薄毛に良くない食べ物って何でしょうか?
身体に悪いものは基本薄毛にもよくない感じがしますが…実はその通りです。
では、具体的にあげていきますね。
砂糖
摂りすぎるともちろん太るイメージはあるけど…と思った方。それも大正解です。
家庭で調理する際の砂糖の量ではほぼ問題ないと思われます。
砂糖の怖いところは、実は大量に入っていて知らずに口にしているということ。
例えば有名なのは缶コーヒー。
無糖ブラックは大丈夫ですが、普通の缶コーヒーには角砂糖9個分のグラニュー糖が入っています。
角砂糖9個分って結構な量ですよね。
例えば1日5本缶コーヒーを飲む人は、単純計算で角砂糖45個分の砂糖を摂取していることに。
しかも糖分は他からも摂取されているので、間違いなくこれよりも多いはず。
恐ろしいですよね?
糖分は血液をドロドロにし、循環しにくくするため頭皮まできちんと養分と酸素が供給されない危険性が出てくるのです。
もしそうなれば、当然酸素や栄養不足で毛根は正常に機能できず…あとは想像つくと思います。
清涼飲料水も同様です。
スポーツドリンクにも大量の砂糖が入っていますよ。
もちろん夏にスポーツや肉体労働を行う場合、糖分やミネラルが大量に必要になり、不足すれば熱中症などを引き起こす可能性は十分にあり、沢山飲む必要が出てきます。
つまり、「スポーツ飲料」という名の通り運動や体を動かす人のためのものであって、そんなものをデスクワークの人がガブガブ飲んでたらどうなるか、分かりますよね。
砂糖の恐ろしさは知らず知らずのうちに摂取してしまっているということ。
暑くなれば水分を摂る機会も増えると思いますが、できるだけミネラルウォーターや家で作ったお茶を飲むことをおススメします。
カフェイン
カフェインは刺激物の1つです。
妊娠中はカフェイン摂取について非常に神経質になりますよね、それくらい人体に影響を与えます。
しかし妊娠中と違ってあくまで「摂り過ぎは良くない」だけで「摂ってはいけない」ということではありません。
1日に何杯もコーヒーを飲んでしまう人は、せめて3杯くらいに減らしませんか?
どうしてもコーヒーが良い人はカフェインフリーのコーヒーを試すのも良いですよ。
そしてカフェインが含まれているのはコーヒーだけではありません。
緑茶や紅茶にもカフェインが含まれています。
特に玉露は何とコーヒーの3倍近く!
高級な玉露を毎日常飲している方は少ないかもしれませんが、もしいらっしゃったら注意。
また、カフェインには「アデノシン」と呼ばれる成分を抑制する作用があります。
アデノシンは細った毛髪を太くする効果があるため、抑制するカフェインは薄毛対策の邪魔をしてしまいます。
こう書いてしまうとカフェインは身体に悪い!!とうイメージが定着してしまいそうですが、悪い効果ばかりではありません。
ですので、全く摂らないのは逆効果。
ほどほどの量を、適量を、です。
お茶の中ではウーロン茶はポリフェノールを多く含みカフェインは少ないので、常飲するには良いかもしれませんね。
緑茶にも殺菌作用のあるカテキンが含まれ低カフェインなのでおススメです。
ジャンクフード
皆さんはジャンクフードというと何を思い浮かべられますか?
ファーストフード=ジャンクフードと思う方、多くないですか?
もちろんファーストフードもジャンクフードですが、それだけではないんです。
ではジャンク(junk)とは一体どういう意味なのか。
これは英語で「がらくた、屑」という意味です。
身体にとって屑なのでジャンクフードという訳ですね。
スナック菓子や菓子パン、ジュースなどもこれに含まれます。
ジャンクフードとは「栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品のこと。 高カロリー、高塩分だが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食べ物」です。
こんなものばかり食べていたら太っているのに栄養失調に陥りかねません!
高カロリーで足りない栄養素満載って致命的ですよ。
しかもジャンクフードには中毒性があり、ついつい食べてしまうものです。
絶つ、もしくは減らす意識をしないと勝手に減っていくことはまずありません。
毎日食べ続けると、様々な症状が身体に現れ始めます。
そうなるとツヤツヤ髪の毛とか薄毛云々どころの話ではありません。
塩分、油分の多い食事
塩分、油分の多い食事は薄毛だけでなく生活習慣病の原因にもなります。
塩分が多い食事を摂ることで血液中の塩分濃度が高くなり、血管を老化させてしまいます。
血管が老化すると毛細血管の隅々まで養分や酸素を送れなくなってしまいます。
もちろん毛根にいくはずのそれらも影響を受け、新しく生える毛髪も現在生えている毛髪も、弱ってしまうという結果に。
油分の多い食事は頭皮の脂分泌の量が増え、毛穴を塞いでしまう恐れがあります。
以前に正しいシャンプーの仕方をご紹介した際にも言いましたが、頭皮の脂の量が多いと嫌な臭いの元になったり脂がシャンプーで落としきれていないと酸化し、毛穴を塞いでしまいます。
現代人の食事は昔よりはるかに塩分油分が多くなっていますので、気をつけたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
カフェインや砂糖については記載した通り、1日何杯もコーヒーを飲む人やジュースや缶コーヒーを何本も飲む人以外はそんなに気にする必要はないと思います。
塩分油分については一人暮らしで外食やコンビニ弁当が多い方は注意ですね。
特にコンビニ弁当は野菜も少ないですし、栄養バランスとしても良くありません。
主婦の方は食事のコントロールはしやすいと思いますし、薄毛にダメな食事は健康にも良くないです。
家族の健康のため、自分の薄毛対策のためにもヘルシーな食事を心がけたいですね!