ヘアケア

薄毛の人は髪型探しに一工夫!女性のヘアスタイルの悩みを解決

「髪がぺたんこでボリュームがない」「髪にコシがなくてヘアスタイルが決まらない」

年齢を重ねるごとに、ヘアスタイルへの悩みも多くなっていきます。

老化だから仕方がない…とあきらめずに、今できることを考え、実践していくことが大切です。

そこでこの記事では、髪型探しに一工夫するために、女性のよくあるヘアスタイルの悩みの解決方法、おすすめのヘアスタイルをご紹介していきますので、同じ悩みを抱えている女性の方は是非参考にしてください!

髪が少なくなる悩み

年齢を重ねるとよく耳にするのが「髪の毛が少なくなった」という悩み。

しかし実際、その多くは本数が減っているのではなく、毛髪そのものが細くなる、いわゆる「髪やせ」の状態です。

女性の場合、20代をピークに30代以降から毛髪が細くなっていきます。

そうすると髪全体のボリュームが減るので、髪の毛が少なくなったように感じます。

髪の毛が抜けて本数が減る脱毛症とは別として、年齢を重ねても毛髪の本数はあまり変わらないのです。

「髪やせ」は加齢によって毛根が弱まることが原因

ではなぜ、毛髪が細くなるのかといえば、毛根の働きに深い関係があります。

そもそも毛根とは毛穴の奥にあり、毛髪を作り出す重要な部分です。

太くてしっかりした毛髪ではなく、細い髪の毛しか生えてきません。

年齢を重ねて髪の毛のコシのなさが気になる人も、それが原因です。

実際、年齢を重ねると硬毛の方が普通毛になったり、普通毛の人が軟毛になることがあります。

毛髪の太さとコシは正比例しているので、毛髪が細い=毛髪にコシがないと考えられます。

日常では生活リズム、食事、頭皮ケアに注意

日常で髪の毛のために心掛けるべきなのは規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事、適切な頭皮ケアです。

まず規則正しい生活として、6時間以上の睡眠と早寝早起きを目指しましょう。

睡眠は心と身体のリズムを修復する時間であり、毛根を修復する時間でもあります。

特に夜10時~深夜2時は細胞が生まれ変わる時間ですので、早めに就寝することが大切です。

次に栄養バランスの取れた食事。栄養が偏っていると栄養不足や新陳代謝の悪化につながります。

肉や魚のほか、野菜もきちんと摂取するようにしましょう。

また、海藻類は髪の毛に良いとされていますが、はっきり効果が証明されているわけではありません。

逆にそればかり食べて偏った食事になるのが心配です。栄養バランスが第一です。

最後に適切な頭皮ケア。

シャンプーは地肌をマッサージするように洗い、血行を促しましょう。

また、毛穴をきれいに落とすことで栄養が行き渡りやすい状態にすることが大切です。

髪が少なくなった人へのおすすめヘアスタイル

髪の毛が少ない人はパーマでボリュームを出すのがおすすめです。

パーマをかけた後の傷みが気になる人も、髪の毛に負担のかかりにくいエアウェーブならトライできます。

まずは下準備として、ワンレングスにカットして毛先に厚みを出します。

そしてパーマは通常よりも長いロングロッドを使い、中間から毛先を巻きましょう。

こうするとカールがスパイラル状になって、ボリュームアップに。

巻くときはフォワード、リバースを混ぜたミックス巻きで、よりボリュームのある仕上がりになります。

スタイリングは濡れた状態で毛束をねじるように乾かし、ミルクワックスを揉みこみます。

髪の毛がぺたんこで寂しげに見える人も、華やかパーマのおかげでイキイキと明るい雰囲気になります!

トップと毛先に空気を含ませてバランスよく仕上げるアレンジスタイル

お出かけの日など「もっと華やかに見せたい!」なんて時にはさらなるボリュームアップ術を投入。

まずは髪の毛が細くなると一番気になるぺたんこトップ。

トップの髪の毛にホットカーラーを1個巻いて、内側に逆毛を立てるとふんわり浮き感が出ます。

スタイリングでは、ミルクワックスをなじませてから、指で毛先に逆毛を立てます。

表面がくしゃくしゃになってしまうと美しくないので、内側から手ぐしを通し、上へ持ち上げるように逆毛を立てるのがコツです。

同じパーマヘアでも、スタイリングの方法で印象がガラッと変わります。

ファッションやシーンに合わせて、工夫を重ねてみましょう。

髪にコシがなくなった人へのおすすめヘアスタイル

コシがなくてぺたんこの髪の毛だとヘアスタイルがうまく決まらず、老けて見られることも。

カットは上半分はグラデーションカットでふんわりと仕上げ、下半分はレイヤーを入れて毛先に遊びを出します。

カットが終わればいよいよパーマです。おすすめは髪の毛にハリが出るデジタルパーマ。

フォワードとリバースのミックス巻きでボリュームをアップ。

それから襟足は逆巻きではねさせます。

逆巻きとは、髪の毛を下から上へ向けて巻いていく手法で、こうすることで髪の毛の根元はつぶれてカールはふんわり上向きに。

最後は仕上げのスタイリングです。

トップの髪の毛は根元を掴み、ドライヤーで風を当てるのがコツです。

お悩みのぺたんこトップもふわっと仕上がります。

毛先を散らしてキュートな仕上がりになるヘアスタイル

ワニクリップを使ったヘアスタイルは、簡単にできて可愛く見えるのでおすすめです。

正しいポイントを抑えてアレンジしないとご近所ヘアに見えてしまいますので気を付けましょう。

ポイントとしてはトップの髪の毛に逆毛を立てること。

ここがぺたんこだとコシのなさが目立ってしまいます。

そして逆毛を立てたら、耳より上の髪の毛を分けとります。

そのあとトップのふくらみをつぶさないように、ねじり上げてワニクリップで挟めば完成です。

もう一つのポイントは、ワニクリップで挟んだ髪の毛先を散らすことです。さらに仕上げとしてボリュームキープのスプレーを吹き付けます。

毛先がパッと広がっていることで、ハリ感のある若々しいスタイルに早変わりです。

白髪が目立ってきた人へのおすすめタイル

白髪が目立ってくると、それを隠したくてダークなヘアカラーで染めてしまいがち。

ですがあまりに真っ黒だと重く見えて、より老けて見えてしまいます。

あえて9~10レベルの明るいカラーで馴染ませるのがおすすめです。

今は白髪もグレーカラーと呼び、それを含めて髪色を楽しんでいる方が多いですので、隠すのではなく、活かすことに意識を向けましょう。

最近の人気カラーはベージュやアッシュ。

そこにバイオレットを少し混ぜると艶が出ます。

9:1くらいの割合でちょっぴり入れるだで上品に見えます。

一方、カットのポイントは前髪を厚めに作り、まっすぐおろして生え際をカバーすることです。

スタイリングでは白髪の目立ちやすい分け目も作らず仕上げます。

ボリューム不足の人はデジタルパーマでミックス巻きにして、ふんわり感を演出しましょう。

まとめ

年齢を重ねるにつれて自分がどんな髪型が似合うかわからないと悩んでいる人も、意外と多いと思います。

しかしわからないからといって5年前、10年前と同じ髪型をしていたり、半分あきらめてしまってはもったいないです。

なぜなら女性のキレイの80%はヘアスタイルで決まるといわれているほどだからです。

ヘアスタイルさえ決まっていれば、印象はかなり変えることができますので、自分の悩みに合わせたヘアスタイルを是非実践してみてください。

新しい洋服を着るような感覚で、今の自分を一番輝かせてくれるヘアスタイルに、是非チェンジしてみましょう!