ヘアケア

ヘアケアの第一歩!薄毛女性必見!シャンプーの正しい知識

シャンプーでの洗髪はヘアケアの第一歩です。ヘアケアは洗髪に始まって洗髪に終わるといっても過言ではありません。

皆さんはどれくらいの頻度で髪の毛を洗いますか?洗髪の目的は字髪の毛や頭皮の汚れを落とすことにあります。

この記事ではシャンプーの正しい知識を知ることにより、あなたの髪のお手入れに役立ててください!

髪の毛の汚れ

髪の汚れには大きく分けて外から作られる汚れ(外因性の汚れ)と、私たちの体の中から出る汚れ(内因性の汚れ)があります。

シャンプーについて知る前に、汚れの種類について少し頭に入れておきましょう。

外因性の汚れ

外因性の汚れの代表はほこりです。空気は一見透明に見えますが、自動車の排気ガスや微細な土埃などが浮遊しています。

また生活の中では、たばこの煙や綿埃など、色々なものが浮遊しています。

ヘアスプレーやフォーム剤などの頭髪化粧品も、時間がたって性質が変わってしまうと、外因性の汚れの一種となるのです。

ベタベタしたジェルやフォーム剤は、空気中のほこりを髪の毛にくっつけてしまう、ありがたくない役目もしてしまいます。

内因性の汚れ

私たちの身体から出る内因性の汚れには、皮脂や汗、フケなどがあります。身体に皮脂という脂を分泌する皮脂腺という者が存在しています。

頭皮には、この皮脂腺が体の他の場所よりも多く存在しています。皮脂の分泌量が多く、髪の毛も密生しているため、頭皮は脂っぽくなりやすい場所なのです。

もう一つの内因性の汚れは汗です。汗を分泌する汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺があります。

一般に汗と呼ばれるものは、エクリン腺から分泌。頭部は髪の毛が密生しているので汗が蒸発しにくく、蒸れたような感じになったり、汗の成分である塩分が残ったりします。

汚れを落とすためにはシャンプーが不可欠

頭皮の確執や皮脂が老化したり古くなって変質したものは、トラブルの原因になるのでシャンプーによって取り除く必要があります。

髪の毛が汚れていると、髪の毛がべたつくだけでなく、頭皮のかゆみや炎症を起こします。

見た目にも不潔であり、艶がなく、ヘアスタイルもまとまりにくくなるので、ヘアケアの第一歩としてシャンプーが必要なのです。

良いシャンプーの条件

シャンプーをするときは、頭皮に合った良いシャンプーを選ぶことが大切です。ここでいう良いシャンプーとはけっして高級なものやブランドのものではありません。

良いシャンプーの条件には次のようなものがあります。

・適度な洗浄性
・きめ細やかな泡立ち
・洗髪後の仕上がり
・低刺激性

これらを詳しく見ていきましょう。

適度な洗浄性・低刺激

シャンプーの役割は頭皮や髪の毛についた汚れを除去し、清潔に保つことです。

そこで必要となるのは洗浄力ですが、洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮にとって刺激が強く、あまりいいものとは言えないのです。

洗浄力の強いシャンプーは皮脂をごっそり取り除いてくれますが、頭皮に必要な皮脂まで除去してしまうので、乾燥などの頭皮トラブルの原因になってしまいます。

近年では洗髪頻度も多くなり、頭皮や髪の毛の汚れが昔に比べて軽くなっていますので、適度な洗浄力を持ち、さらに頭皮や髪の毛に対する刺激の少ないシャンプーが良いでしょう。

きめ細やかな泡立ち

きめ細やかな泡立ちもシャンプーの大切な条件です。髪の毛と髪の毛がこすれるとキューティクルが損傷したり、欠け落ちたりしてしまいます。

特に濡れた状態では、乾いている時よりもキューティクルがはがれやすくなっています。

シャンプーの泡は、髪と髪の間に入り込み、髪の毛同士の摩擦を防ぐ、いわばクッションのような役割を果たしているのです。

だからきめ細やかな泡立ちが大切になってくるのです。

洗髪後の仕上がり

乾燥後に髪の毛の仕上がり感が良いシャンプーを選ぶことも大切です。

ただし、ここで難しいのは、仕上がりには個人差があるということ。一人一人髪の毛の硬さや太さも違えば、頭皮の脂っぽさも違います。

さらに、しっとりとした仕上がりが好きなのか、それともサラサラした軽い感じに仕上げたいのかなど、人によって好みが異なります。

結局、自分の髪質や好みにあったシャンプーを選ぶことが大切ですが、すすぎ時の指どおりが悪かったり、きしみ感の強いもの 、また乾燥した後の、髪の毛がパサつくシャンプーは避けるようにしましょう。

上手なシャンプー方法

髪の毛を清潔に保つことは大切なことですが、洗い方が悪いとキューティクルを傷めてしまう原因に。

シャンプーは、髪の毛を洗うというよりも、地肌を洗うという感覚で洗髪すると効果的です。

今日から取り入れたい上手なシャンプーの方法を見ていきましょう。

ブラッシング

シャンプー前にあらかじめブラッシングをして髪の毛のもつれをときます。

もつれたままシャンプーをすると、無理な力がかかり、髪の毛が傷む原因となってしまいます。

髪の毛を十分に濡らしてからシャンプー

シャンプー剤を全体によくいきわたらせるために、髪の毛を十分に濡らしてからシャンプー剤を付けます。

シャンプー剤を手に取って髪の毛全体に軽く伸ばし泡立てます。良く泡立てたら、指の腹で地肌をマッサージするように洗います。

髪の毛をごしごし擦ったり、爪を立てたりしないようにしましょう。髪の毛同士が擦れてしまうと、キューティクルが損傷を受けて傷みの原因になってしまいます。

また、爪を立てて地肌をこすると頭皮が傷つき、炎症を起こしたりトラブルの原因になるのです。

すすぎは十分に

シャンプー剤が残らないように、たっぷりのお湯で丁寧にすすぎます。耳の後ろや生え際の部分も、すすぎ残しのないようにしましょう。

やさしくタオルドライ

シャンプーの後のタオルドライは、髪の毛をポンポンと叩くような感じで十分に水分をふき取ります。

髪の毛同士をごしごしこすり合わせるのは禁物。髪の毛の傷みの原因になってしまいますので、辞めるようにしましょう。

ドライヤーはできるだけ短く

タオルドライの後は、ドライヤーを使って髪の毛を乾かします。

実は髪の毛は熱によるダメージを受けやすいので、あまり長すぎるドライヤーは髪の毛を傷める原因になってしまいます。

なのでドライヤーはどれだけ長くても10分以内がベスト。それ以上は頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまう原因になってしまうので注意しましょう。

またドライヤーに冷風機能がある方は、髪の毛全体に冷風をかけることによってサラサラな仕上がりになりますのでおすすめです。

シャンプーの安全性

化粧品は、製造あるいは輸入しようとする場合、薬事法に基づいて、厚生労働大臣の商人、許可を受けなければならないとされています。

薬事法では化粧品のほか、医薬品、医薬部外品、医療用具についても規制していますが、その規制は経済的なものではなく、あくまで保健衛生上の観点から、有効性や安全性などの確保を図るため、その製造・販売などについて規制しているものです。

シャンプーもこの薬事法に基づいて、有効性や安全性が確認されてから製造・販売されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事ではシャンプーの正しい知識について解説してきました。

ヘアケアの第一歩として、シャンプーは髪の毛や頭皮を清潔に保つために大切な役割を持っています。

しかし洗浄力が強すぎたり、刺激が強いシャンプーは頭皮にダメージを与えてしまいますので、適度な洗浄力をもって低刺激なシャンプーがおすすめです。

自分に合ったシャンプーで正しい方法で洗髪することによって、清潔感のある美しい髪の毛になりますので、是非今日から取り入れてみましょう!