女性の方で髪型がうまく決まらない、前髪のセット方法がわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
髪型には実は性格があり、中でも前髪は女性の印象を左右する重要な役割を持っています。
人と話をするときにまず目に入るのが顔と前髪です。
毛先を10㎝切っても気づかれないですが、前髪は1㎝切るだけで気づかれてしまいます。
それほど、前髪の印象というのは大事になってきますので、今回は前髪のセットを完璧にして髪の毛をあなたの武器にする方法をご紹介していきます。
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前髪のデザインで重要なのはおでこの形状
前髪のデザインに関して重要なのは、おでこの形状です。
おでこの形状は大きく分けて2タイプあり、
・広くて丸いタイプ
・狭くて平たいタイプ
です。
広くて丸いタイプ
「広くて丸いタイプ」は前髪がちゃんとおでこのカーブに沿うので、おさまりがよく前髪のある髪形が似合いやすいのです。
ただ、「おでこが広くて丸い」人の中には、同時に丸顔コンプレックスを抱えている人もチラホラいます。
その場合は、前髪をラウンドしてカットすると顔の丸さも強調してしまいますので、毛量を調節して透け感を作る、斜めに流すなどの工夫が必要です。
狭くて平たいタイプ
狭くて平たいタイプには、あまり前髪をおすすめしません。
というのは、前髪を作ってもおでこに沿わないために立って浮いてしまい、扱いが難しいのです。
潔く前髪をあきらめておでこを出すか、長めの前髪にして流す方が違和感がないでしょう。
とはいえ、おでこが狭くても平たくても、どうしても前髪だけは作りたい場合は、前髪だけにパーマを当てると多少扱いやすくなります。
あるいは、頭頂部の深いところからとった厚めの前髪。
ただしおでこが狭い分、すぐ伸びて目にかかりうっとうしくなるので、前髪の賞味期限が短いのも事実です。
前髪には流行がある
前髪には流行があります。
数年前までは厚くとった重めが主流でしたが、今は肌感が見える透けバンクが人気です。
とはいえ大人の女性は「今っぽさ」を意識しつつも、そんなに流行を追いかける必要はないと思いますので、骨格に合う前髪デザインを把握し、臨機応変にトレンドを加えていけるとよいです。
命毛があると使い勝手がいい
センターパートメインで生きるにしても、サイドバードメインで生きるにしても、おでこ前だしの人には、もれなく「命毛」を作ることをおすすめします。
「命毛」とは美容師さんの間で使われている造語ですが、「命ほど大事な毛」の意味が込められています。
具体的には、フェイスラインに落ちる毛のことを指します。
おろし前髪や斜め前髪の人の場合は、その前髪のすぐ横の毛が命毛を作る位置です。
ここにきしめん1本分くらいの幅の、リップ~あごの間くらいの長さを作っておくと、何かと便利です。
まず、この毛があると、頬骨の上に影が落ちるので、断然小顔に見えます。
これは、髪の毛を結ぶ時にも有効です。
特に前髪なしの人が髪を結ぶと、顔が全面的に出てきてしまいます。
でも、命毛を残してそれ以外の毛を結べば、前面に出ないし、顔がすっきり見えます。
人間は、右の髪の毛から左の髪の毛までの幅を「顔幅」だと認識します。
ですので、命毛を残しておけば、そこから手前だけが顔、と思われて小顔に見えるわけです。
命毛は触角と呼ばれている
アイドル界隈では、この「命毛」は「触角」と呼ばれています。
この触覚があるかないかで、3キロから5キロ違って見えるといわれているので、大体のアイドルには目立つ触覚があります(ただし、私たちが普段の生活で作る「命毛」は、触角ほど、あざとくわかりやすく直線的にカットする必要はありません。あくまでさりげなく)。
また、恋愛においても、この「命毛」は結構いい仕事をします。
この命毛を緩く巻いてゆらゆら揺らしておくと、猫じゃらし的に、揺れるピアス的に、自然と気になる存在になるのです。
ポイント
・おでこ出し前髪が持つ性格=大人っぽさ
・センターパート前髪が持つ性格=正統派感、凛々しさ、潔さ
・サイドパートが持つ性格=色っぽさ、ゴージャス感
ショートバング
前髪の中でも近年になって登場したのが、「ショートバング」という髪型です。ショートバングとは、その名の通り「短い前髪」のことです。
具体的には眉毛がはっきり出る長さが目安です。
ルーキーといいましたが、日本でショートバングが市民権を得たのはここ10年くらいで、比較的歴史の浅い髪型です。
ショートバングが持っている性格は「オリジナリティ」や「オシャレ感」「センスの良さ」「意思の強さ」などです。
とにかく、特別感が出ると思いましょう。
おでこ出し前髪以上に「自分の意思で前髪を短くして顔を出しています」感が明らかなので、より強い個性を感じさせます。
オシャレなショートバングの切り方
ショートバングは、本当にいろいろな切り方があります。
良ければ一度画像検索で調べてみてください。
以外と大人の女性にもショートバングが多いのに気づくと思います。
日本の有名な女優さんが採用している髪型ですので、そこまで顔が全開にならないのが特徴的。
初心者にもトライしやすいですし、大人女性にも似合います。
また、前髪の内側だけ短くしておき、その上から長い前髪をかぶせる方法をダブルバングといいます。
普段は斜め前髪、分け目を変えて内側の短い毛を出せば、ショートバングにもできる、一つで二度おいしい前髪です。
くせ毛を救うのは縮毛矯正ではなくストパー
40歳を過ぎてから髪質が変わるといわれています。前髪のくせ毛が気になる方は、縮毛矯正を考えている方もいますが、あまりお勧めしません。
縮毛矯正をかけると不自然になる
というのも、前髪に縮毛矯正をかけてしまうと、不自然なくらいにピーンとまっすぐになってしまいますので、顔との馴染みがイマイチになります。
そして伸びてきた部分と髪質のコントラストも違和感が出やすいのが特徴的。
何より髪の毛表面をコーティングしてしまいますので、その上からパーマをかけたりカラーを入れることが不可能になってしまいます。
また、シャキーンとまっすぐな髪の毛にはコテを使っても思うような軟らかいカールを作り出すことができません。
ストパー
一方ストレートパーマは、ある程度まっすぐではあるけれど、ニュアンスのある艶髪になるのでアラフォー向きです。
しなやかな髪質のまま手入れがしやすくなるのが最大の魅力といえます。
もちろんストレートアイロンや巻き髪も楽しむことができます。
時間の経過とともに程よくパーマが取れてくるので、伸びてきた髪の毛ともなじめます。
そういう意味も、元の癖が強ければ強いほど、縮毛矯正ではなくストレートパーマをおすすめします。
【まとめ】前髪を自分好みにアレンジしてあなたの髪型を武器にしましょう!
いかがでしたでしょうか?
この記事では、女性の髪型において重要な役割を担っている前髪について解説してきました。
前髪は人と合った時に一番みられる髪型ですので、スタイリング次第でかなり印象を激変させることができます。
前髪には様々な種類があり、大人っぽさ、幼さ、ゴージャス感、清楚さなど前髪一つで様々な雰囲気を醸し出すことができますので、自分に合った前髪にしましょう。
この記事を参考にして、あなたも少しでも前髪に対しての意識を変えていただければ、仕事や恋愛などにおいて、印象が良くなることを願っていますので、是非実践してみてください!