髪の毛が柔らかい人やコシがなくなってきた人は、アレンジもなかなか難しいですよね。
若い頃のようなアレンジをしても、なんだかイマイチ決まらない・・・という方も多いのではないでしょうか?
今回は髪の毛にコシがない人のための、ヘアアレンジ方法をご紹介していきたいと思います。
髪の毛にコシがない人はアレンジで魅せる
髪の毛にコシがなくなってくると、どうしてもトップなどのボリュームが乏しくなり、さらに年齢を重ねると、
・老けて見える
・貧相に見える
などの原因になってしまうことがあります。
そんなときには、ヘアアレンジで魅せるのがおすすめです。
ヘアアレンジをすることで、ボリュームもアップさせて見せることもできますし、手を加えることで生活感やだらしなさなどもカバーすることもできます。
しかし、アレンジをするとなると、
「でも、毎日アレンジするのは面倒・・・」
「難しそう・・・」
「毎日同じアレンジも・・・」
というお悩みもつきものです。
そこで、これから毎日できる簡単なアレンジ方法をご紹介していきたいと思います。
簡単にできるので、不器用な方でも、時間をかけたくない人でもOKです。
特別な道具などを揃える必要もありません。
自宅で簡単に出来る方法を解説していきます。
髪の毛の長さ別でもご紹介していくので、よかったら参考にしてくださいね。
髪の毛にコシがない人のヘアアレンジ方法
まず、簡単アレンジに必要なのは、
・ドライヤー
・クシまたはブラシ
・ヘアゴム
・ヘアピン
・整髪料
ピン、整髪料はアレンジによって使用したり、必要なかったり。
必ず使用するものではないので、苦手な方や持っていない方は使用しなくても大丈夫です。
<ショートヘア>
ショートヘアでコシがないと、のっぺりとした髪型になってしまい、老けて見えてしまいがちです。
ショートヘアはそのほとんどが段が入っているカットになっています。
その段差を生かして、トップにふんわりボリュームを出し、若々しくはつらつなイメージを作り上げましょう。
髪型で性格は判断できません。しかし、イメージを作り上げることは可能です。
明るいイメージを作るために、まず必要なのがボリュームです。
ショートヘアでボリュームを出すのにはブローしたり、コテやアイロンで巻いたりと、色々なやり方がありますが、一番簡単なのが髪の毛を洗ったあと、乾かす時のドライヤーのかけかたです。
難しそうに感じますよね?
でも、とっても簡単です。
ドライヤーをかけるときに、下を向くだけで、9割ほどはいつものように乾かしていきます。
ほぼ乾いたところで、足もとを見るくらいの、深いお辞儀をした姿勢で髪の毛の流れに逆らうようにして風を当てていきます。
あとは、手ぐしで整えるだけです。
ここでクシやブラシを使ってしまうと、せっかく出たボリュームがなくなってしまうので、手ぐしでサッと整えるだけにしてくださいね。
仕上げにワックスやスプレーなどを使用すると、セットを長時間保ってくれますが、毎日の使用だとシャンプーに時間がかかったり、洗い残しなどもあります。
ベタつくのがいやだったり、好みの問題もあります。
長時間セットしたい、おでかけの時のみ使用するのもいいですね。
<ミディアムヘア>
肩につくくらいの長さのミディアムヘア。
このくらいの長さになると、アレンジ方法もたくさん。
しかし、きちっとまとめすぎても、ペタッとした印象、そして時代遅れの印象を与えてしまいます。
おすすめはハーフアップ。
耳の位置から上の髪の毛だけ、まとめ上げる方法です。
このときも、まとめる部分はきちっとせず、ややルーズにまとめます。
ルーズすぎても40代以上の場合、だらしなく見えてしまうので注意が必要です。
一度まとめたあと、何箇所か引っ張るようにして崩していくと、自然な感じにすることができます。
黒いヘアゴムのままだと、生活感が出てしまうのでチャームの付いたものや、シュシュやバレッタなどを使用すると、毎日同じ髪型にしてもヘアアクセサリーを変更することで楽しむことが出来ます。
下ろした耳から下の髪の毛は、巻いてもそのままにしても。
トップの部分をまとめ、ヘアアクセサリーをしていれば、下ろした方の髪の毛が多少はねていても、 自然な感じに仕上がるので毎日巻かなくても大丈夫です。
このアレンジで使用するのは、基本的にヘアゴムのみなので出先でもサッとできる髪型ですね。
手ぐしで整えるくらいのほうが、ルーズにまとまるので旅行なども際にもおすすめです。
<ロングヘア>
ロングヘアの場合、アレンジしやすく感じる人と、長さにによってはアレンジしにくいと感じる人がいます。
髪の毛の量にもよりますが、腰くらいまでの長さになってしまうとまとめ上げる量も多めになってしまうため、ピンをたくさん使わなければならなかったり、バレッタなどでは挟めない量になってしまいます。
長くても、胸元くらいまでが素人にはアレンジしやすい長さとなっています。
ロングヘアはまとめ髪にするとほどよいボリュームが出るので、若々しく見えます。
まとめる位置は耳の辺りくらいにしましょう。
耳よりも上の位置だと、若作りをしすぎている印象になってしまい、逆に襟足付近の下の方の位置だと、老けて見える原因になります。
耳の位置と同じ高さだと、40代〜70代の女性では品よくまとめることができます。
また、40代を過ぎて、ロングヘアを1つ結びにするのはよっぽどおしゃれにアレンジするか、洋服もおしゃれにしないと生活感の出た髪型になってしまうので危険です。
年齢を重ねた髪の毛はどうしても、癖やうねり、乾燥などが出てきますので、ロングヘアを保ちたい場合は、こまめに毛先をカットする、保湿を徹底する、などの工夫が必須となってきます。
ストレートヘアにしている方が、髪年齢が顕著に分かってしまうので、ハーフアップにする場合や下ろしたままのアレンジをする場合は毛先だけでも巻いてしまうことをおすすめします。
巻いた後、ワックスやオイルなどで艶をプラスしてあげるといいですね。
髪の毛にコシがない人がアレンジするときのコツ
髪の毛にコシがない人がアレンジをする場合、いきなりアレンジしては失敗する原因になります。
コシがない上に、量も少ない場合はクシなどで逆毛を立ててからアレンジする方法もありますが、手間もかかりますし毎日だと髪の毛も傷んでしまいます。
前髪にコシがなく、ぺったんこになってしまう場合はカチューシャでカバーしたり、一時的にスプレーなどコシを与える整髪料もありますので、上手に利用しましょう。
帽子などを利用してもいいですね。
また、コテで巻きたいけど毎日は面倒、上手に巻けない、という人はパーマをかけてみても。
いかにもパーマというものではなく、コテやアイロンで巻いた感じになるパーマもありますし、毛先だけワンカールのパーマもあります。
ボリュームを出すために、トップだけかけることも可能なので、美容師さんに恥ずかしがらず悩みを相談してみましょう。
美容師さんもプロなので、持っている知識を総動員して一緒に考えてアドバイスしてくれるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、髪の毛にコシがなくて悩んでいる方に向けて、アレンジ方法をご紹介しました。
・コツはピシッとしすぎないこと
・ルーズにまとめあげること
面倒な場合はパーマも考慮に入れて、アレンジを楽しみましょう。