ヘアケア

女性は髪をいたわり美しい艶髪へ!薄毛の対策も

髪質や髪型に違いはあっても、髪の毛がきれいな艶髪であることには越したことはありません。

パサついた質感の髪の毛では一気に女性度は下がります。

20代で若さでカバーすることもできますが、肌のハリが無くなってくる年齢になると、髪の毛のパサつきは見た目年齢も大きく引き上げます。

そこでこの記事では美しい艶髪を手に入れるために知っておきたい正しいヘアケア情報をお届けしていきますので、艶髪を手に入れたい方は是非参考にしてください!

パサついた髪の毛の原因

髪の毛の艶や感触はキューティクルが左右しています。

キューティクルの主成分はタンパク質。

その表面をキューティクルを保護する脂質成分「18-MEA」と呼ばれる成分がコーティングしています。

この18-MEAが失われるとキューティクルのダメージが進みやすくなってしまい、枝毛や切れ毛、パサつきの原因になってしまいます。

しかも18-MEAは摩擦に弱いため、無理なブラッシングや過度なシャンプー、紫外線やヘアアイロンの熱などで簡単に失われてしまいます。

さらに、一度失われると二度と再生することはありませんので、できるだけ守ってあげることが大切です。

そのためにいちばん気を付けておかなければいけないのが、髪を濡れた状態で放っておかない事。

濡れた状態でブラッシングするのもキューティクルをはがす原因になってしまいます。

日々の生活習慣は髪に現れる

トリートメントなどのケアで髪の毛の表面に18-MEAを一時的に補給することもできますが、キレイな艶髪のためにはインナービューティーが欠かせません。

人間の体は食べたものによってできているといいますが、髪の毛も同様です。

食事・睡眠・適度な運動といった健康的な生活がキレイな艶髪をはぐくみます。

身体の内側の質が髪の毛や肌の質に現れ、外見の評価を左右します。その周囲の評価が心を動かし、さらに内側の質を左右します。

髪の毛と内面、つまり美容と心は強くリンクしているということです。

日々のシャンプーを見直そう

忙しくて余裕のない生活を送っていると、夜の過ごし方にもしわ寄せが来ます。

疲労感の高さにもよりますが、「湯船につかる→髪の毛を乾かす→シャワーを浴びる→メイクを落とす」を削ってしまう日があるのではないでしょうか?

髪の毛を乾かさずにぬらたままで寝てしまう事は、髪の毛に大きなダメージを与えることは皆さんも知っていると思います。

同様に、シャンプーをしないで次の日の朝を迎えることは、抜け毛が多くなってしまう場合があります。

毎日シャンプーをしないと抜け毛に

髪の毛や頭皮は、毎日のシャンプーでリセットされ、健康なサイクルを保っているところがあります。

毎日のルーティンを崩すと、それだけで髪の毛に負担がかかり、次の日に抜け毛が2割増しになってしまうことがあります。

そうやってダメージを受けた髪の毛を目の当たりにすると、さらに心がどんより曇ってしまいますよね。

髪のダメージだけでなく心への負担が大きいことも、覚えておきましょう。

気持ちのリセットをしたいときにシャンプーはおすすめ

気持ちのリセットをしたいときに、シャンプーを丁寧に行うことは非常に有効です。

紙をくしゃくしゃにしてから捨てる、足を何度も組み替える、そんな無意味な身体の行動が起きているときは、時間をかけてシャンプーをしてみましょう。

心がほぐれてリラックスできるはず。

シャンプー時に頭皮マッサージをするのも頭皮の血液が循環されますのでおすすめです。

トリートメントの種類

トリートメントの種類は、大きく分けると2つあります。

一つは、シャンプーの後にお風呂で使って洗い流すタイプ(インバス)、もう一つは、髪の毛を乾かす前後に用いる洗い流さないタイプ(アウトバス)です。

インバス

インバスは、頭皮用(スカルプケア)を除いて、髪の毛に必要な栄養を補い、ツヤや指通りをよくするために使います。

そのため、トリートメントを付けるのは毛先が中心。本来、髪の毛が健康な状態なら頭皮から出る皮脂で髪の毛に油分が補われます。

とはいえ髪の毛は日々様々なダメージを受けているため、それを補うのがインバスの役割があります。

そのため、生まれたばかりの根元の髪にトリートメントをべたべた付ける必要はありません。

栄養分を浸透させたら、塗るつきがなくなるまでしっかりと洗い流すのがポイントです。

アウトバス

一方、アウトバスのトリートメントは、ドライヤーの熱や外気からの髪の毛のキューティクルを守るために使います。

タオルで髪の毛の水分を拭き取り、ドライヤーをかける前にトリートメントを行きわたらせます。

種類としては、スキンケアのように、ミストから乳液、クリーム、オイルなどがあります。

主にパサつきを防ぐ目的なので、髪のボリュームが少ない人やペタッとしてしまうひとは油分の少ない軽い質感のものを、反対に乾燥や広がりやすい髪の人は、クリームなど重めのものを選ぶといいでしょう。

両方のトリートメントをうまく使おう

必ずインバスやアウトバスの両方のトリートメントを使わないといけないかというと、そんなことはありません。

インバスは髪の毛の摩擦や紫外線から髪の毛を守る役割があるため必須ですが、髪のダメージがひどい時にアウトバスをプラスするというイメージです。

とはいえ、トリートメントはあくまで保護と栄養補完。健康な髪の毛を育むために大切なのは毎日のシャンプーです。

髪の毛のいい香りは人の心に残る

香水の香りは好き嫌いがあるし、強すぎる香りは時にはテロにもなります。

香水NGなおいしいお寿司屋さんも増えてきました。

その点、「髪の毛からふわりといい香りがするのが素敵」に異論を唱える人は少ないと思います。

人間の五感の中で、嗅覚だけは寝ている間も働いています。

本能的にも、危険なものの香りを嫌い、安全なものを好きと判断する力があります。

香りは脳に直接働きかける
脳の中で記憶や感情をつかさどる「海馬」に直接情報を送ることができるものも嗅覚だけです。

ある香りをかいだとき、過去の光景がフラッシュバックにしたり、特定の人や場所を思い出した経験がある人も多いでしょう・

香りは直接脳に働きかけることができるので、いい香りをかぐことで情緒を安定させることができるのです。

香椎が苦手という人にも、髪の毛にヘアオイルなどを付けてさりげない香りを楽しむことはおすすめです。

下を向いたときや、後ろを振り向いたとき、髪の毛をかき上げたときなどに、優しく香ってくれます。

髪の毛に香りを付ける方法
髪の毛に香りのアイテムを付けるときは、「ほのかに香らせる」のがポイントです。

シャンプー・トリートメント・ヘアオイル・スタイリング剤など全てを香りのアイテムにしてしまうと、香りが混ざり合って台無しになってしまいます。

夜寝る前にリラックスするために、朝からモチベーションを高めるために、仕事の休憩中にリラックスするためになど、目的に応じて香りを楽しみましょう。

いい香りは、自分のためだけでなく、相手に好印象を与えるエチケットにもなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事ではパサつきがちな髪の毛を艶髪に維持するための方法やヘアケアなどをご紹介してきました。

髪の毛に艶を与えるためにはトリートメントなどを使うことはもちろん必要ですが、シャンプーで日々頭皮を清潔にし、強くて太い髪の毛を育てることが大切です。

また、ほのかにいい香りがする人はずっと印象深く残りますので、自分のお気に入りの香りを身に着けて、艶髪で街に出ましょう!