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育毛剤とドライヤーどっちが先?
育毛剤を実際頭に塗布する時ふと気になってしまう、濡れたまま育毛剤をつけるのが先か?
ドライヤーで乾かしてから育毛剤をつけるのか?どっちが先なんだろう?
実はこれそれぞれにメリットデメリットがあります。
先に結論から言わせて貰えば乾かす前と乾かした後2度づけがおすすめです。
濡れているときに育毛剤を使う
メリット
頭皮が濡れている状態のときに育毛剤を使うメリットとして、毛穴が水で膨潤し開いている状態です。
髪が水にぬれると膨潤しキューティクルが開くように、頭皮も膨潤し開きます。
髪と肌は同じ性質、同じタンパク質でできているため、この原理を利用して、育毛剤の吸収率を高めることができます。
デメリット
水で育毛剤が薄まってしまうことが懸念されますが、はっきり言ってよい育毛剤を使っていればそんな心配はありません。
安価な育毛剤だと水に薄まってしまうかもしれませんね。
頭皮をドライヤーで乾かしてから育毛剤を使う
メリット
頭皮をドライヤーで乾かしてから育毛剤を使うメリットは水に薄まるという心配がが無くなります。
安価な育毛剤以外は水よりも分子が小さいものでできているので、水で薄まってしまうということはありません。
それよりも水のおかげで頭皮にまんべんなく広がるというメリットがあります。
デメリット
ドライヤーで乾かすと地肌はキュッと閉まってしまいます。
そのせいで育毛剤の吸収が濡れているときよりも悪くなる可能性があります。
濡れているほうが良いのか?
ドライヤーで乾かしてから育毛剤を使ったほうが良いのかはその育毛成分や分子量、大きさによりけりです。
ですから一概にどれが良くて、どれが悪いというのはありません。
育毛剤とドライヤーを使うタイミング
私が推奨する育毛剤の使い方はドライ前の育毛剤の塗布とドライ後にもう一度育毛剤を塗布することです。
その理由はよっぽど安価な育毛剤でなければ育毛液の分子量がとても小さく、頭皮内部に吸収されやすく、さらに水の力で頭皮にまんべんなく広げることができるからです。
さらにドライ後にもう一度塗布すればドライ前に塗布し頭皮に吸収された育毛成分をパックすることができるからです。
女性の薄毛は男性と違って局所的というよりも頭部全体的に薄くなります。
ですから頭皮全体にまんべんなく行き届くように塗布すると、育毛効果を得ることができます。
そのためにはドライ前とドライ後2度にわたり育毛剤を塗布した方が確実なのです。
育毛剤を正しく使うための手順
1 シャンプー
まずシャンプーをして頭皮環境を綺麗にします。といっても、シャンプーは一日一回、夜寝る前のお風呂時にしたほうが良いです。
このときできればシャンプー成分にも気を使ってあげてください。
なるべく洗浄成分がやさしいものがおすすめです。
トリートメントをシャンプー後つける際は髪の根本につかないように気をつけましょう。
トリートメントのほとんどはシリコンポリマーでできていますので、これが根本についてしまうと毛穴を塞いでしまいその後の育毛剤の浸透の妨げになってしまいます。
※育毛剤は朝晩の2回塗布することを推奨しますがシャンプーは夜だけにしておいてください。
1日に何度もシャンプーをしてしまうと頭皮に必要な皮脂が全て取られてしまい頭皮にとってよくありません。
朝育毛剤を塗布するときは寝起きのまま育毛剤を塗布するか、湯洗いで軽く洗い流してから育毛剤を塗布するかにしておいてください。
細かくなりますが、朝シャンプーをしてしまうと頭皮の皮脂や常在菌がなくなってしまいます。
皮脂が十分に分泌するには3時間程度必要とされているので、朝シャンプーして外出ということになると外の雑菌や紫外線の影響をダイレクトにうけてしまいます。
2 できればお風呂につかる
必須ではありませんが、お風呂につかったほうが、お風呂の熱で体の代謝、血流ともによくなります。
さらに体温が上がることで頭部の毛穴が開き育毛剤を多く吸収しやすくなります。
また、お風呂に浸かる暇がない場合は出来るだけ体を動かして体温を上げることで育毛剤の吸収率を高めることができます。
3 お風呂を出たらしっかりタオルドライ
お風呂上りは良くタオルで頭の水分をタオルドライします。
そうすると余計な水分はタオルに吸い取られ、適度な水分量が頭皮に残ります。
水分が残った頭皮はシスチン分解をしている状態で毛穴がひろがっています。
ここに育毛剤を塗布することで育毛剤をまんべんなく頭皮毛穴にいきわたらせることができます。
4 育毛剤を付ける
育毛剤を付ける際、生え際、頭頂部、その間、つむじ、後頭部と使っている育毛剤の推奨量を塗布し、しっかり頭皮マッサージを加えていきます。
この頭皮マッサージで頭部全体に育毛成分がいきわたります。
また育毛成分と同時に頭皮マッサージを加えると髪に良いツボを刺激しますのでより効果的な育毛を実感できます。
5 ドライヤーで乾かして育毛剤
私がおすすめするのはもう一つ、ドライヤーで乾かした後、さらに育毛剤を付けるということです。
つまり2度、育毛剤を付けるのです。
これによって塗布ムラをなくし確実に育毛成分を頭皮にいきわたらせることで早い段階で薄毛改善に期待できます。
コスパ的には少し高くついてしまうかもしれませんが、薄毛改善が早まればその後育毛剤を使わなくてもよくなるので、先を見越して育毛剤はケチケチせず使いましょう。
6 しっかり頭皮マッサージ
2度づけしたらさらに頭皮マッサージを加えます。
指のはらで2回目はやさしくソフトにマッサージ。これで完璧です。
正しいドライヤーの使い方
ドライヤーにも正しい使い方ってあるの?と思ってしまう人もいると思いますが、実はあります。
正しいドライヤーの使い方とは
1 ドライヤーは振りながら使う
ドライヤーで同じ箇所に風ずっと当てていると他の箇所が生乾きになったり、その場所の火傷の原因となります。
正しいドライヤーの使い方はドライヤーを振りながら頭部全体に風を行き渡らせることです。
2 ドライヤーの風は地肌を乾かす
ドライヤーで髪をメインに乾かしている方が多いのですが、ドライヤーは地肌を乾かすものです。
地肌に風を送っていればその風は髪の毛の毛先まで抜けていきます。
反対に髪にばかり風を送っていると地肌はいつまでたっても乾きません。
ですからドライヤーの風は地肌を目掛けて当てていくようにしましょう。
3 ドライヤーは頭部に近づけすぎない。
近すぎると頭皮がやけどや低温やけどを起こしてしまいます。
また育毛成分が余分に乾燥してしまうというデメリットもあるので、ドライヤーを1mから2mくらい頭部から離して、手でドライヤーを振りながら乾かしていくと良いでしょう。
4 熱風の後は冷風で地肌を締める
熱風で程よく地肌や髪が乾いたら今度はドライヤーの風を冷風に変えてサーっと地肌にあてていくと、毛穴がしまり、頭皮の中に入った育毛成分を逃がしません。
まとめ
育毛剤を使うのはドライヤーの前と後どちらが良いの?という質問に関してはドライヤーの前後で2度育毛剤を塗布したほうが効果的ということです。
ただそれがめんどくさいや、コスパが気になるということであれば、ドライヤー前に塗布したほうが水分で膨潤した地肌に浸透させやすいのでドライ前がおすすめです。