CMや雑誌で話題の髪の毛に艶を与える高級なトリートメントを毎日使っているのに、髪の毛がバシバシで乾燥しているなんてことはありませんか?
せっかく良いトリートメントを使っているのに満足いく仕上がりにならなかったら幻滅してしまいますよね。
実はそのトリートメントが髪の毛にあっていなかったり、そもそもの使用方法が間違っている可能性があります。
この記事ではリンスやトリートメントについて詳しく解説しながら、自分に合ったリンス・トリートメントの効果的な使い方を解説していきますので、是非参考にしてください!
Contents
良いトリートメントを使っても髪がバシバシに!その理由は?
良いトリートメントを使っているのにかみがバシバシになってしまうのには、様々な原因が考えられます。
髪質の問題や使い方、トリートメント以外の問題点など様々ですので、一つずつ詳しく解説していきます。
髪質にトリートメントの成分があっていない
実はトリートメントはシャンプーと同じように様々な種類があり、配合されている成分も様々です。
乾燥しがちな髪に効果的なトリートメントや、脂っぽい髪の毛に効果的なトリートメントなど。
なので自分の髪質に合ったトリートメントを使うことで、艶のある美しい髪の毛を手に入れることができます。
ですが自分の髪質を無視したトリートメントを使い続けると、美しい髪の毛はおろか、どんどん髪の毛の状態も悪くなっていきます。
どれだけ良いトリートメントを選んでいても、自分に合っていなければ意味がありませんので自分の髪質に合ったトリートメントを選ぶことが大切です。
使用方法に問題がある
「髪質に合ったものを選んでいるのに十分な効果が得られない!」
そんな悩みを抱えている方は、そもそもトリートメントの使い方に問題があるかもしれません。
トリートメントにはキューティクルを補修し髪の毛に艶や水分を与える役割があるのですが、お風呂などで髪の毛が濡れたまま使用してしまうと、逆効果に。
正しい方法でトリートメントを使うことによって、美しい髪の毛を作り出すことができます。
ドライヤーの方法に問題がある
トリートメントの選び方や使い方に問題がない方は、お風呂の後のドライヤーに問題がある可能性があります。
髪は熱の影響を受けやすいので、近すぎたり長すぎるドライヤーはトリートメントを付けていてもダメージを与えてしまう事に繋がります。
お風呂から上がったらまずはタオルで十分に水分をふき取り、できれば10cm以上髪から話して乾かし、短時間で効果的に乾かすことが大切です。
リンス・トリートメントについて
髪の毛の手入れには欠かせないリンスやトリートメント。
その効果や役割について解説していきます。
リンスとトリートメントの違いについても解説していきますので、今までなんとなく選んでなんとなく使っていた方は是非参考にしてください。
リンス
リンスはもともと「すすぐ」という意味があります。
現在のリンスには、シャンプーによって失われた油分を補い、髪の毛を柔らかくしたり、しなやかにする働きがあります。
また、シャンプーで生じた髪の毛のもつれをほぐしたり、髪を滑らかにしてクシやブラシの通りをよくし、キューティクルの痛みを防ぎます。
さらにブラッシングによる静電気の発生を抑え、ホコリの付着を防ぐ効果も。
一口にリンスといってもその種類は様々で、髪の仕上がりの違いや髪質に合わせたリンスなど、非常に多くのリンスが出回っています。
傷んだ髪用のコンディショニングリンスや、フケ・痒み用のリンスなどのスペシャルタイプも。
また、色素の働きで徐々に白髪を目立たなくするカラーリンスもあります。
トリートメント
リンスとよく似た働きをするものにトリートメントがあります。
トリートメントも髪を滑らかにして、クシやブラシの通りを良くしたり、静電気の発生を防いだりする点はリンスによく似ています。
ですがトリートメントはさらに、その中に含まれているトリートメント成分を髪に浸透させ、傷んだ髪の毛を健康的な髪の毛に近づけるのです。
浸透したトリートメント成分が髪の毛を内側から強化し、枝毛や切れ毛を防いだり、髪の潤いを保つ役割があるのです。
ちなみにトリートメントには「治療」という意味もあります。
「ヘアパック」や「ヘアマスク」と呼ばれる製品も、髪の毛を包み込んでケアするので、トリートメントの一種と考えてよいでしょう。
また、髪の毛の状態を整える製品という意味で「コンディショナー」と呼ばれるものもあります。
トリートメントのメカニズム
トリートメントは髪の毛の表面につくだけでなく、傷んだ髪の毛の中にも入り込んで、髪の内部と表面の両方からケアします。
傷んだ髪の毛は、内部のタンパク質が溶出し、パサつきや切れ毛・枝毛を起こしやすくなっています。
トリートメントは傷んだ髪の毛に油分・水分・タンパク質などを補って、健康的な髪の毛の状態に近づけるのです。
リンス・トリートメントの効果的な使い方
リンスとトリートメントの役割についておわかりいただけたと思います。
それではリンスやトリートメントはどのように使えば効果的でしょうか?
地肌ではなく髪の毛につける
まずリンスやトリートメントは地肌ではなく、髪の毛につけるようにします。
リンスやトリートメントは髪の毛に油分や水分を補うのが目的で、髪の毛の発育を促すものではないので、地肌につけても意味がありません。
健康的な髪の毛に比べて、傷んだ髪の毛にはリンスやトリートメントの成分が吸着しやすいので、傷みやすい毛先を中心に付けると効果的です。
量には個人差がある
髪の毛につける量ですが、これはその人の髪の毛の傷みの状態やすすぎ方によって、髪の毛について残るリンスの量が異なります。
また、個人の仕上がりの問題があり、一概にどの量が良いとは言えません。
同じ量のリンスやトリートメントを付けても、傷んでパサパサ下髪の毛と健康的な髪の毛の場合では、仕上がりが違ってきます。
様々な量で試してみて、自分に一番合う量を見つけ出しましょう。
リンスはすぐに流す、トリートメントは3~5分放置しておく
リンスは髪の毛に直接つけて、良くなじませた後、すぐにすすいでも効果がありますが、トリートメントの場合は髪の毛につけてからしばらく(3分~5分)置いておくと効果的です。
先ほど解説したように、トリートメントは髪の毛の中に入って内側からケアします。
つけた直後よりも数分置いたほうが、トリートメント成分が良く浸透します。
またこの時、蒸しタオルなどで髪の毛の温度を高くするとより効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では髪の毛のケアに欠かせないリンスやトリートメントの効果について解説しながら、効果的な使い方についてご紹介してきました。
良いトリートメントを毎日使っていても髪の毛が乾燥したりバシバシになるのには、いくつかの問題点があることが分かりました。
自分の髪質に合ったトリートメントやリンスを使う、ただし使い方で効果的に髪に毛をケアする、ドライヤーの方法を見直すなどで、髪の毛のトラブルを解決することができます。
またリンスとトリートメントの違いを把握し、自分が理想とする仕上がりになれるものを選ぶことが大切です。
正しく効果的な使い方を是非取り入れていただき、誰もがうらやむ美髪を手に入れましょう!