自分の頭皮が健康なのか、気になりますよね。
一説によると、自分の頭皮の状態に自信がある人はほんの一握りなんだとか。
大多数の人は自分の頭皮が健康なのか、不健康なのか、黄色信号なのか、わかっていないんです。
今回は、自分の頭皮が健康なのかどうか、頭皮の色で簡単にチェックできる方法をご紹介します。
Contents
頭皮の色と健康状態
頭皮の色とその健康状態には密接な関係があります。
顔と一緒で青白かったり、赤かったり。
色でわかる頭皮の状態を色別にご紹介していきます。
青白い頭皮
危険度0
青白いと不健康なイメージがありますよね。
顔などはそうです。
頭皮は青白いのが健康の証。
透明感があって、青白い頭皮が1番健康的と言われています。
青白いのは頭皮に毛根などが透けているからと考えられています。
青白い頭皮は肌のキメも整っていて、水分量や油分のバランスもいい頭皮です。
頭皮にツヤがあれば尚良し。
黄色い頭皮
危険度1
黄色い頭皮は皮脂などが酸化している頭皮です。
主に加齢による酸化だと考えられています。
年を重ねると、どうしても抗酸化力が低下します。
すると、頭皮も酸化してしまうのです。
紫外線やストレスも酸化の原因になることがありますので、外出では帽子を被る、ストレスを溜めない、などの対処で青白い健康な頭皮に戻る可能性があります。
このまま放っておくと、加齢による縮毛やくせ毛、切れ毛などの原因になってしまい可能性があります。
抗酸化力を上げるには、バランスの良い食事、睡眠をたっぷり摂る、適度な運動が必要です。
今すぐに全部は無理かもしれませんが、少しづつ改善していけるように努力しましょう。
皮脂で酸化している場合はシャンプーの仕方を見直してもいいかもしれません。
丁寧にしっかりと洗うことを心がけてみてください。
ゴシゴシせず、指の腹でマッサージをするように洗うと気持ちもいいですし、頭皮が上がって小顔効果もあります。
毛穴に詰まった酸化した皮脂を洗い流すイメージでマッサージしてみてください。
また、酸化が怒っている場合、食生活に問題があることもあります。
脂っぽいものは控えめに、野菜を多めに摂取しましょう。
糖分を含んでいないお茶や水などの水分も多めに摂るといいですね。
赤い頭皮
危険度3
頭皮が赤いのは炎症を起こしている可能性があります。
炎症の原因には色々あり、一時的なものから長期的なものまで様々です。
日焼けによる炎症などは一時的ですが、アレルギーやアトピー性皮膚炎、睡眠不足や栄養不足、栄養過多、ストレスなどが原因の炎症だと長期的になることがあります。
また、花粉などのアレルギーでも炎症を起こして赤くなります。
炎症を起こすとかゆみが生じる場合もあり、かいてしまうと炎症がさらに悪化してしまうこともあるのでかかずに冷やすなどの対処が必要です。
かいてしまって、傷になってしまうと、自分の汗やシャンプーに反応し、さらに悪化、という悪循環になることも考えられます。
頭皮が赤い場合、炎症の原因は何なのかを突き止め、根本からの治療が効果的です。
ピンク色の頭皮
危険度2
頭皮が乾燥しているとピンクの頭皮になります。
顔だと、ほんのりピンク色は健康なイメージですよね。
頭皮は危険信号なんです。
頭皮が乾燥すると肌のバリア機能が低下します。
すると炎症が起こったり、抜け毛、白髪、薄毛の原因になってしまうことも。
頭皮の乾燥を防ぐには、椿オイルなどの植物性オイルでマッサージケアをするのがおすすめです。
乾燥している頭皮はとてもデリケートなので、優しくマッサージして乾燥から頭皮を守ってくださいね。
また、バリア機能が低下している頭皮は外的刺激にも弱いです。
枕カバーを柔らかいものに変える、清潔なものに変える、シャンプーを低刺激のものに変えるなどの対処をしましょう。
まだらな頭皮
危険度3
頭皮が赤かったり、肌色だったり、青白かったりとまだらな人は皮膚湿疹などの皮膚疾患の可能性があります。
真菌性の皮膚湿疹でもまだらになることがありますので、速やかに皮膚科を受診しましょう。
また、アルコールに弱い人はアルコールの摂取で頭皮がまだらになることもあります。
その場合はしばらくするとまだら部分が消えますので心配はありません。
ヘアカラーをした際、一時的に赤くなることもあります。
しばらくして赤みが消える場合、問題はありませんがもしかしたらカラー剤が肌に合わないのかもしれませんので、次回美容師さんに相談してカラーリング剤を変更してもらってもいいかもしれません。
頭皮に低刺激なタイプのカラーリング剤もありますので相談してみてください。
部分的に赤い頭皮
危険度4
部分的に赤い頭皮は頭皮湿疹、脂漏性皮膚炎、真菌性皮膚炎などの可能性があります。
自宅でのケアでは治らない場合もありますので、皮膚科の受診をおすすめします。
カサブタになっている場合はなるべくその部分は触らないように洗髪するなと注意が必要です。
茶色の頭皮
危険度5
茶色の頭皮は血行不良と考えられています。
いわゆる、土気色ですね。
顔と同じく、頭皮も血行が悪いとなってしまいます。
しかも、血行が悪いだけでは茶色にはならないんです。
血行が悪く、さらに老廃物が溜まって血液が滞っている場合になると言われています。
血行不良で頭皮や髪の毛に栄養が運ばれなくなると、抜け毛や薄毛の原因になります。
茶色の頭皮になってしまうと、一気に髪の毛が抜けてしまうこともあるので、そうなる前にケアしたいですね。
加齢と合わさって症状が出ることもあるので、頭皮のエイジングケアも必要になります。
まずは血行をよくするためにマッサージやお風呂やサウナなどで温める、冷たいものは避け、温かい食べ物、飲み物に変える、などの対処が望ましいです。
また、過度のアルコール摂取や喫煙などの習慣が血行不良を招いているかもしれません。
髪の毛や頭皮だけではなく、体全体の健康に関わってくるので控えめにするように気をつけましょう。
適度な運動も血行不良解消には役立ちます。
でも、毎日運動できない人もいますよね。
そんな人でも、毎晩寝る前にお布団の上で3分くらいストレッチをするだけでも効果があると言われています。
椅子に座った状態や、横になった状態でもできるストレッチをご紹介します。
・足首をグーッと伸ばして5秒キープする。
・今度は反対側、足首を身体の方に倒す。
これを5回繰り返すだけです。
ふくらはぎの筋肉を収縮させることで血液のポンプの役割をして、全身に血液を送り出すサポートをしてくれます。
デスクワークなどで足が疲れたな、という時にもおすすめです。
共通の対処方法
どの頭皮の色にも必要な対処方法は
・バランスのよい食事
・適度な運動をする
・身体を冷やさない
・水分を摂る
・糖分は控えめに
・頭皮は清潔に保つ
・洗髪は優しく行う
・汚れはしっかりと落とす
です。
むずかしいように思われがちですが、ほんの少し気をつけて意識を変えるだけで大丈夫です。
いつものご飯にサラダを足してみるとか、エスカレーターをやめて階段にしてみる、など出来ることからチャレンジしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
普段頭皮の色なんて気にしない、という方もこの機会に自分の頭皮の色をチェックしてみてくださいね。