ヘアケア

はちみつでしっとりとした髪!薄毛の女性も手軽にできるケア方法

食べるだけではなく、さまざまな製品が作られてきたのがはちみつです。

手軽に手に入られる食品の一つですが、健康的な肌を作るために配合されているものもありますね。

このはちみつは、髪を健やかな状態に保つためにも利用できるのです。

食べるだけではない蜂蜜の力

はちみつは普段から色々なものにつかっている人が多いでしょう。

特殊なものではなく、トーストにつけて食べることもありますし、ホットケーキにかけるのも日常的な使い方です。

料理にあまみをプラスするだけではなく、コクと旨味をもたらしてくれます。

照りも出てくることから、大事な調味料のひとつになりました。

はちみつはおいしいだけではありません。

体内に入ると素早くエネルギーに変換できることから、疲労回復に役立つのです。

健康や美容の面でも役立ってくれるので、さまざまな場面で活用されてきました。

これはカリウムが重要な役割を持っています。

人間の体の中にあるよ計算塩分を排出する役割を持っているカリウムは、高血圧予防に期待されている栄養素です。

肝臓にも優しく働いてくれますし、整腸作用でお腹の調子も整えます。

天然成分だからこそ、摂取しやすいところも魅力です。

はちみつには上質なビタミン類がたくさん含まれています。

ビタミンB1、B2、B6、葉酸などはもちろんのこと、パテント酸やニコチン酸、ビタミンC、ビタミンKなど非常に豊富です。

さらにミネラルも多く含まれており、カリウムはナトリウム、カルシウムにリン、頭皮にも重要な役割をしてくれる亜鉛など多岐にわたります。

強い雨みを感じるのは砂糖の1.3倍の甘味度を持っているため、同じあまみを付ける時に、量を抑えることができるのです。

つまり、カロリーダウンを図れるということになるでしょう。

このあたりもはちみつがいかに優秀かが分かります。

ただ甘いだけではなく、短時間で吸収されやすい所もはちみつの特徴です。

これが疲労回復に役立ってくれることから、疲れが抜けにくい人やスポーツの後などにも有効に働きます。

病気の後などを体が弱っている時にも、はちみつを使うと良いでしょう。

10年のエモリエント効果

はちみつを使って髪をケアする方法も使われてきました。

シャンプーなどにはちみつが含まれているものもありますが、そのままでも自宅で簡単にできるのが特徴です。

はちみつにはエモリエント効果と呼ばれるものがあります。

スキンケアに興味がある人であれば、名前を聞いたことがあるでしょう。

柔らかくするという意味がある言葉で、潤いを保ち水分の蒸発を抑える効果です。

そのために専用のエモリエント剤を配合して作られているものも多く、天然の成分でもエモリエント効果を持っているものがいくつもあります。

はちみつもエモリエント効果を持っており、皮膚の洗浄効果もあるのです。

頭皮に染み込み、保湿クリームなどと同じような役割をしてくれるのです。

シャンプーなどにも取り入れられていたりしますが、抗炎症効果も持っているはちみつですので、かゆみや炎症がある時にも役立ってくれます。

頭皮がすっきりとしない人にも、はちみつは役立ってくれます。

普段使っているシャンプーの中に、はちみつを少し混ぜるだけで家庭でも利用できるのがポイントです。

ただし、長持ちするものではないので、使うたびに配合すると良いでしょう。

洗浄力が落ちてしまうのも注意が必要です。

頭皮環境を整えるためには、あまり洗浄力の強くないシャンプーが向いています。

それでもシャンプーの種類によっては、かなり効果が落ちる場合もあるため、まずは少量を作って試すのが大切です。

汚れも落とせるピーリング効果

はちみつには、ピーリング効果もあるのを見逃してはいけません。

ピーリング効果と言うと、頭皮に強い刺激を与えそうに見えますが、そこまで強く落とすものではないので安心です。

天然の素材として、頭皮の毛穴に詰まっている汚れなどもかき出せるようになり、炎症などにも強いため心配なく使えます。

古くなった角質を取り除きでピーリング効果は、はちみつが酸性なので、タンパク質の表面を分解してくれるのです。

だからといっても強い効果があるわけではなく、緩やかな力なので炎症を起こしたりそれほど強くありません。

このピーリング効果を活用する時には、はちみつをそのまま使います。

髪をお湯で濡らす程度に洗ったら、手にはちみつを取り直接頭皮につけましょう。

そのまま指の腹で頭皮のマッサージをするように刷り込んで行きます。

体があったまった状態の方が、頭皮も柔らかくなり負担を減らせます。

後はシャンプーをつけて、いつものように髪を洗うだけでOKです。

はちみつの持っている効果を感じられる方法でもあり、洗い流した後にスッキリとした感覚を覚えるでしょう。

普段のシャンプーでは落ちないような感覚が得られるのも、はちみつのピーリング効果です。

肌のターンオーバーを正常化するのにも役立ってくれるため、頭皮だけではなくニキビ跡対策にも同時に使えます。

ゆっくりと擦っていくだけで使える方法で、表面の角質を落とすことで、健全な肌を早く蘇らせることができるのです。

それも無理なく使えるところがポイントになるでしょう。

はちみつだけのシャンプー

はちみつはとても便利で手軽ですが、はちみつだけを使ったシャンプーを作る方法もあります。

負担をさらに減らす方法で、頭皮にも環境にも優しいシャンプーです。

髪を洗った後にきしみを覚えるなど、普段のシャンプーのダメージが気になるような人は、はちみつだけのシャンプーを使ってみると良いでしょう。

作り方はいたって簡単で、はちみつ小さじ2杯に対し、重曹を大さじ1杯プラスします。

そこにぬるま湯を大さじ1を加えるだけではちみつシャンプーの出来上がりです。

よく混ぜて使うだけですが、洗う時にははちみつの力を最大限発揮させるために、頭皮のマッサージもしてあげるといいでしょう。

後はゆっくりと洗ってあげるだけです。ただし、重曹を使っているので、しっかりと洗い流すようにします。

洗う時よりも、時間をかけてすすぐぐらいの気持ちで問題ありません。

はちみつに重曹を混ぜただけですが、食品を使っているため、作り置きはしないようにします。

材料的にも2種類で済むため、洗う時に作って使うのが大切です。

はちみつを使った場合の注意点

はちみつを使った方法は非常に手軽で便利ですが、注意点があります。

はちみつはアレルギーの原因となる場合があり、誰でも使えるわけではありません。

はちみつは花粉や花を持つ蜜の成分を使ったものであり、花粉アレルギーを持っている人は十分に注意が必要です。

特に4時間以内に即時に反応が出てくる人は、はちみつを使って髪を洗ってはいけません。

直接的に痒みが激しい症状が起きなかったとしても、血圧の低下を覚えるような状態になる時には使用をやめましょう。

体力が落ちてきているような時にも、予期せぬ反応が出る可能性があるため使用は控えたほうが安全です。

特にこれまでアレルギーの経験がある人や花粉症の人も、反応に対しては十分に配慮した上で使用する必要があります。

まとめ

はちみつには、晴らしい力があります。

民間療法とはいえ、見逃せないほどの力があるのは間違いありません。

その力をうまく活用してあげることが、地肌と髪のケア方法につながりますが、注意点もいろいろとあります。

特にアレルギー症状を持っている人は、市販のはちみつ入りシャンプーなどでも、十分注意して使っていきましょう。