ヘアケア

薄毛女性も試してみたい!艶髪が女性の印象を決める

メイクやファッション、ヘアスタイルなど、女性の印象を決定づける要素はたくさんありますが、その中でも髪の毛は女性の印象を決定づける大切な要素となります。

髪の毛がパサついていてはケアを怠っているように見えるし、逆に脂っぽさがあればその分印象も悪くなってしまいます。

女優やモデルのような艶のある髪の毛は、異性、同性問わずして印象が良くなるので、私たち女性は日々のケアを通じて髪の毛に艶を与える必要があります。

そこでこの記事では、まずは艶髪とは何かを解説し、また艶のある髪の毛がどんな影響・印象を与えるのかどうかを解説していきますので、今まで髪の毛に関することが疎かった方でも是非ご一読ください。

髪の毛の特性

大枠で髪の毛を分類すれば、「髪が太い」、「細い」、「硬い」、「軟らかい」、「量が多い少ない」、それに全体的に「普通」という具合です。

大まかに分ければ、このどこかに自分の髪質が存在するはずです。この髪質の違い、つまり艶があるかどうかはキューティクルの密度の差異にあります。

日本人の髪の毛の特長

濡らすと多くの人が直毛になりますが、乾燥してくるとその人特有の癖が顕著になるという傾向があります。

そういうことまで自分の髪質の特質を知っておかないといくら髪型に凝っていても効果半減というわけです。

美容院に行くときも、本人が毛髪の特質を知らなかったり誤解していると、お互いの立場を超えて行き違いが出てしまいます。

本人はロングにしたいと主張をしても、髪質からするとショート、ぎりぎりのところでセミロングの方が顔質にに合っていると思えることがあるからです。

艶髪とは

「艶髪」とは、その名の通り艶のある髪の毛ですが、髪の毛自体がまっすぐ整っていて、水分と油分ともにバランスよく補完されている髪の毛のことを指します。

上記の意味合いでは少し抽象的ですが、具体的にはキューティクルがうろこ状に連ななってしっかり水分と油分で保持されている状態のことを指します。

キューティクルとは

CMやシャンプーやリンスのキャッチコピーでもよく聞く「キューティクル」とは、1本1本の髪の毛の表面部分を覆っていて、外部からの強い刺激を防御している組織のことを言います。

別名毛表皮とも呼ばれるのですが、艶のある髪の毛ほど、このキューティクルがきれいに整っていて、髪の表面にきれいに並んでいます。

キューティクルは硬いので弾力性に乏しく、はがれやすいのが特徴的で、特に物理的圧迫に弱くてもろいです。

キューティクルがはがれると当然髪の毛は傷み、外部・内部からの髪への影響をもろに受けますので、艶がどんどん無くなって艶髪とは呼べなくなってしまいます。

日本人のキューティクルは丈夫

キューティクルは一度崩壊すると再生しないといわれており、同じ黒髪でもラテン系・中東系・インド系・中東系・黒人系と全然違います。

その中にあって日本人の髪のキューティクルは丈夫な方だといわれていますが、近年女性でもパーマを楽しむ人が増え、かなり傷んでいる、というのが実情的です。

ですが古くから伝わる日本人の黒髪は、艶のあるのが美人の象徴ですので、その名残は今も残り日本人女性といえば艶髪という印象があります。

艶髪かどうかを確かめる方法

自分の髪が艶髪かどうか、簡単に確かめる方法があります。

1つは、抜け毛を使って確かめる方法です。抜けた髪1本を、両手でつまんで左右にギュッと引っ張ります。すぐにプチッと切れてしまったら艶髪度は低いと言えるでしょう。

もう1つは、髪が濡れているときに行います。10本くらいの髪を手に取り、人さし指にグルグルと巻きつけて10秒。パッと離したとき、するりともとの状態に戻るかどうか。指に巻きついたままだったり、からまってしまったりしたら、艶髪度は低いと言えます。

あなたの髪の状態はどうだったでしょうか?

この2つのテストで艶髪度が高いとわかった方は、かなり健康で強い髪と言えます。艶を失わないよう、ベーシックなお手入れを続けていっていただければと思います。

そして艶髪度が低いとわかった方。今日、これからが変わるチャンスです。

正しいお手入れを続ければ、必ず髪は応えてくれます。

素敵と思わせるためには2つのポイントを押さえる

髪に手をかけよう、お手入れをきちんとしよう、ということをお話しすると、必ずこんな声が聞かれます。

「お手入れするって、お金がかかるんでしょう」
「とても髪に手間をかけている時間なんてないわ」

ごもっともな意見です。

日本の女性たちはとにかく忙しい。子育てしたり、家事をしたり、仕事をしたり、介護をしたり……。

そんなに一人で頑張らなくてもいいじゃない、と声をかけてあげたくなるくらいです。

でもお金や時間をかけて行うことだけがお手入れではありません。むしろ、それは特殊な例。ヘッドスパでトリートメントやマッサージを受けるまえに、お金も時間も
かけずにやれることが、まだまだたくさんあります。

たとえば、素敵だなと思う女性はたいてい髪がきれいで、ヘアスタイルもおしゃれですよね。

そんな女性たちが意識している重要なポイントというのが、この2つです。

・髪に艶がある
・髪のトップにボリュームがある

ところがこの2つは、年を重ねるほどに失われていくものです。

ですが、この特徴をつかむことができれば、若々しい印象を手に入れることができます。

日々の心がけ次第で「艶髪」をつくることができる

これから生えてくる髪は、やる気次第でいくらでも変化します。

何歳になっても、あきらめることはありません。

たかが髪、されど髪。豊かに、そして美しくなれば見た目も変わりますし、落ち込みがちだった気持ちだってぐんと明るくなります。

きちんとケアを行なうことで白髪が減ったり、髪のボリュームがアップしたりといった嬉しい結果が見えてきます。
そして自信がつき、その人を輝かせてくれます。

対症療法だけでは美しい髪は保てない

現代人は、本当の意味での「ヘアケア」をしていないといえます。

なぜかといえば、私たち女性にとって、髪の毛はファッションです。好きな色にカラーリングしたり、パーマをかけたり。

ヘアスタイルは自分をどう見せたいかという自己表現。だから服と同じで、どんな色にするか、どんな形にするかばかりに目にいっています。

そして髪が傷んできたら、慌ててトリートメントする。現代人がやっているヘアケアは、何かトラブルがあったら対処するという、対処療法と同じです。

自信を与えてくれるのは、常に髪の毛

髪が全体の印象に与える影響はとても大きいですが、実は「気持ち」に与える影響非常に大きいのです。

髪にトラブルを抱えているい方というのは、突然のことに戸惑い、自分でも現実が受け入れられずに、精神的に追い詰められてしまう事すらあります。

髪に自信がないから、人に見られたくない、出かけるのがこわい、そんな風に思ってしまうのです。

ある程度年齢を重ねたら、髪の毛に変化が出てくるのは当たり前です。周りを見渡しても、髪の毛で悩んでいない人はいないのではないかというくらいです。

でもだからこそ、自信を取り戻してくれるのもやはり髪の毛ですので、艶髪を作り上げるために日々のヘアケア習慣を正しく行っていきましょう。