余っている化粧水を持て余したことはありませんか?中途半端に余った化粧水を結局捨ててしまうこともあるのではないでしょうか?
余っている化粧水があったら、ぜひ試して欲しいのがヘアパックです。
効果を実感したら、余っている化粧水ではなく、専用に用意してしまうかも?
今回は余っている化粧水でヘアパックする方法や、どんな効果があるのか、どんな化粧水を使用したらいいのか、などをご紹介します。
Contents
化粧水でヘアパックの仕方
普段のヘアケアはシャンプーをして、トリートメント、という人が多いと思います。
ですが、いくらトリートメントをしても、髪の毛の水分量がそもそも少ないと効果が半減してしまいます。
お肌も、化粧水で潤いを与えてから、乳液やクリームで蓋をしますよね。
髪の毛も同じなんです。水分を与えてから、トリートメントやコンディショナーで蓋をすることでトリートメントの効果も最大限に引き出すことが出来ます。
化粧水のヘアパックの仕方は簡単。
シャンプーをしたあとに、髪の毛を絞るか、軽くタオルドライをして水分を拭き取ります。
そのあと、化粧水をつけます。髪の毛全体に馴染ませるようにしてください。
トリートメントやコンディショナーと違って化粧水はサラサラとしているので、手などで塗ると全体的に行き渡らせるのに時間がかかります。
スプレー容器などに入れてスプレーするのが簡単で、早く塗布することができるのでおすすめです。
100円ショップなどでもスプレー容器は手に入れることが出来ます。
トリートメントやコンディショナーは頭皮は避けて塗布するのが、一般的です。
しかし、化粧水は肌に付けるものなので、頭皮についても大丈夫。頭皮が乾燥気味の人はむしろ、頭皮にも塗布すれば、乾燥を防ぐこともできます。
化粧水をつけたら、3分くらいおきます。
すぐにトリートメントをしてしまうと、トリートメントを流す時にまだ浸透していない化粧水も一緒に流してしまい、効果が半減してしまいます。
できたら、ヘアキャップやシャワーキャップなどを被って、湯船に浸かりましょう。
頭皮が温まり、血行がよくなるだけではなく、湯船の蒸気によってスチームパックの効果もあります。
スチームによって化粧水の浸透もよくなります。
時間をおいて、化粧水が髪の毛に浸透したら、トリートメントやコンディショナーをして流します。
使用する化粧水のタイプは?
今は化粧水も色々なタイプが販売されていますよね。
髪の毛におすすめなのは、サラサラしたタイプの化粧水です。
あまり油分を含んでいないものがおすすめですが、基本的にはどんなタイプでも大丈夫です。
注意したいのが、アルコール配合の化粧水です。
アルコールは髪の毛を傷める原因になりますので注意しましょう。
拭き取り化粧水なども、使用しないほうがいいでしょう。
乳液と一体になったオールインワンタイプの化粧水だと、塗りすぎるとベタつく場合がありますので、量には気をつけて使用してください。
どんな効果がある?
化粧水を使ったヘアパックは、髪の毛の水分量をアップさせるのに効果的です。
髪の毛がパサつく、乾燥しているという人に効果が期待できます。
髪の毛の水分量が安定することで、
・髪の毛のツヤ
・髪の毛がまとまりやすくなる
・髪の毛が痛みにくくなる
・髪の毛が強くなる
などの効果が期待できます。
さらに頭皮の乾燥も防ぐことが出来るため、抜け毛や薄毛防止、頭皮の炎症なども防止することができます。
お出かけ前にも
お出かけ前、髪の毛の乾燥が気になったりすることはありませんか?
そんなときにも、化粧水のヘアパックがおすすめなんです。
ハンドクリームなども髪の毛の乾燥に効果があると言われていますが、季節によってはベタつきがきになりますよね。
化粧水なら、べたくかずに水分だけ補給してくれるので、潤っているのにサラサラな髪の毛を保つことができます。
お出かけ前にも髪の毛に化粧水をスプレーするだけ。ヘアケア専門のものだと、顔にかかってしまうのを注意しないといけません。
おでこなどについて、ニキビなどの原因となることも。化粧水なら気にせず、シュッシュとすることができます。
携帯用のスプレーボトルに入れて、お出かけに持ってくのも簡単ですね。
もちろん、余っている化粧水ではなくて、いつも使用している化粧水でも可能です。
流さないトリートメントと組み合わせる
洗い流すトリートメントではなく、洗い流さないトリートメントを組み合わせるとさらに効果的です。
洗い流すタイプだと、化粧水も一緒に流してしまいます。
しかし、洗い流さないトリートメントなら付けた化粧水をそのまま、髪の毛に閉じ込めることができます。
使用方法は洗い流さないトリートメントの使用方法に沿って使用するだけです。
洗い流さないトリートメントはタオルドライした濡れた髪の毛に使用するものと、乾いた髪の毛に使用するものの2種類あります。
どちらのタイプでも、トリートメントの前に使用するだけです。
この場合もお風呂で使用する時と一緒で、3分〜5分時間を置いて浸透させます。
外側だけではなく、髪の毛の内側からもスプレーすると全体的に化粧水を行き渡らせることが出来ます。
アレンジ方法
化粧水がさっぱり過ぎて物足りない、香りが好みではない、などの場合アレンジすることも可能です。
乾燥が気になる人は化粧水に
・椿オイル
・あんずオイル
などの植物性のオイルを数滴まぜてヘアパックをします。
植物性でもオリーブオイルはベタつくので避けましょう。
また、香りが欲しいときにはスプレーボトルにアロマオイルを垂らします。
オイルなどでアレンジしたスプレーは顔などにつくと肌荒れなどの原因になることがあるので注意しましょう。
また、化粧水を温めて使用するのもおすすめです。
温めると浸透もよくなり、頭皮に塗布するとリラックス効果も。
湯煎で温める方法がおすすめです。
レンジだと、化粧水の成分によては危険なこともあるので、注意が必要です。
新しく化粧水を買う場合
化粧水で行うヘアパックの効果を実感すると、余った化粧水が手元になくてもヘアパックをしたくなるという人もいると思います。
そんな時、どんな化粧水を購入したらいいのかをご紹介します。
化粧水のヘアパックで大切なのは、惜しみなく使用すること。たっぷり使用したいので、安価なもので十分です。
アルコールが入っていなくて、安価なもの。
日本のドラッグストアで販売されている化粧水なら安価であっても、品質が悪いということはありません。
髪の毛の保湿には最低限の成分が入っていればいいので、安価なもので十分なんです。
たっぷりと惜しみなく使用できる価格のものを選びましょう。
とろみがある化粧水よりも、さらっとしたタイプの方が塗りやすく、流す場合も場がさない場合もアレンジが効きやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
新しい化粧水を買ったりすると、つい早く試したくなって古いほうを放置しがちです。
また肌に合わなかった化粧水でも、頭皮につけなければ髪の毛であれば大丈夫です。
トリートメント前に使用するだけ、お出かけ前でも使用できて手軽に試すことのできる化粧水でのヘアパック。
家の洗面所、鏡台などに余っている化粧水があったら、ぜひヘアパックで潤いのある髪の毛を手に入れてみてくださいね。