オイルが身体にもたらす効果が注目されつつあります。近年ではオイルブームが加速しています。
ココナッツオイル、エゴマ油、亜麻仁油など、店頭にはさまざまなオイルが並んでいますね。
これから注目されるのが「パンプキンシードオイル」になります。
Contents
パンプキンシードオイルとは?
パンプキンシードオイルとは、その名の通りかぼちゃの種から抽出されたオイルのことをいいます。
かぼちゃの種には、ビタミンやミネラルなど栄養素が多く含まれているのです。
そのため健康や美容に対する良い効果があります。
具体的には、ビタミンA・B・C・E・K、マグネシウム、カルシウムなどが含まれているのです。
パンプキンシードオイルには
1.尿失禁などの尿トラブルの予防や抗アレルギー作用。
2.糖の吸収を抑制するダイエット効果。
3.肌の老化や乾燥を防ぐ効果。
これらの効果があります。
1日の摂取量の目安は、大さじ1杯程度です。
高温にすると効果が発揮されなくなります。
そのため、料理などで使用する時には短時間の加熱の方が向いているオイルになります。
そして酸化しやすいものになるため、保存は冷蔵庫が最適です。
1か月以内に使い切った方がよいといいでしょう。
パンプキンシードオイルには、かぼちゃのような甘みがありますので、アイスクリームやサラダ、スープに入れると、一味プラスになり味が美味しく食べることができます。
栄養豊富!
日本ではまだ馴染みがないパンプキンシードオイルですが、ヨーロッパでは昔から”太陽の恵み”と言われるのです。
栄養価が高い「ぺポカボチャ」の種子から採った油になります。
種子は実に負けないほど栄養素が豊富なのです。
それは、リノール酸、オレイン酸をはじめとするビタミンA、ビタミンC、ビタミンEやミネラルが含まれています。
ナッツのような香りが特徴です。
しかし、加熱調理には向かないため、サラダにかけたり、冷奴にかけたり、風味付けに使うといいオイルになります。
そして、エイジングケアのための美容オイルとしても効果的でしょう。
パンプキンシードオイルのヘアケア効果
パンプキンシードオイルには、ビタミンやミネラルが多く含まれています。
そのため肌に良い効果があります。
一方で、健康な髪にとってビタミンやミネラルは必要な栄養素になります。
きれいな髪を維持するためにも食べるべき食材です。
また、髪の主成分となるタンパク質も含まれているのです。
そして、それだけではなく体に不要な水分や毒素を尿として体外へ排出させる効果もあることがわかっているため、浮腫みやすい方にはオススメです。
体の中の循環がよくなるということは、健康な頭皮や髪のためには土台を作る上で大切なことです。
血液のめぐりがよくなると、頭皮に十分な栄養素が運搬されるため健康な髪がはえてきます。
また、抜け毛を予防する効果もあります。
パンプキンシードオイルを購入するには、スーパーや自然食品のお店などにあります。
健康な髪のために是非とりいれてみてください!
髪ふんわり!エイジングケアにも。
洗い上がりはさっぱりして、タオルドライ後にアルガンオイルを毛先につけてドライヤーで乾かすと髪にハリやコシが生まれてきます。
自然なボリュームが生まれるため、髪のボリュームがなくなりぺちゃんこ髪に悩んでいる方にはオススメです。
頭皮の皮脂バランスを整えるため、抜け毛の防止にも効果的です。
まさしく頭皮と髪のエイジングケアをしてくれるのには最適です。
湿気が多くなる季節には髪が広がってしまい、落ち着かせるのが難しくなり、くせが強く出たりしますね。
そんな悩みも解決してくれるのです。
カボチャ種子油には、薄毛の中でも軽度から中程度のAGA(男性型脱毛症)を改善させる効果が期待できるのです。
しかも、1日にたった0.4gのカボチャ種子油を舐めるだけでも、十分な育毛効果が得られる可能性があると言われています。
カボチャ種子油を使った育毛実験
AGA(男性型脱毛症)はおでこや頭頂部から脱毛が始まってしまう、もっともポピュラーな薄毛の原因になります。
男性のハゲと言えば、ほとんどの場合がAGAになるでしょう。
遺伝的な要素が強いため、改善させるのはなかなかに難しいのです。
また、男性だけではなく女性でも薄毛にお悩みを抱える方はいますね。
原因としては、加齢や生活習慣の乱れの影響で女性ホルモンの分泌が減ることです。
そのため相対的に男性ホルモンが優位になってしまうことで、AGA(男性型脱毛症)になることがあるのです。
これをFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ぶ。
AGAは男性ホルモンの「テストステロン」が頭皮にある「5αリダクターゼ」という酵素の作用が原因で脱毛を引き起こし
「ジヒドロテストロン」に変化することで発症するのです。
カボチャ種子油にはジヒドロテストステロンの生成を抑えることができる可能性があるのです。
それを確かめるために…。
軽度から中程度のAGAを有する20~65歳の男性76人を使って実験。
使うもの
・パンプキンシードオイルのサプリメント。
・朝食の前に1粒に100mgのパンプキンシードオイルを2粒、合計200mgを摂取。
同様に夜も夕食30分前に合計200mgのパンプキンシードオイル摂取します。
朝と夕で合計400mgのカボチャ種子油を摂取する実験です。
実験では比較をするために…。
参加者76名のうち37名には、パンプキンシードオイルのサプリメント。
残りの39名には偽薬を使うことにしたのです。
そうして「介入群」・「対照群」に分けます。そして髪の変化を比較してみます。
偽薬を使った「対照群」→それがニセモノであることは伝えずに実験します。
それは、プラシーボ効果によって正確な検証ができなくなるのを防ぐためです。
実験は6か月間継続して続けられます。その途中の12週間(約3か月)と、24週間(約半年)で検証を行いました。
結果
個人の主観を取り除くため、多角的な視点から検証しました。
①被験者本人の感想
②フォトリコグラフティを使った科学的視点での検証
①被験者本人の感想
被験者の自己評価をVAS(ビジュアルアナログスケール)を使って調査。
つまり被験者本人が「髪が生えてきた!」という実感を得られているか検証するアンケート調査になります。
・0→最悪の状態
・10→最善の状態
・0~10と点数で採点します。
その調査結果は、12週目では介入群と対照群に有意な差は見られなかったのです。
しかし、24週目になると介入群の自己評価改善スコアは、対照群よりも有意に高かった!
これは半年間のカボチャ種子油服用で育毛の実感が得られたということになります。
②フォトリコグラフティを使った科学的視点での検証
フォトリコグラフティを使い、毛髪の数や太さを分析します。
頭皮の一区画をマイクロスコープで撮影します。
そして、その毛量や毛包の変化を評価する測定方法になります。
個人の主観や、写真による見た目の判断よりも、より正確に毛髪の変化を検証できるのです。
フォトリコグラフ結果
12週目、24週目、共に毛髪数の変化に有意な差があったという結果になったのです。
しかしながら「髪の毛の太さ」に関して変化は見られなかったのです。
介入群の毛髪数の平均増加率は30~40%でした。それに対して、対照群は5~10%にとどまったのです。
対照群もプラシーボ効果のおかげなのかもしれないですが、少しだけ髪の毛が増えていたのです。
結論
①カボチャ種子油を摂取したグループでは、約6カ月くらいで髪の毛が増えたという実感を得た人が増加傾向。
②カボチャ種子油によって髪の毛の量は確かに増えましたが、髪の太さはそれほど変わらない。
パンプキンシードオイルの特長
パンプキンシードオイルのシャンプーバーをご存知でしょうか。
髪がまとまりやすく、ツヤツヤになると使用している方が増えています。
食べるとほんのり甘いパンプキンシードオイルですが、前立腺や泌尿器系の病気に効果があるとされているのです。
1日に10gくらい食べることをオススメします。
(大さじ3/4程度になります。)
また、薄毛、更年期症状の緩和、がんの予防等にも
効果があります。
ただね、このオイル食べるのは難しいのです。
熱に弱いため加熱しない方が栄養満点です。
・アイスにかける
・パンケーキにかける
・サラダにかける
食べるのにも限られてくるため、なかなか摂取できないため、石けんにしました。
それをシャンプーバーです。
髪にシャンプーバーをに使ってみると、パンプキンシードオイルの良さを改めて実感します。
パンプキンシードオイルの効能
パンプキンシードオイルといえば前立腺。
というイメージが強いでしょう。
実は、その他にもあります。
頻尿、薄毛、更年期障害、うつ病、不眠などに
効果があります。
面白いと思ったのが薄毛です。
パンプキンシードオイルに含まれる亜鉛が、髪の成長を妨げる「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンを抑制してくれます。
また、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンKが
髪にツヤをあたえてくれます。
そして、場合によっては髪が太くなる可能性も高まるのです。
毎日のシャンプーに取り入れることで、髪質が変わることが可能になります。
是非お試しください。