毎日シャンプーするだけで白髪を染めることができる白髪染めシャンプーは、誰もが手軽に使える大変便利な商品です。
しかし実際にシャンプーをするだけで、本当に白髪を染めることが可能なのでしょうか。
そこでここでは、白髪染めシャンプーの特徴や効果、またそのメリットやデメリットなどやシャンプーを選ぶポイントなどについて見ていきたいと思います。
Contents
白髪染めシャンプーの特徴や効果とは?
白髪染めシャンプーの特徴としてまず挙げられるのが、その使いやすさや手軽さであると言えるでしょう。
例えば自宅で自分で白髪染めをする場合は、白髪染めの薬剤の他にも手袋やヘアキャップ、イヤーキャップなどを準備しなければなりません。
また薬剤を髪に塗った後も一定時間待たなければなりませんし、その後もしっかり薬剤を洗い流さなければ頭皮トラブルを引き起こす原因になる可能性もあり非常に手間や時間がかかります。
一方で白髪染めシャンプーの場合は、普段通りにシャンプーするだけで手軽に白髪を染めることが可能となっています。
また通常白髪染めに含まれているジアミン系やパラベン系の染料を使用していないため、アレルギー反応や炎症などが起きにくく肌の弱い方でも安心して使用することができます。
またシャンプーを使い続けることで、髪にツヤやコシが出てパサつきを抑えてくれます。
ただし一般的な白髪染めとは異なり、一度で全て染めるということはできないため、美容室に行った際のような仕上がりを求める方には向いていない方法であると言えるでしょう。
白髪染めシャンプーのメリットとは?
ここでは、白髪染めシャンプーのメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。
髪や頭皮へのダメージが少ない
美容室や自宅などで薬剤を使い髪を染めると、どうしても髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
しかし白髪染めシャンプーであれば、普通のシャンプー同じように使うだけでダメージを与えることなく、白髪を染めることができます。
初めてでも簡単にできる
白髪染めシャンプーの場合、わざわざ手袋やヘアキャップ白髪染めのなどを用意したりする必要もなく、さらに時間をおく必要もないため入浴中に手軽に白髪を染めることが可能となっています。
また薬剤ではなくシャンプーする時に出る泡により髪を染めていくため、髪全体をムラなく染まることができ染め残しが出にくいことも大きなメリットであると言えるでしょう。
自然に染められる
毎日シャンプーするごとだんだん染まっていくため白髪染めシャンプーを使えば、周りに気づかれることなく自然に白髪を染めることができます。
体への負担がない
一般的な白髪染めの薬剤には、発ガン性があるとされているためヨーロッパなどでは使用を禁止されている、ジアミン系の酸化染料が含まれていますが、
しかし白髪染めシャンプーにはこのような体に悪影響を与える可能性のある成分は含まれていないため、誰でも安心して使用することができます。
白髪染めシャンプーのデメリットとは?
白髪染めシャンプーには速効性はないため、他の白髪染めの方法に比べて時間がかかってしまうことがデメリットであるといえます。
ですからすぐに染めたいという方には、向いていないと言えるでしょう。
白髪染めシャンプーを選ぶポイントとは?
ここでは、白髪染めシャンプーを選ぶ際に重視すべきポイントについて詳しく見ていきます。
髪へのダメージがより少ない天然成分配合のシャンプーを選ぼう
白髪染めは、大きく分けて天然成分と化学成分が使われているものがあります。
化学成分の使われている白髪染めは、髪が染まりやすいというメリットがある反面、頭皮が炎症を起こすなど頭皮トラブルを招く可能性があります。
特に毎日使うものであることを考えると、やはり髪や頭皮へのダメージが少ない天然成分を選んだ方がよいでしょう。
自分の髪の色に合ったシャンプーを選ぼう
より自然に髪を染めていくためには、自分の髪色に合わせたカラー選びも非常に重要です。
もし髪の色が黒色の場合は、黒色のカラーを使うことでだんだんグレーに変化し、ナチュラルな印象に仕上げることが可能となります。
また髪が茶色の場合は、薄い茶色から徐々に濃い茶色に近づけていくとよいでしょう。
このように自然な仕上がりにしたいのであれば、自分の髪の色が何色なのかをしっかり把握して、その色に合わせてカラーを選ぶことが大切です。
白髪染めシャンプーを使う手順とは?
以下では、白髪染めシャンプーを使う際の手順について詳しく見ていきます。
①ブラッシングで髪の汚れやホコリを落としておく
白髪染めシャンプーを使用する前には、髪の汚れやホコリなどを取るためしっかりブラッシングしておきましょう。
そうすることで仕上がりに影響を与え、より自然な仕上がりになります。
②念入りに予洗いしておく
白髪染めシャンプーを使う際には、髪に付着している汚れやスタイリング剤などはしっかりと予洗いして洗い流しておきましょう。
汚れなどがついていると、その部分がうまく染まらずムラができてしまう可能性があるためくれぐれも気をつけましょう。
シャワーの温度は38度ぐらいの少しぬるめが理想的です。
あまりお湯が熱すぎると頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまったり、髪や頭皮にダメージを与えてしまう場合もあるため注意が必要です。
③白髪染めシャンプーを一度手のひらに伸ばしてから使う
シャンプーをそのまま髪や頭皮につけてしまうと、色ムラが出てしまうしまいます。
ですからシャンプーを一度手のひらに伸ばしてから、髪につけるようにすると良いでしょう。
④しっかり泡立てからシャンプーしよう
しっかり泡立ててシャンプーすることにより、白髪を染める効果をアップさせることができます。
予洗いの際に髪の汚れなどが残っていたり、使用するシャンプーの量が少ないと、泡立ちが悪くなり白髪染めの効果が半減してしまう場合もあるため注意が必要です。
ただし、ゴシゴシと力をこめて洗うと髪が痛んでしまうため、指の腹を使い優しく洗いましょう。
もし髪が長くなかなか泡立たないという場合は、頭皮専用の洗髪ブラシを使うのがおすすめです。
またシャンプーを洗い流す際には、生え際などにシャンプーが残らないようシャワーでしっかり流しましょう。
⑤白髪染めコンディショナーも一緒に使おう
白髪染めシャンプーを使ってシャンプーすると一度では完全に染まらないため、時間が経過すると徐々に白髪がはっきり分かるようになります。
少しでも早く染めたい、または色落ちを防ぎたいという場合には、白髪染めシャンプーと一緒に白髪染め用のコンディショナーを使うといいですよ。
⑥シャンプー後はドライヤーでしっかり乾かそう
シャンプーした後は、ドライヤーを使って髪をしっかり乾かしましょう。
特に白髪染めシャンプーで染めた場合は、ドライヤーでしっかり乾かすと色持ちも良くすることが可能となります。
またシャンプー後に髪を乾かさずにそのまま寝てしまうと、白髪染めの色素が枕やシーツに付着してしまい汚れてしまう可能性もあるため、シャンプー後は必ずドライヤーでよく乾かすようにしましょう。
まとめ
今回は白髪染めシャンプーの特徴や効果や、メリットやデメリットなどについて詳しく見てきました。
白髪染めシャンプーは毎日使うことで、周りに気づかれることなく自然に白髪を染められる反面、完全に染まるまでにはある程度時間がかかるという一面もあるため、それぞれの目的に合わせて通常の白髪染めとうまく使い分けていくとよいでしょう。