなのでしょうか?
自分はただの「ハゲ」なのか、それとも「若ハゲ」なのか?
どちらかを知ることで、その薄毛の対策にも役立つかもしれません。
今回は何歳からが若ハゲと言われているのかを調査してみました!
Contents
何歳から薄毛になり始める?
薬や病気以外で薄毛になる年齢を調査したところ、若い人だとなんと中学生から薄毛が気になっていた、ということがわかりました。
中学生
調べてみると、中学生くらいから薄毛に悩んでいた、という女性が案外多いことがわかりました。
その原因は主に
ホルモンバランス/ 皮脂の過剰分泌 / 食生活 / 生活習慣 / ストレス
などが挙げられます。
中学生といえば、大人になる途中の段階で身体もその準備をしています。
ホルモンバランスもまた整っておらず、そのため薄毛になってしまうこともあると考えられています。
また、思春期は皮脂も過剰に分泌されてしまうことがあり、ニキビなどの症状も思春期の特徴ですよね。
この過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、頭皮に炎症を起こしたりかゆみの原因になったりします。
炎症は薄毛の原因となり、かゆみを感じて掻いてしまうことで抜け毛の原因にもなってしまいます。
中学生くらいだと、脂っこいものを食べたり夜ふかししたり、たった数年で小学生とはまるで生活リズムが違ってきます。
この急激な変化も中学生での薄毛の原因ではないかと考えられています。
そして、思春期の女の子はオシャレにも目覚めますよね。
朝シャンプーをしたり、長い時間鏡の前で髪型を整えたり。
髪の毛に良い香りをさせたくて、海外製の香りの強いシャンプーにしてみたり。
みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか。
そのどれもが薄毛、抜け毛の原因になっているのです。
また、中学生になると途端に勉強する時間が増えます。
小学生と中学3年生では学校以外での勉強時間が2倍とのデータがあります。
この勉強によるストレスも薄毛の原因ではないかと考えられています。
中学生で薄毛が気になるのはいくらなんでも年齢的に早いので、「若ハゲ」といっていいでしょう。
20代
20代で薄毛が気になり始めた、という人も多くいました。
20代は進学や就職などでめまぐるしく環境が変化します。
その変化がストレスとなり、抜け毛が増え、薄毛が気になりだした、という流れのようです。
また、20代になり、飲酒、喫煙を始めることも薄毛の原因のひとつと考えられます。
そして高校生の頃はできなかったヘアカラーをし始めるのもこの頃になります。
ヘアアイロンを使用するようになったり、パーマをかけたりする人も出てきます。
高校生まで健康に保たれていた髪の毛や頭皮によくないことを一気にし始めるのが20代なのですね。
20代では薄毛の人の割合がとても少ないです。
ですので、20代の薄毛は「若ハゲ」といっていいと思います。
30代前半
30代になると結婚したり、出産したり10代、20代の頃とはまた違う生活サイクルになってきます。
そしてこの頃がピークでこれ以降、女性ホルモンが徐々に減少していきます。
さらに出産などでホルモンバランスが崩れ、薄毛になる人も多いのが30代前半です。
出産による薄毛は一時的なものも多いので、しばらくして落ち着けば若ハゲではありません。
しかし、結婚出産によって、今までと違う人間関係を気づかなければいけないストレスから薄毛になってしまう人も30代には多いです。
加齢による薄毛というには若いので30代前半の薄毛は「若ハゲ」と分類しても差し支えないと思います。
30代後半
30代後半になると、目に見えて女性ホルモンが減少してきます。
髪の毛にツヤがなくなってきたり、抜け毛が増えたり。
疲れやすくなったりと、年齢による衰えを意識し始めるのが30代後半です。
30代後半で気になってくる薄毛はもはや若ハゲではなく年齢による薄毛と言えます。
40代
40代になると女性の身体は閉経する50代に向かって準備を始めます。
急激に女性ホルモンが減少することによって、火照りや発汗、イライラなどの症状の出る更年期障害になる人も出てきます。
40代では更年期障害、ホルモンの減少、加齢が薄毛の原因になりますので40代の薄毛は加齢による薄毛で間違いありません。
いつから若ハゲ?
以上のことから、中学生〜30代前半は「若ハゲ」と分類できるという結果になりました。
では、自分や家族が若ハゲだった場合、どのようなケアをしたらいいのでしょうか?
加齢による薄毛と同じケアで大丈夫なのでしょうか。
ここからは年代別のケアの仕方をお伝えしていきます。
中学生の薄毛ケア
中学生が薄毛になる原因は
ホルモンバランス / 皮脂の過剰分泌 / 食生活 / 生活習慣 / ストレス
が主な原因だと先程お伝えしました。
ですので、対策としては
早寝早起きを心がける
皮脂を落としてくれるシャンプーでしっかりと皮脂を洗い流す
野菜やタンパク質を多く摂り、脂っこいものは控えめに
適度な運動をしてストレス解消する
などの対策が有効です。
食事の用意やシャンプーを購入したりするのは中学生だけでは難しいかもしれません。
親御さんなどの協力が不可欠になりますので、本人が悩んでいるようなら協力してあげましょう。
深刻な薄毛の場合は皮膚科などに相談に行くのも一つの方法です。
20代
20代の薄毛の原因は
ストレス / ヘアカラー / パーマ / ヘアアイロン / 喫煙 / 飲酒
などが主な原因です。
ストレスは髪の毛や頭皮だけではなく色んな影響を及ぼしますので早めに解消するようにしましょう。
また、今までしてこなかったのに一気にヘアカラー、パーマ、ヘアアイロンの使用などが重なると大きなダメージになります。
なるべく地肌や髪の毛に優しいカラー剤やパーマ液などを使用し、ヘアアイロンによるセットは1日置きにするなどの対処をしてください。
また20代に入ると飲酒の機会も増えると思いますが、飲みすぎには注意して容量を守ってお酒を楽しみましょう。
喫煙は頭皮、髪の毛だけではなく、身体、肌にも悪い影響しかありません。
口寂しいときはガムを噛む、雨を舐めるなどの対処でできたら禁煙することが望ましいです。
最近は禁煙外来などのある病院も増えたので、そういうところを利用するのも一つの方法です。
30代前半
出産による薄毛は崩れていたホルモンバランスが元に戻ると治ります。
注意してほしいのは環境の変化による薄毛や人間関係の変化によるストレスが原因の薄毛です。
出産による薄毛が治る前にこのストレスなどによる薄毛に移行してしまう場合も多いのです。
そんな方には自律神経を整える頭皮マッサージがおすすめです。
こめかみから頭頂部までをゆっくり優しく押しながら流していきます。
こめかみはクルクルと円を描くようにマッサージするもの効果的です。
また頭全体をタップするように親指と残りの4本の指で掴むように弾きます。
これを繰り返すことで血行もよくなり、スッキリとします。
シャンプーやコンディショナーをするついでにできるマッサージなので、気軽に行うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結果として中学生〜30代前半までは「若ハゲ」といえることがわかりました。
また、40代〜の加齢による薄毛とは原因も違うため、それぞれの対処が必要になります。
悩むとそれがストレスになり、薄毛が進行してしまうこともありますのであまり深刻にならず、リラックスしてケアをすることが大切です。
ご紹介したケア方法を参考に若ハゲケアをしてもらえたらと思います。