「なにをやっても、髪がパサパサになる」
「傷んでいるからもう手遅れ」
髪質に関して悩んでいる女性の方も多いと思います。
ですが髪は明日からでも変えることができます。なぜなら髪には一生を終える直前まで生え続けるパワーがあるからです。
この記事では髪質を劇的に変えることができる大人女性の頭皮ケアの方法を詳しく解説していきますので、髪質に悩みを持っている方は是非ご一読ください！
Contents
頭皮ケアで髪の毛の未来を変える
女性の髪の毛の寿命は4年から6年。毎日50本～100本ずつ抜けていくので、およそ10万本ある私たちの髪の毛は4～6年ですべて生え変わっている計算になります。
対して、すでに生えた髪の毛は死んだ細胞ともいわれています。髪の毛は切っても痛いわけではないし、そもそも自己修復機能がないのでダメージを受けても自力で修復しません。
髪の毛の生えてきた状態から変化しないのです。だからこそ、生えるときにベストな状態であることが大切で、そのためには頭皮ケアが欠かせません。
頭皮さえ健康であればいくつになっても、たとえ今ある髪の毛が過剰なパーマやカラーでボロボロだとしてもいつでもやり直しができます。
美しい頭皮かチェック！ポイントは頭皮の「色」
自分の頭皮がどんな色なのかで、髪質がどういう状況かを知る目安になります。
例えば頭皮の変化の要因として、パーマやカラーリング、1日中紫外線を浴びた後などが挙げられます。
そうしたことで赤くなった頭皮はすでに炎症を起こし、悲鳴を挙げている状態なのに何もケアをしていない方が大半を占めます。
顔にそれだけ赤みがあればすぐにでもケアをするはず。
けれども頭皮の赤みは放っておく方が多いのが現状です。頭皮も肌の一部ですので、しっかり観察してみましょう。
健康な頭皮は水分をたっぷりたたえてみずみずしく、青白く透けた色をしています。けれども血流が悪く滞っている場合や、乾燥してかゆみや炎症が起きている場合には赤っぽくなります。
また、こびりついた皮脂が酸化すると黄色く見えたり、時には茶色っぽく見えることも。
健康的な青白い頭皮であれば、生えてくる髪の毛も艶やハリがあり健やか。頭皮はその日との生命力や若々しさの根源を担っています。
美髪育成のためにも、今すぐ頭皮ケアを始めましょう。
ホルモンバランスにも髪の毛との関係がある
肌の潤いや透明感を保つために欠かせない女性ホルモンは、顔と一枚皮で繋がっている頭皮と髪の毛に密接に関係しています。
一生にティースプーン1杯ほどしか分泌しないといわれている貴重な女性ホルモンが減少すると血液の循環や皮脂成分分泌がうまくいかなくなり、髪の毛1本1本が細くなっていきます。
男性ホルモンが増えると脱毛症に
女性ホルモンに対して男性ホルモンが増えると、脂っぽくなり、その皮脂が酸化すると髪の毛は抜けやすくなり、男性型脱毛症を女性出も引き起こしてしまいます（FAGA)。
現代は働く女性がますます増え、10人に1人は戦闘モード、あごに髭が生えてきてなんてことも。
男性ホルモン優位に傾いた場合、生え際から抜け毛が進行したり、いわゆるバーコードヘアになる可能性も、女性だからといって否定はできません。
ホルモンバランスが重要
女性ホルモンと男性ホルモン、双方のホルモンがバランスよく分泌されていることが、豊かな艶髪には必要です。
髪の毛は女性ホルモンに支配されているため、忙しい過ぎて心に余裕がないと感じたら、女性ホルモンの分泌を促すために、リラックスしたりペットを可愛がったりして穏やかに過ごしてみましょう。
食生活やライフスタイルによっては、ホルモン変動の影響をさほど受けずに済むかもしれません。
女性の人生にはホルモンだけでなく様々な変化が訪れるもの。それをマイナスのもととして受け入れるのか、プラスの方向へ転じるのかは本人次第です。
髪の毛はその日との生活と心の持ちようを反映させる鏡のような物でもありますので、なるべく心穏やかに過ごすようにしましょう。
毛穴力を高める
頭皮ケアが大切と声を大にして言っていますが、もっとフォーカスしていうと「頭皮の毛穴力」を高めるのが目的です。
毛穴力の備わった健やかな毛穴は、過剰な皮脂やつまりがなく、穴の大きさもさほど良く、穴の周りの皮膚はぷっくりと起伏して弾力があり、穴の入り口は自然なハリ感で引き締まっているのが特徴的です。
対して力のない毛穴は、周りの皮膚もフラットで毛穴が歪んでいた李、小さくなっています。
こうした毛穴は、この状態が続いていくと最後には穴が閉じてしまい、毛髪が生えてこなくなってしまいます。つまり薄毛への道です。
そこまで深刻ではなかったとしても、毛穴が変形すると髪の毛がうねり、立ち上がりも悪くなり、負のスパイラルを引き起こしてしまいます。
ハリや弾力が低下して、頭皮の毛穴が1㎜ゆるむと、顔は1㎝たるんでしまうといわれていますので、これは女性として大問題です。
毛穴力の鍛え方
では毛穴力を鍛えるためにはどうすればいいのかを解説していきます。
まず大切なのが、シャンプーで皮脂をしっかりと洗い流すこと、そして頭皮マッサージなどでふかふかの弾力のある頭皮をはぐくむことです。
毛穴に力があれば、頭皮エッセンスや育毛剤を付けたときも浸透しやすく、効果を実感しやすいです。
毛穴力を鍛えると、頭皮の毛穴が引き締まり顔全体もリフトアップ。さらに頭皮が潤いで満たされ透明感が増すと、顔色からもくすみが払しょくされ、自然な血色感をもたらします。
細くなった髪の毛は頭皮ケアで元に戻せる
大人の女性につきものの「ハリやコシがなくなった」「髪の毛の立ち上がりがつぶれるようになった」という悩み。
毛量の問題もありますが、「髪の毛そのものが細くなってしまう」という変化も大きな要因です。
実はこの細い毛は、本来太くなるはずの髪の毛が未熟なまま、成長しきれていない場合もあります。
そういった髪の毛の変化を感じる時は、「ヘアサイクル」が変化している証拠。
「ヘアサイクル」は大きく3つの段階で成り立っており、ぐんぐんのびる「成長期」、髪の毛が伸びにくくなる「退行期」、細胞分裂が止まり、抜けていく「休止期」というサイクルを繰り返しています。
髪の毛はあらかじめ成長する時期と抜ける時期が決まっていて、4年から3年の年月をかけて太く成長していきます。
細い未熟な髪の毛は、本来ならば4～6年かけて成長するはずのものが、ホルモンや血流、ストレスなどの理由でどんどん短くなり、寿命が1年、2年と早まってしまったものだと考えられます。
結果、太い毛に成長する前に抜けてしまう運命をたどってしまうのです。
成長期の髪の毛に栄養を届けることが大切！
成長期の髪の毛に栄養を届けることで、薄毛などの悩みから解放される可能性が高まります。成長期の髪の毛に栄養を届けるには頭皮ケアをすることが先決です。
頭皮を活性化させるようなケアを取り入れることで、細くなった髪の毛をもとに戻すことが十分可能です。
もともとの髪の毛の太さを変えることはできませんが、年齢を重ねて細くなってしまった髪の毛は、回復させることができます。
必要なのは「自分の手」と「少しの努力」だけ。それさえあれば、髪質は劇的に改善されるのです。
皆さんもこの記事を参考にして、髪質を改善させる秘訣を理解し、日々の頭皮ケアを正しく習慣化しましょう！
