ヘアケア

冬のおすすめ! 加湿器を使ってしっかり女性の薄毛対策をしよう!

冬になると空気が乾燥して、お肌も髪の毛も潤いがなくなってしまいますね。

化粧水や乳液でしっかり肌ケアはしているという方も多いですが、髪の毛のケアはどうでしょうか。

冬の乾燥で髪が傷んでしまうと、抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。

そこで今回は、加湿器を使った冬の薄毛対策についてまとめてみました。

加湿器を上手に使って乾燥知らずのきれいな強い髪の毛を目指しましょう!

なぜ冬は髪も乾燥するの?

寒くなってくると髪の毛がパサパサしたように感じたり、静電気が起きやすくなったり、髪の毛が乾燥しているな、と感じることが増えてきます。

冬は空気が乾燥しているため、肌や髪の毛からも水分が奪われていってしまうのです。

女性の皆さんが「ちょっとお肌がカサカサしてきたかも・・・。」

を感じた時には、既に髪の毛と頭皮の乾燥も始まっています。

髪の毛が乾燥していると感じる時には、髪の毛の内部と頭皮の両方が水分不足になっている状態です。

そうなってしまうと単純に髪の毛を濡らしただけは髪の乾燥は治りません。

そして湿度が50%を切る状態になっていると、放っておくとどんどんと髪の毛や頭皮の乾燥が進んでいきます。

真冬の天気予報で「今日は湿度30%を切るかもしれません。風邪を引かないように注意しましょう」というお知らせを聞いたら、「髪や頭皮も乾燥するので注意しましょう」と言っているのだと思いましょう。

髪の毛は乾燥しすぎると薄毛になるって本当?

「冬になると抜け毛や切れ毛が増えた気がする」という女性の方はとても多いです。

でもどうして髪の毛や頭皮が乾燥すると抜け毛や切れ毛が増えるのでしょうか。

フケと皮脂で毛穴がつまると薄毛になりやすくなる

頭皮も他の部分の皮膚と同じ様に、だいたい1か月位で新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。

健康な状態の頭皮はゆっくりきれいに剥がれていくのであまり気になりません。

しかし、頭皮が乾燥すると未熟なままの皮膚が剥がれ落ちてしまい、フケが大量に発生してしまうのです。

フケが増えていく中で、頭皮自体は乾燥を防ぐために、普段より多めに皮脂が分泌されてしまいます。

すると、頭皮の中でフケと皮脂と混ざり合い、毛穴が汚れてしまい、髪の毛にだんだんと栄養が行き届かなくなっていくのです。

栄養が届かない髪の毛は育ちも悪くなり、いま生えている髪の毛も新しく生える髪の毛も弱っていきます。

しっかり乾燥対策をしないと、頭皮の炎症も進んでしまい髪は薄毛になっていく一方です。

静電気で髪がいたむと切れ毛・薄毛になりやすい

冬になると気になる静電気。特に髪が長い女性の方にとって、静電気は冬の悩みの1つにもなってしまうことですね。

髪の内部にはキューティクルと呼ばれる髪の水分を閉じ込めている薄い膜のようなものがあります。

髪が乾燥してくるとこのキューティクルがはがれやすくなってしまうので、更に髪の中にある水分が出て行きやすい状態になってしまうのです。

髪の乾燥が進むほど摩擦は起きやすくなり、静電気が起きやすい状態に。静電気が起こると髪の毛の内部に電気刺激が起きて更にキューティクルがはがれやすくなる。

この繰り返しが起きてしまいます。

静電気が起きれば起きるほど髪は弱って、抜け毛・薄毛の原因になっていくのです。

ドライヤーのかけすぎも薄毛の原因

髪の毛を乾かすためにドライヤーを使うのは悪いことではありません。

しかし、乾かしすぎると頭皮も髪も乾燥してしまい、髪をキレイにするつもりが結果的に髪を痛めてしまうことになります。

日々のドライヤーで少しずつ乾燥が進んだ髪は弱って切れやすくなり、頭皮は剥がれやすくなり栄養もうまく届かなくなってしまいます。

弱ってしまった毛根から健康な髪の毛は生えてきません。ドライヤーのかけすぎも薄毛に繋がってしまうので注意が必要です。

加湿器で髪の毛の乾燥も防げるの?

お肌の乾燥は女性の大敵!お肌やのどの乾燥対策として、寝室やリビングなどに加湿器を使っているという方も多いですね。

加湿器は水を蒸気に変える方法によって4種類に分けることができます。

それぞれの違いを簡単に説明すると・・・

●気化式加湿器

フィルターなどに水分を含ませて、そこに風を当てることで空気中に水分を送っていく方法をとる加湿器です。

気化式加湿器はヒーターなどを使用しないため、比較的安全で電気代も安いです。

しかし、加湿の面で見ると、他のタイプの加湿器よりもパワーはやや劣ります。

●蒸気式(スチーム式)加湿器

タンクの中に溜めた水を温めて上記に変えて、空気中に蒸気を送っていくタイプの加湿器です。

温まった蒸気を広い空間に送ることができるので、とても効率的でお手入れも比較的簡単。

効果は抜群なのですが、水を温める時に電気代がかかるのがデメリットです。

●超音波式加湿器

超音波の振動によって水を細かい霧状に変えて蒸気にするタイプの加湿器です。

音が静かで、デザインも豊富なのでインテリアの1つとして使うことも出来るのが特徴。

常温の水を霧状にしているので、マメにお手入れが必要なのが気になるところです。

●ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式には気化式+ヒーターと超音波式+ヒーターの2種類があり、それぞれの加湿器の特徴を上手にミックスした加湿器になっています。

高性能の加湿器なので、安全で加湿能力が高いのが特徴ですが、その分だけお値段的にはやや高めの物が多くなっています。

加湿器のおすすめポイント「頭皮の乾燥を防ぎます」、と書いてあることはまずありません。

ですが、加湿器はお肌やのどの乾燥を防ぐだけではなく、髪の毛の乾燥対策にも効果を発揮してくれるんです。

室内の湿度が下がってしまえば髪からも頭皮からも水分が奪われてしまいます。

顔と頭皮の部分は繋がっていますので、「ちょっとほほがカサカサしてきたな」と感じている時には、髪の毛も頭皮もかなり乾燥が進んでいる状態です。

お部屋の加湿をしっかりとして肌の乾燥対策を行うことは、結果的には髪や頭皮の乾燥対策にも薄毛対策にもつながります。

薄毛対策になる加湿器の上手な使い方は?

冬場は室内で暖房を使うことも多いですね。

加湿器なしでヒーターやエアコンを使っていると、室内でも湿度が30%を切ってしまうこともあります。

湿度が50~70%くらいの環境が人の身体にはちょうどいいとされていますので、湿度30%を切っている状態はかなり危険な状態と言えます。

湿度が低下すると身体の免疫機能が低下し、肌のバリア機能も低下してしまいます。

乾燥してバリアが弱くなった頭皮は刺激を受けやすくなり、小さな刺激でも炎症を起こしやすくなってくるので、髪の毛自体も細く弱って薄毛になってしまうのです。

これを防ぐためには室内の加湿が重要!置き場所を考えることもポイントになってきますね。

例えば、

・エアコンをつける場合はエアコンの吸気口の傍に置く
・蒸気が直接当たる場所には置かない
・蒸気の吹き出し口が床上70~100cm位に置く
・蒸気を冷やさないためにも窓際には置かない

などのポイントを抑えることで、加湿器の機能をより効果的に使うことができますよ。

空気の乾燥で髪と頭皮が弱ってしまわないように、薄毛対策のためにも加湿器を正しく使いこなしましょう!

まとめ

空気の乾燥が髪の毛や頭皮に良くない、ということがおわかりいただけたでしょうか。

いまや冬の加湿器は女性の必需品とも言えるものとなっています。

お肌の乾燥対策と薄毛対策のために、加湿器を上手に使って元気に冬を乗り越えていきましょう!