手軽に使える市販のヘアカラー剤ですが、 市販のヘアカラー剤を使い続けると薄毛の原因になってしまうとも言われています。
もちろん全てのヘアカラー剤が薄毛の原因になるわけではありませんが、 市販のヘアカラー剤が薄毛の原因になると聞いてしまうと、 市販とプロ用ではどのような違いがあるのか気になってしまうことでしょう。
ヘアカラー剤と薄毛の関係について迫りながら、市販用のヘアカラー剤とプロ用のヘアカラー剤の違いについてもわかりやすく解説していきます。
Contents
どうして市販のヘアカラー剤が薄毛になると言われているのか
さっそく、市販のヘアカラー剤が薄毛の原因となっている理由について、解説していきます。
市販のヘアカラー剤は手軽なお値段で購入することができるためどうしても薄毛についてのリスクを考える機会は少なくなっています。
市販のヘアカラー剤にはこんなリスクがあった!薄毛になると言われている原因について一緒に見ていきましょう。
中に入っている成分が強いから
市販のヘアカラー剤は、どのような人が染めても上手に染められるように、ある程度強い成分が入っています。
強い成分が入っていると言っても、私たちにはなかなかわかりにくいですよね。
ウツワ美容師さんも市販のヘアカラー剤は薄毛の原因になることから、お店で髪を染めることをおすすめしています。
「それって美容師さんが売上につなげたいだけじゃないの?」と思うかもしれませんね。
実は筆者も同じ考えでした。
ですが、仕事で美容室に携わる機会があり、プロ用のヘアカラー剤の成分について詳しく見たことがあります。
プロ用のヘアカラー剤には髪をいたわるトリートメント成分が含まれていたり、その人の髪の特性に合わせて、美容師さんが溶剤を混ぜているということがわかりました。
市販のヘアカラー剤では、自分の髪の状態に合わせて種類を変えるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
放置時間を勘違いしてしまうから
髪を染める際に本来の髪色に、希望するカラーがしっかり浸透するようにやや放置する時間がありますよね。
特に黒などの暗い色から明るい色に染め直す場合は、後から入れる明るいカラーが入りにくいこともあるため、説明書などを読まずに感覚でどうにかしようとしてしまうこともあるでしょう。
明るくしようとすると放置時間が長くなるので、ダメージを与えていることもあります。
もちろん好みの明るさになるかもしれませんが、長い目で見た時に枝毛や切れ気が多くなったり、頭皮にダメージを与えてしまうことも考えられます。
説明書に書いてある通りの時間を守れるのであれば市販のヘアカラー剤てもいいかもしれませんが、自分好みに放置時間を変えてしまいそうな人は、デメリットのほうが大きいと考えてよいでしょう。
市販のヘアカラー剤を使い続けるとどうなってしまうのか
市販のヘアカラー剤を使った場合髪へのダメージは個人差がありますが、誰が染めても上手に髪が染まるようにある程度強い溶剤が入っているため、髪にとってダメージがあります。
その他にも市販のヘアカラー剤を使うことによって、髪や頭皮にどのような影響があるのか詳しく見ていきましょう 。
髪が傷みやすくなる
市販のヘアカラー剤を使うことで最も起こりやすいトラブルと言えば、髪が傷みやすくなることです。
市販のヘアカラー剤には必ずトリートメントがついていますが、「トリートメントをするのがめんどくさい」と思ってトリートメントをしないケースも多いのではないでしょうか。
髪を染めるという目的には達成しているので、その時は満足するかもしれません。
しかし強い溶剤でカラーリングをして、トリートメントをしないでいると髪は痛む一方…。
髪が傷みやすくなるとこのようなことが起きやすくなります。
・トリートメントをしても毛先がパサパサになってしまう
・枝毛や切れ毛が増える
・暗い色で染めてもすぐに色が明るくなってしまう
どれも髪のトラブルとしては、起こしたくないものばかりですよね。
頭皮にダメージがいきやすくなる
髪を染める事だけでも頭皮がヒリヒリしたり、痒くなったり、状況によっては痛いと感じる人もいます。
これは元から皮膚が弱いことが原因として挙げられがちですが、市販のヘアカラー剤の刺激が強く、肌が刺激に耐えられなくなっていると考えられていいるのです。
つまりヘアカラーをした時に頭皮がヒリヒリする、痒くなるなど普段では起きない状況になっている時は、頭皮がダメージを感じている時と認識しましょう。
ラッシー頭皮がヒリヒリしたり痒くなってしまった場合はまずは頭皮についているヘアカラー剤をしっかり流すようにしましょう。
その場合熱湯で洗い流してしまうと頭皮に刺激を与えてしまうことになるので、ぬるま湯で落とすことをおすすめします。
暗いカラーが入りにくくなる
強い溶剤で明るい色を入れてしまうと、次に色を暗くしようと思った時になかなか色が入りにくくなるデメリットがあります。
就職活動などで髪を黒くしなければいけない時に、なかなか黒にならなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか?
美容室で染めた場合も明るい髪色に黒が入りにくく、ヘアカラー剤を組み合わせて暗くしていきます。
市販のケアカラー剤ではそこまで細かくできませんので、暗く染めなおしたにも関わらず、「あれ?染まってないな」という状況になることもあるでしょう。
薄毛にならないために…髪を染める場合に気をつけること
市販のヘアカラー剤は手軽でお財布にも優しいので、やっぱり市販のヘアカラー剤がいい!その場合に気をつけることをお伝えします。
市販のヘアカラー剤は薄毛などに大きな影響がありますが、染め方を気をつけることでリスクを最小限にすることができます。
カラーリングの後に必ずトリートメントをする
ヘアカラー剤で髪にダメージを与えてしまった後は、 必ずトリートメントをするようにしましょう。
トリートメントをすることで髪のダメージを抑えるだけでなく、色持ちも良くなると美容師も推奨しているくらいなんですよ。
トリートメントをすることで、髪へのダメージを最小限に抑えることができるためので、切れ毛や枝毛の心配も最小限に抑えることができるでしょう。
髪がダメージを起こして切れたり抜けたりすると、薄毛の原因になってしまいますよ。
美容室で染めてもらう
やはり髪や頭皮にダメージが少ないのは、美容室で染めてもらうこと。
髪の状況に合わせてヘアカラー剤を調合してくれるので、髪や頭皮へのダメージは最小限に抑えることができます。
値段は市販のヘアカラー剤に比べて相場が約5000円と高いですが、将来薄毛になりにくくなるのであれば、 将来の自分への投資になるのです。
・枝毛や切れ毛がある
・髪を染めると頭皮がヒリヒリする
どちらかが髪に起こっている場合は、髪がSOSを出しているので、ぜひ美容室で染めることをおすすめします。
そのまま市販のヘアカラー剤で染めていると、将来薄毛になってしまう可能性を高めてしまうかもしれません。
状況によって市販とプロのヘアカラー剤を使い分けよう
将来薄毛になりにくい状態をキープするには、もちろん美容室で染めるのが1番。
ですが、お財布事情などでなかなか継続することも難しいですよね。
その場合は、市販のケアカラー剤と美容室を使い分けていきましょう。
髪が痛んでいるときは美容室で、そこまで痛んでいない時やお財布が苦しいときは市販のヘアカラー剤を使うなど、工夫していけば髪を守ることにも繋がるでしょう。
今まで市販のヘアカラー剤に頼っていた人は、ぜひ美容室も取り入れて、将来の自分の髪へ投資してみませんか?