寝ている間は無防備!
寝る前にトリートメントをしたのに、朝起きたら髪が寝癖でパサパサ!髪が広がっていたりまとまらない!など朝のお悩みはありますか?
それは寝ている間にダメージを受けている可能性があります。
なんで寝ているだけなのに?と疑問ですね。
これらは、寝返りや頭の移動で起こる「摩擦」が原因になります。
どうしてそんなことが起こるのでしょう。そしてダメージを最小限に抑える方法をご覧ください。
Contents
寝ている時の影響と原因とは?
「就寝時、髪の毛はどのようにしていますか?」と尋ねられたら、皆さんはどう答えますか?
おそらく過半数の人が「何もせず髪を下ろした状態で寝ている」と言うでしょう。
寝る前のケアをしているから、まさか寝ている間に髪がダメージを受けているとは想像をしていないですよね。
①摩擦によるダメージ
実は寝ている間に寝返りなどで摩擦がおきます。
その摩擦で髪を傷めています。
注意したいのは、髪や頭皮をしっかり乾かしていない状態で寝てしまい、表面のキューティクルが剥がれやすく摩擦が起こり枝毛や抜け毛の原因に繋がります。
さらに、髪の毛が長い人は要注意ですね。
どうしても摩擦を受ける範囲が広くなるため、髪を乾かすだけではなく三つ編みを軽くするなどがオススメです。
キューティクルを守れます。
②からまりによるダメージ
もう一つ注意したいことは、髪と髪どうしの絡まりです。
後頭部より下のえり足あたりや髪が長いと毛先など絡まってしまうことがあります。
枕やシーツに一番密着している部分でもあるため、摩擦が生じてしまい絡まりが起きてしまいます。
その結果、枝毛や切れ毛になったり抜けてしまったりとさらなるダメージがプラスされ、気づいたら薄毛になってしまう可能性があります。
枕に抜け毛が多いと感じる方は、えり足の髪が極端に短い・長さがバラバラになっているといったトラブルもありますので、ご確認しておくことをオススメします。
寝ている時のダメージの予防方法
夜のうちに洗髪をして、頭皮から毛先までしっかり乾かします。
やはりその日の汚れはその日のうちに洗髪することで、日中汗をかいたり、スタイリング剤がついたままにしておくと、汚れたまま就寝することで頭皮環境が悪くなり、フケや痒みになる可能性も高くなります。
頭皮は日々の積み重ねが重要になるため、毎日の習慣が重要となります。
寝ている間に髪は生成や修復します。それなのに、髪や頭皮が汚れているだけで、十分な成長できなくなります。
ポイント
髪と頭皮をしっかりと乾かして寝る! という事です。
普段何気なく乾かしている人も多いでしょうが、頭皮や毛先までが半乾き状態だと、自然乾燥と何も変わりませんので、意識して乾かしてみてください。
洗髪後の髪をタオルドライ方法
タオルとタオルで髪を包むようにして、ポンポンと叩きながら水気を取るのが、キューティクルに負担なく拭き取れます。
擦るようにゴシゴシするとそこでも摩擦がおきてしまいます。
髪は濡れている時がキューティクルが剥がれやすく一番弱い状態になっています。
少しでも濡れている時間が短い方がキューティクルを傷めずに済みます。
ポイント
お風呂から出たらすぐにタオルドライした髪をタオルでまとめことがベストです。
その間に顔や身体のケアや歯磨きをすると、余分な水分がタオルに吸収されて乾かす時間が時短になります。
ただし、長時間タオルで髪を包むのは濡れたままなのでNGです。
タオルで包んでいる時間は、短い時間をオススメです。
洗い流さないトリートメントがベスト
乾燥している時などにはオススメです。自分の髪質に合ったトリートメントを選びましょう。
トリートメントをつけない状態で乾かすことは乾燥や広がり、パサつきなどのダメージの原因にもなりやすいです。
ドライヤーのダメージも軽減できるためオススメします。
トリートメントのつけ方のポイント
トリートメントは髪の約半分より下の毛先の方に重心的につけると、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれます。
髪表面をコーティングしてくれて摩擦を抑えてくれますので、スタイリングや翌日の髪の状態はとてもしっとりし寝癖がついても髪が広がることはないでしょう。
雑菌に注意!
頭皮が半乾きのままだと、そこから雑菌が繁殖してしまい、嫌なニオイの原因や髪のダメージにもつながる原因にもなります。
なので、半乾きのままで寝るということはとても恐ろしいことなのです。
乾ききってない洋服のニオイと同じく、毛髪にも同じことが起こっています。
濡れたまま、もしくは半乾きの状態で頭部と寝具に一晩中挟まれたら雑菌の宝庫になってしまい、寝ているときは気づかなくても汗をかくため、雑菌が繁殖してしまいます。
しっかり乾かしてからベッドへ。
毛先よりも乾きにくい頭皮から乾かすことが時短にもなり効率的に乾きます。
全体がしっかり乾いたら最後に冷風を忘れずに!
冷風で、キューティクルが締まり、ツヤがある髪の状態をキープできます。
せっかく乾かしたのに、最後に冷風を忘れてしまうだけで、キューティクルが開いている状態のまま睡眠してしまい、乾かした意味がありません。
就寝時、髪をまとめることを忘れずに!
キューティクルを守るために、睡眠時、摩擦や絡まりをさせないように髪は下ろさずにまとめて寝てみましょう。
A.ナイトキャップをかぶる
ナイトキャップは頭全体を覆いますので、摩擦はもちろん、寝癖も予防できますね。
そして乾燥によるダメージからも頭皮と髪の毛を守れます。
ロングヘアよりもショートヘアの人におススメです。
翌日の寝癖が軽減するため、スタイリングが時短になります。
B.髪を結ぶ
ロングヘアは頭頂部でお団子ヘアがベスト!
出来るだけ頭の高い位置でポニーテールがオススメです。
跡がつかないように緩めに結ぶのがポイント!
そして三つ編みをして最後にゴムで留めてから、ポニーテールの根元に巻きつけていきます。
ピンだと寝ている時に危ないですので、軽くシュシュや大きめのゴムでキツくならずにまとめます。
セミロングなどには二つに分けてみつあみヘアがベスト!
髪を半分に分けてゆるく三つ編みしていきます。
あえてクセをつけて緩いカーブに仕上げたい時は、根元から編み込みもオススメします。
カールを巻いたように自然なカーブを描けます。
寝具の見直し
枕やシーツ、タオル類です。
上記のように、その日の汚れはその日のうちにがベストであり、シャワーやお風呂で洗髪してから寝ることをオススメしましたね。
それでも就寝時は体がフラット状態になるため、起きている時より新陳代謝が活発になりますので、汗や皮脂が分泌されます。
でも、汗をかいた枕やシーツをそのまま何日も使い続けることで、雑菌が繁殖したり臭くなります。
そのことで、頭皮や髪にも雑菌はついてしまうため、どんなに綺麗にしていても寝具を清潔にしておく必要があります。
枕カバーは柔らかい素材がベスト!
髪は摩擦に弱く、摩擦を繰り返すことで髪が傷んでしまい、切れ毛や抜け毛が続いてしまうと、頭皮にも影響が出やすくなります。
普段、何気なく手で髪をいじるのも出来る限り避けたほうがいいと言いますね。
触れることで、知らず知らずに抜けていることがあります。
しかし、それよりも睡眠中の枕との摩擦の方が多い影響だと考えられています。
寝相が悪い人は、自分の想像以上に頭を動かしているでしょう。
枕と髪との摩擦で髪がダメージを受けることで、枕に当たっている部分だけ抜け毛や切れ毛にも繋がるため、枕の素材には注目ですね!
枕の素材に適しているのはシルクですね。
髪と枕の摩擦による髪のダメージを軽減できるでしょう。
少し値段が高いですが、おすすめの素材になります。
シルクは非常に柔らかい素材になっていますので、髪との摩擦も最小限に抑えられるためオススメです。
そして、とても触り心地のいい上質な素材のため快眠にも繋がり、睡眠中に成長ホルモンも出るため、髪の生成を促します。