つい髪の毛を手ぐしでとかしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、「手ぐしをすると髪の毛が抜ける?」のではないかという噂があります。
そこで、手ぐしをすると髪の毛が抜けるのか、その真相についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
手ぐしをすると髪の毛が抜ける
いつの間にか髪の毛を手ぐしでとかすのが、習慣・くせになっている人も多いでしょう。
また、手ぐしで髪の毛の毛先の状態を確認する人もいるでしょう。
しかし、手ぐしをすると髪の毛が抜ける原因になってしまいます。
では、なぜ手ぐしが髪の毛の抜け毛につながるのでしょうか。
頭皮に負担がかかる
手ぐしをすると、気づかないうちに頭皮を痛めているかもしれません。
手ぐしは髪の毛を引っ張っているのと同じくらいの行動をしてしまっているのです。
手が乾燥していたり、髪の毛が乾燥している状態で手ぐしをすると、手に髪の毛が絡まってしまいます。
手が引っ掛かりを感じたときには、すでに頭皮が手に引っ張られた状態になってしまいます。
引っ張られた部分の頭皮が炎症を起こしていたり、毛根が弱っている場合は、髪の毛が抜けてしまいます。
また、頭皮マッサージをしている人もいるでしょう。
頭皮マッサージも手を使ってマッサージします。
頭皮を力強くマッサージしていたり、マッサージ中に髪の毛が手に絡まった場合には、手ぐしと同じように頭皮に負担をかけてしまいます。
そのため、正しく頭皮マッサージをしていないと、抜け毛の原因になっているかもしれません。
髪の毛が弱っている
手ぐしで髪の毛が抜けてしまう場合には、髪の毛自体が弱っていることが考えられます。
髪の毛は食事や睡眠、ストレスが大きく関係しています。
食生活が悪い場合や、睡眠不足、ストレスにさらされている場合には、髪の毛が抜ける原因になっているかもしれません。
手ぐしはやめる
髪の毛を手ぐしでとかすのがくせになっている人は、いつの間にか手ぐしで抜けた髪の毛をチェックしていることも多いでしょう。
しかし、手ぐしは頭皮や髪の毛に負担を与えているので、すぐにやめましょう。
気づかないうちに髪の毛を触っていませんか?
くせは無意識で行ってしまいます。そのため、髪の毛や頭に手を当てていると気づいたときには、髪の毛を手で触らないように意識するようにしましょう。
また、手で頭皮を触ると、手に付いた雑菌が頭皮にも付いてしまうかもしれません。
雑菌は頭皮に悪影響を与えます。頭皮の環境が悪くなると、健康的な髪の毛が育たなくなってしまいます。
手で髪の毛や頭皮を触ることは、髪の毛や頭皮に悪い影響しか与えません。手ぐしをしてしまっている人は、意識してやめるようにしましょう。
抜け毛改善
手ぐしで髪の毛が抜けてしまう場合、髪の毛が弱っていることも考えられます。
髪の毛は食事や睡眠、ストレスが大きく関係しています。
この原因を改善することで、抜け毛の予防につながります。
食事
油分が多い食事を取っていたり、野菜不足になっているなど、食事が偏ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
髪の毛には栄養がとても大切です。
油分が多い食べ物ばかりを食べていると、身体の血液のめぐりが悪くなります。
頭皮には細い毛細血管がたくさんあります。
身体の血液のめぐりが悪いと、頭皮の血液のめぐりも悪くなり、髪の毛が健康に育たなくなります。
さらに、長年油分の多いものを取っていると、血管にコレステロールができ、血管が細くなり、血液の流れがどんどん悪くなってしまいます。
また、油分の多いものばかり食べていると、頭皮から皮脂が過剰に分泌され、頭皮の毛穴が詰まってしまいます。
毛穴に皮脂が詰まってしまうと、健康的な髪の毛が育たなくなり、髪の毛が生えても細い髪の毛や縮れた髪の毛になってしまう可能性があります。
また、毛穴に皮脂が詰まることで、フケも出やすくなってしまいます。
フケが出ると不衛生に見られ、フケが出ることがストレスになってしまうかもしれません。
髪の毛には血液のめぐりが良いこと、そして血液で運ばれてくる栄養がとても大切です。
そのため、食事は髪の毛にとってとても大切な行動です。健康的な髪の毛をつくるためには、栄養バランスのいい食事を取るようにしましょう。
食生活が乱れている人は、食生活を見なおしてみましょう。
肉類ばかり食べている場合は、週に1日魚を食べる日を作るようにしましょう。
キノコを取ることも大切です。キノコにはビタミンBが多く含まれていて、ビタミンBは過剰な皮脂の分泌を抑えてくれる効果があります。
女性は特に、豆類を取るようにしましょう。
豆にはイソフラボンという成分が含まれていて、女性ホルモンと同じ働きをすると言われています。
豆乳や納豆は簡単に取り入れることができるのでおすすめです。
睡眠
睡眠は7~8時間取ることがいいと言われていますが、仕事や趣味などで睡眠時間が不足している人も多いのではないでしょうか。
睡眠は身体の疲れを取って身体を休ませてくれるためにとても重要な行動です。
また、睡眠は髪の毛を健康に育つためには欠かせない要素です。
睡眠中には、成長ホルモンが分泌され、髪の毛の成長にも、この成長ホルモンが欠かせません。
睡眠が不足すると、健康的な髪の毛を作る時間が失われ、髪の毛の成長の妨げにもなります。
また、睡眠が不足するとストレスを感じやすくなると言われています。
睡眠不足によって、ストレスと戦ってくれるホルモンの分泌が減り、ストレスを受けやすい体質になってしまいます。
日本は世界的にみても睡眠時間が少ないと言われています。
髪の毛には睡眠がとても大切です。意識して睡眠時間を確保するようにしましょう。
ストレス
日頃からストレスを感じていたり、嫌なことがあるとストレスは増えてしまいます。
ストレスを感じると、自律神経が乱れ、血管が収縮してしまいます。
血管が収縮すると、身体の血液が流れにくくなり、頭皮にも十分な血液が届かなくなります。
髪の毛に必要な栄養は、血液によって運ばれてきます。
頭皮に血液が十分に届かないと、髪の毛が健康に育たなくなってしまいます。
髪の毛が健康でないと、細くなったり、縮れた髪の毛になったり、毛根が弱くなってしまいます。
弱い髪の毛は手ぐしで引っ張るとすぐに抜けてしまったり、途中で切れてしまう可能性もあります。
ストレスは誰にでもかかるもので、気づかないうちにいつの間にか溜まっているかもしれません。
ストレスが溜まっていると感じたときには、ストレスを発散するようにしましょう。
趣味がある人は趣味に没頭したり、身体を動かすのが好きな人は運動したりと、自分に合ったストレス解消法を持っておくといいでしょう。
ただし、ストレス発散方法として、過度な飲酒やカフェインの摂取、やけ食いは控えましょう。
逆に、不健康を招いてしまいかねません。
ストレス発散の方法が見つからない場合は、散歩やウォーキングをしてみましょう。
運動にもつながるし、外の空気を吸ったり日光浴にもなるので、おすすめです。
手ぐしをすると髪の毛が抜ける?
無意識のうちに手ぐしで髪の毛をとかしている人は多いでしょう。
しかし、手ぐしは、髪の毛や頭皮に負担を与えてしまい、健康的な髪の毛が育つのを妨げる原因になります。
食事や睡眠、ストレスを改善することで、弱っている髪の毛を強く健康にすることができます。
手ぐしがくせになっている人は、意識して手ぐしをやめるようにしましょう。
この記事を参考に、日ごろの生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。