ヘアケア

薄毛女性も気になる、髪の毛の艶の出し方美容師が教えます!

髪の毛に艶があるということは薄毛ではないという証です。

そして髪の毛に艶があるということは今よりも若々しく見せることができます。

髪の毛を艶々に見せるためには次のような方法で艶を出すことができます。

美容院でのヘアケア

美容院でやってもらうトリートメントやヘッドスパなどは髪の毛の健康に良い施術です。

担当美容師さんはあなたの髪の毛のことをおそらく熟知しているでしょう。

その美容師さんから勧められるトリートメントは間違いありません。

そして美容師さんは髪の毛の専門家でもあります。

例えば髪の毛にタンパク質が足りていないときはケラチンタンパク質を髪の毛に浸透させたり、髪の毛の水分が足りていないときはコラーゲンやキトサンなど水分補給をメインとしたトリートメントを選んで施術します。

髪の毛に対しては専門知識を持っていますので美容院でのトリートメントはかなり髪の毛の艶に良い効果があります。

自宅でのシャンプーやトリートメント

自宅でのアフターケアも大切です。

ただし選ぶシャンプーやトリートメントは美容室で購入した方が効果的です。

市販のものだと自分の頭皮や髪の毛に合っていない場合が多いので、ちゃんと担当の美容師さんと相談した上で自分に合ったシャンプーやトリートメントを使ったほうが良いです。

ブラシやアイロンなどのアイテム

ブラシやアイロンでのブローも髪の毛の艶を出すために必要なアイテムです。

髪の艶はこれらのアイテムを駆使して美しい艶を出すことができます。

テレビや雑誌で活躍する芸能人やモデルさんの髪ってものすごく綺麗だと思いませんか?

その綺麗な髪はちゃんとプロがヘアブローやセットをしているからなのです。

髪の毛のダメージの原因

髪の毛の艶の出し方をレクチャーする前に髪の毛はどのようにダメージするのかを知っておきましょう。

髪のダメージには主に4つの原因があります。

物理的ダメージ

物理的ダメージとは普段使っているブラシやアイロンなどのアイテムによる摩擦や熱のダメージです。

ブラシ

ブラシはあまり安価なものを使ってしまうと髪の毛に静電気が発生しダメージの原因となります。

また、絡まった髪の毛を無理やり梳かすと髪が引っ張られちぎれてしまったり、摩擦によるダメージも大きくなります。

コテ

カールなどを出すコテのダメージは主に熱によるダメージです。

特にパーマをかけたようなクルクルのヘアスタイルにするときはある程度高温でのセットが必要です。

しかし髪の毛の耐えられる温度というのは90度までです。

コテの最高温度は180度もあり、ほとんどの方はこの最高温度でのセットをしていると思います。

最高温度の方がセットしやすいためです。

なのでコテを使うのであれば週1回など頻度を落としたセットをした方が良いでしょう。

またコテを使うときはコテセット用のトリートメントを先につけましょう。

トリートメントをつけているとだいぶマシになります。

アイロン

アイロンもコテと同じように最高温度が高めです。

そして温度が高いほど素早く艶を出せてしまうので特に朝の忙しい方には重宝されるでしょう。

しかし、これも毎日使っていると高温のせいで髪の毛が潰れてしまい大きなダメージとなってしまいます。

アイロンもできれば90度程度で使うようにしましょう。

ドライヤー

ドライヤーの最高温度は90度ですからギリギリ髪の毛の耐久温度です。

しかしドライヤーと一緒にブラシを使ってブローをしますので、温度プラス摩擦のダメージが髪の毛に蓄積してしまいます。

寝ている時

寝ている時も意外にも髪の毛がダメージします。

特に髪の毛が濡れている時寝てしまうと良くありません。

髪の毛は濡れていると水の影響で膨潤しています。

要はダメージしやすい状態なのです。

そこへ寝ている時の摩擦がプラスされると髪の毛は傷みやすくなります。

寝るときは必ず乾かしてから寝るようにしましょう。

科学的ダメージ

科学的なダメージとはカラーやパーマ液によるダメージがほとんどです。

特にパーマやストレートパーマはそこへロッドやアイロンなどの摩擦ダメージもプラスされてしまいます。

カラーリング

カラーリングは残留アルカリといって1ヶ月近く髪の毛の栄養が垂れ流し状態になります。

髪の毛のphは通常弱酸性なのですがカラー剤に含まれる薬理作用は髪の毛のphをアルカリ側に偏らせてしまいます。

パーマ

パーマは薬液プラスロッドに巻きつける摩擦、またデジタルパーマはさらに熱のダメージもプラスされてしまいます。

ストレートパーマ

ストレートパーマや縮毛矯正のお薬はパーマの薬剤の中でも一番強めにできています。

さらにアイロンの温度は最高温度で施術するため髪の毛は潰れた状態になります。

通常のパーマと比べるとそのダメージは何倍も違う物になります。

ヘアセット

結婚式などのヘアセットも大量のスタイリング剤を使ったり、綺麗な面を出すために髪をひっぱたり、また逆毛を立てたりしますのでそれによる摩擦のダメージもあります。

シャンプー

自分に合っていないシャンプー剤を使っていたり、市販の安価なシャンプーは髪の毛だけではなく頭皮にも良くありません。

特に洗浄成分が高級アルコール系は髪の毛のダメージの原因となります。

年齢的なダメージ

髪の毛のダメージは年齢によっても現れます。

特に40代を超えてくると女性の髪は細くなり外的要因のダメージをダイレクトに受けやすくなります。

頭皮の老化

年齢を重ねてくると女性ホルモンの影響で頭皮がたるんでしまい、毛穴がいびつになります。

毛穴がいびつになると髪の毛に十分な水分や栄養が行き渡りづらくなるので、髪が乾燥ダメージをしたり時には抜けてしまいます。

血行不良

髪の毛は血液から栄養や酸素を吸収し成長します。

しかし年齢と共に血行が悪くなると髪の毛に十分な栄養や酸素が供給されなくなるので成長の途中で切れてしまったり、乾燥が激しくなってしまいます。

美容師直伝髪の毛の艶々ブロー

さてこれまで髪の毛のダメージの原因を知った上でこれから説明する方法で髪をお手入れすればいつも艶々な髪の毛を維持することができます。

美容院で最低でも月1回はトリートメントをする

最低でも月1回は美容室で専門的なトリートメントをしましょう。

自宅でするトリートメントとは効果が全く違うものなので髪の若々しさを保ちたいなら必須です。

自分にあったシャンプーを使う

トリートメントの施術を行った美容院でシャンプーやアフターで使うトリートメントを購入した方が良いでしょう。

なぜなら美容室で施術したトリートメントの効果を保つためのアフターアイテムだからです。

頭皮の老化を抑えるために頭皮マッサージを毎日行う

シャンプーをするときで良いので頭皮マッサージをしっかり行いましょう。頭皮マッサージは血行促進、頭皮たるみを予防してくれます。

技術的な艶出し

ブラシを使ったブロー

ブローの基本は一度シャワーで髪の毛をしっかり濡らしてから8割ドライヤーで乾かした後ブラシを入れていきます。

ブラシを入れる前のドライの状態で根本を立ち上がらせておくとブラシを入れたとき無駄に根本をブローしなくても良くなります。

ブローの基本は根本3 中間2 毛先1の割合でブローをしていきます。

アイロンを使ったブロー

アイロンを使う場合は最高でも90度に設定しましょう。

90度では寝癖はとれないので、寝癖が付いているときは一度シャワーで濡らしましょう。

そしてドライヤーで乾かしたし完全に乾いた時にアイロンを使って艶を出すようにセットしていきます。

最後の仕上げは流さないトリートメント

ブローにせよアイロンにせよ最後は流さないタイプのトリートメントでしっかり髪の毛を保護しましょう。

まとめ

髪の毛の艶感は年齢を若く見せます。

特に40歳を過ぎた女性は髪の毛が乾燥しがちなのでしっかりトリートメントや育毛剤などで髪と頭皮をケアしつつブラシやアイロンをつかって髪に艶を出していきましょう。