薄毛でも美容室に行っておしゃれをしたい…そう思うのは自然なことですが、実際に美容師に行ったときに、「美容師さんにどう思われているんだろう…。
と思うと、美容室に行くのもためらってしまうことでしょう。
美容師さんは本音ではどう思っているの?と気になるけれど直接聞けない美容師の本音に迫ります。
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薄毛のお客様への本音とは
美容師さんは薄毛のお客様に対してどんな風に思っているのか気になってしまいますよね。
もちろんお客様ですから、どんな状況でも淡々と施術をしてくれますが、どんな風に思われているのか気にしていると、美容室にいる時間が苦痛に感じてしまうのも無理はありません。
そこでまずは美容師さんがどのように思っているのか、詳しく見ていきましょう。
シャンプーに気を遣う
薄毛のお客様でまず気を遣うポイントはシャンプーなんだそう。
毛量のある人に比べて1本1本が大切な髪になるので、シャンプーで抜け毛をたくさん作ってしまわないように注意しているそうです。
筆者は普段ネイリストとして働いていますが、過去に美容室に併設のネイルサロンで働いていました。
その際に美容師さんから聞いたのは、「シャンプーの後に抜け毛を気にされるお客様は、薄毛の傾向がある」とのこと。
やはり髪が抜けることに敏感になっているんですね…。
はげてる?と直球で質問される
実際に美容師さんにはげているのか聞いてくるお客様もいるそうで、美容師さんも立場上ダイレクトな表現で返すのは難しいんだとか。
ですが、こんな聞き方をすると答えやすいという質問を聞いてきました。
最近薄毛にならないようにしているんですけど、今の状態ってどうですか?
最近抜け毛がひどいんだけど、どうしたらいい?
最近はげた気がするけど、対策ってある?
こんな感じで、自分でははげていることを認識していることを伝えつつ、今後の対策を聞くのがベスト。
美容師さんもlお客様の気分を悪くするようなことは避けたいので、はげてる?と聞かれて「そうですね…はげてます」とは答えにくいのです。
ですが、はげている自覚症状があれば、対策や今の状況を説明しやすく、会話も気まずくなりにくいので参考にしてみてください。
アレンジしにくい髪型を要求されたとき
薄毛の人がアレンジしにくい髪型をお願いする=薄毛の意識がないということになるんだとか。
先ほどお伝えしたように、薄毛の意識がないお客様への対応が1番難しく、デリケートな問題に踏み込まなければいけないこともあります。
例えば、「この髪型はアレンジが難しいんですよ」と美容師さんに言われたら、「どうして?」と聞くのは会話の自然な流れ。この「どうしてできないのか」を説明するのがネックなのです。
髪の量が足りないと言えばショックを受けてしまうかもしれませんし、伝えるのがとても難しいとのことです。
薄毛ですよと伝えてくれている美容師さんの言葉
ダイレクトに「薄毛ですよ」というのは難しいですが、遠回しに薄毛であることを伝えている言葉があります。
もし美容師さんからこんな言葉を言われたら、薄毛だから気を付けて!という合図かもしれません。
心当たりのある言葉でしたら、美容師さんは薄毛であることを気が付いているということ。
ですが、アドバイスをしてくれているので、前向きのとらえることができる言葉をお伝えします。
このままでは薄毛になりかねないということを伝える
薄毛になりかけている人や、すでに薄毛が進行している人には、「このままでは薄毛になってしまいますよ」と伝えることが多いです。
薄毛になるから気を付けてと言われると、「どんなことに気を付けたらいいんだろう」とこれからのことを意識が向きますよね。
これからのことを心配している人にイライラしたりすることは少ないので、もし美容師さんに薄毛の指摘を受けても前向きにとらえることができます。
美容師さんは薄毛になっている人の髪を見て、薄毛だな…とは思いますが、おかしい、変だなどと思うことはほとんどないと言ってよいでしょう。
というのも、美容師さんはたくさんの髪を見ているので、薄毛くらいでは驚かないという声もあるんですよ。
あえて伝えないこともある
「この人は薄毛だな」と思っても、美容室にくるのが1回きりになりそうな人には、あえて薄毛になっていることを言わないという美容師さんもいます。
薄毛を伝えたことで美容室のイメージが悪くなり、口コミで悪い噂が広がるリスクを考えてのことでもあるそうです。
何回も通ってくれていて、どんな人柄なのかわかっていると、薄毛などのデリケートな問題にも振れやすいのが事実。
ですので、もし1回きりで終わってしまうような場合は、薄毛のことを言われない可能性が高いと思っていてもよいでしょう。
セルフケアについてさりげなく伝える
家で薄毛ケアができるような商品を提案することもあるようですが、「頭皮によいセルフケア」として育毛剤や頭皮ケアのシャンプーをおすすめすることもあるそうです。
頭皮ケアと言われると、「ケア」なので、日々のメンテナンス要素を感じて、薄毛を意識させることも少ないのが大きなポイント。
美容師さんも利益を出していかなければいけないので、店頭販売商品を購入してもらえるようなトークをしていきます。
もし頭皮ケアや髪にいいシャンプーを何も言わなくても提案してくるときは、薄毛の商品なのか確認してみてもいいかもしれません。
薄毛でも美容室に行っていいの?
美容師さんの仕事の本音を踏まえた上で、薄毛で美容室に行くのは恥ずかしいことなのか、それとも積極的に美容室に行く方がいいのか、どちらがいいのか本題に迫ります。
もし美容室に行くか迷っている方は、必見ですよ。
月1回はメンテナンスに来てほしい
薄毛だと美容室に行きたがらない人がいるのも事実。
ですが、早ければ早いほど薄毛対策としてケアを受けたり、シャンプーの仕方など詳しい方法を知ることができるでしょう。
今ではスマホで情報を集めて実践することができますが、中には誤った情報があるので情報の精査をしなければならないのです。
そのため、実際に美容師さんに髪の状態を見てもらって、具体的なアドバイスをもらうことが、薄毛対策に繋がります。
薄毛は珍しいことではないので気にしないでほしい
美容室に来る人には、薄毛の他にもいろいろな状態で来る人がいて、例えばフケがたくさん出やすい人、頭皮の臭いが出やすい人など…。
薄毛だから特別に気にするということはなく、淡々と施術をするという美容師さんがほとんど。
美容室は時間に追われていることも多く、薄毛だからじっくり頭を見る…という時間なんてないというくらい。
ですので、意外と薄毛のことを意識して施術することは少ないと思っていてよいそうです。
セルフケア用品を使うことで改善することも
美容室で売っている頭皮ケア用品や育毛剤などで、初期の薄毛が改善する場合もあります。
実際に美容師さんに相談して薄毛対策を始めて、だんだんと悩みが減ってきたという人もいるくらいなんですよ。
もし不安なときは予約の前に美容室に電話をして、薄毛対策の施術があるのかを聞いてみるとよいでしょう。
薄毛対策の施術をしているところには、薄毛の人が来ていることがほとんどですので、「自分だけ目立っているかも」という恐怖を感じにくくなるでしょう。
美容師さんは薄毛に対してそこまで注目していない
薄毛になると、どうして自分だけ…と思ってしまい、周りの目が気になってしまいますよね。
ですが、実際に美容師さんはそこまで薄毛に対して注目していないことも多く、不安に思っていることが無駄な時間になってしまうこともあるでしょう。
もし今まで薄毛で美容室を避けていた人は、安心して美容室に行って、メンテナンスをしてもらう方がベスト。
もう悩まなくて大丈夫ですよ。