薄毛予防のためには、枕選びも重要です。
薄毛予防に枕?と思うかも方も多いかもしれないですね。
実は枕の硬さが頭皮に与える影響があるのです。
Contents
枕の硬さと頭皮との関係性
なぜ枕の硬さが重要なのでしょうか。
それは、枕の硬さによって頭皮の血行が大きく異なるのです。
髪の成長や発毛に必要な髪の素となる栄養素は、血管を通って頭皮へ補給されるからです。
そのため頭皮への血行が悪化してしまうと、髪の栄養不足に繋がってしまうため、薄毛になる確率を高める原因になるのです。
頭皮に良くない枕の硬さとは?
頭皮に良くないのは「硬すぎる枕」と「柔らかすぎる枕」になります。
それぞれが頭皮に良くない理由があります。
「硬すぎる枕」
硬すぎる枕で眠ると頭部が安定しないのです。
そのため睡眠中、首に対する負担が大きくなるため、首や肩が緊張した状態が続いてしまい、頭皮への血行も悪化してしまうのです。
「柔らかすぎる枕」
枕が柔らかすぎると、頭が枕に深く沈みすぎてしまいます。
そのため、頭部が枕に固定されてしまいます。
頭部が枕に固定された状態では、寝返りを上手く打つことができないためです。
寝返りは、睡眠中の身体への負担を軽減する効果がありますね。
寝返りが打てないでいると、身体への負担が大きくなってしまいます。
このことは、頭皮の血行悪化にもつながってしまい、頭皮だけではなく、身体の血行不良にもなります。
また、寝返りは深い眠りにつくためにも大切な要素になります。寝返りが打てずに浅い眠りになることで、成長ホルモンの分泌が損なわれてしまうため、髪の成長にも良くないのです。
自分にあった枕の選び方
頭皮に対する悪影響が少なく、薄毛になるリスクを軽減させる枕の条件があります。
「頭部をしっかり支えることができる硬さ」
「寝返りがスムーズに打てる柔らかさ」を兼ね備えていることにあります。
頭の重さや首の長さなど、体質は個人差が大きいですね。
特定の材質や硬さの枕が全ての人に適している、ということはないのです。
枕選びの際には、自分の体質に合っている硬さの枕を選ぶことが大切でしょう。
枕は睡眠してから数時間後の頭の位置が重要です。
頭が枕に沈む位置が首と頭蓋骨の高さがマッチしなければ血流は悪くなります。
また、どの枕に寝心地の良さを感じられるかも個人差が大きいこともありますが、首と頭蓋骨の高さが合う枕は、快眠間違いなしです。
いろいろな材質のものがあります。試してみることをオススメします。
寝だめはNG?寝すぎても髪には悪影響?
人は「寝だめ・食いだめ」はできないと言われますね。
一週間一生懸命に働いて疲れ切ってしまい、週末は一日寝てしまい一日が終わってしまうことありませんか?
睡眠は体の疲れを取るための重要な役目を担っています。
しかし、寝れば寝るほど疲れが取れ、健康になっていくわけではないのです。
実は、寝過ぎることで、体に悪影響を及ぼすこともあり、髪にも影響することがあります。
寝すぎは髪に良くない?
何事も過ぎたるは及ばざるが如しといいますが、寝すぎもやはり良くないでしょう。
最近のアメリカの研究では、平均よりも多く睡眠をとっている人は、睡眠不足の人と同じくらい心筋梗塞の重大疾病のリスクを負っているという結果が出ています。
心筋梗塞は血管内に付着物が堆積してしまい、血液の流れを滞らせて発症する病気のことです。
脳で起これば脳梗塞となりますね。
脳ではない血管異常をきたすこともあり、その確率が高まるということです。
頭皮の毛細血管は詰まったとしても命までは奪われません。
しかし、血液の循環が悪くなれば当然育毛力も落ちてしまうでしょう。
視点を変えると、なぜ長時間寝てしまうのかという問題もあるでしょう。
睡眠の質が悪く、長時間寝ないと疲れが取れないのであれば、その原因を考える必要があります。
そうしないといつまでたっても根本的な原因が改善されず、自律神経系がやられてしまい、さらに眠りの質が悪くなるという悪循環に陥る危険があるのです。
自律神経にトラブルが起きることで、血管の収縮が起きます。頭皮で血行不良が起きやすくなりますので、毛根の力が弱ってしまい、抜け毛や薄毛を引き起こします。
髪のために最適な睡眠時間
最適な睡眠時間は当然個人差はありますね。
おおむね6時間から8時間前後と言われています。
通常の生活をしている限りは、この程度の時間しっかり睡眠を取れば体力が回復しますし、翌日の活動に支障が出ることはないはずです。
ただし、例えば会社の仕事などで平日の疲れがたまってしまうこともありますね。
その疲労を回復するために、週末はいつもより長く寝てしまうことは誰にでもあるでしょう。
これは、長時間睡眠が習慣になっているわけではありません。
体が体力の回復の為に必然的に取る行動なのです。
こういった体が疲れていて、その回復のための睡眠であれば無理にこれを妨げる必要はないのです。
長時間労働が日常的になることは好ましくありません。
しかし、これはまた別の問題として、注意が必要なのは日常的に長く寝てしまったり、睡眠の質が悪くて、浅い眠りのために中途覚醒が起きやすいなどの自覚がある場合に限ります。
自覚がある人は生活習慣の乱れを見直したり、適度な運動をしているかを見直す必要があります。
改善するだけでも睡眠の質が変わり、健康になります。
枕に20本以上の髪は危険‼︎
シャンプー時に抜け毛が80本が抜けるといいます。
そうすると、1日の中での残りの抜け毛は正常だと20本ということですね。
その残り20本もしくは、20本以上の髪の毛が枕に付いていると、どうなるでしょうか。
寝ている間に20本以上という事は、その他に起床してからの普段生活している中で更に抜けているという事になりますよね。
これは、1日の平均抜け毛本数の100本を上回っている事になってしまいます。
そうなると、朝起床して枕に20本以上の抜け毛が付いしまうと、薄毛になるリスクがかなり高くなるでしょう。
枕に20本以上の対処方法とは?
しっかりと乾かしてから寝る
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、頭皮に雑菌が沸きやすく、頭皮を健康に保つ常在菌があるにもかかわらず、異常繁殖してしまう可能性も高めてしまいます。
最悪の場合「脂漏性皮膚炎」という皮膚病を引き起こしかねません。
この「脂漏性皮膚炎」は、その症状は脱毛するという恐ろしい症状が隠れているのです。
そのため、お風呂上りは必ず、すぐに髪の毛を乾かして寝ることが大切です。
頭皮が乾燥している
頭皮が乾燥してしまうことにより、あらゆるトラブルを巻き起こしやすくなるのです。
頭皮が乾燥することにより、髪の毛に栄養分が行き渡りにくくなるため、髪の毛の毛根が弱ってしまうのです。
そうなると頭皮が乾燥しているということは、かゆみを引き起こすことがあり、フケになる可能性が高まります。そして、髪の毛は簡単に抜けてしまう状態にもなり、薄毛になりやすいです。
頭皮が痒いからとガシガシと掻いてしまうことで、爪などによって傷付いてしまった頭皮は、傷口の修復に栄養分を使おうとするため、
本来髪の毛に行くはずだった栄養が頭皮の修復に使われてしまう為、髪の毛がどんどん痩せ細ってしまい、抜け毛や薄毛に繋がります。
乾燥した頭皮が枕との摩擦でもっと悪化してしまうため、頭皮環境を整えて枕の硬さを選ぶことが大切になります。